ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

9/16(金)AIK様No.43 ピンピンコロリを考える

2016年09月16日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏

 今日は駐車場のスペースが無く
バタバタしましたが時間通りギリギリ演奏開始が出来ました。
普通は出足で躓くと、気分的にノリが悪くなる可能性が高いのですが
今日は椅子に座って待っている利用者の皆様の笑顔に救われました。
我々を歓迎して下さる心が読みとれて嬉しく思いました。

歌詞用紙の担当の「S」さんも笑顔の素敵な方です。
いつもの調子で・・・・
小さい秋みつけた~十三夜~長崎物語~名月赤城山・・・と全十六曲・・
途中でハーモニカをお持ちの方と
「湖畔の宿」「故郷」をご一緒に演奏しました。

今日は、とにかく皆様の笑顔が良かったです!
初めから終わりまで笑いが絶えませんでした。

お一人・・いつもの「Uさん」の姿が見えません
係りに聞くと、入院されたとか・・

施設では、一か月入院すると退所になるところが多いです。
小規模ホームでは「見取り」までやって下さるところもありますが
悪くなると何でもかんでも病院へ・というのは考えものです。

直る見込みもないものを諸々の管でつながれて本人は苦しい思い・・
家族は、世間体やただ手をこまねいていた・・等との
周辺の批判や何もしなかった・・と自責の念もあり
延命処置を選択される方も多いと思います。
苦しいからと酸素吸入や水を飲ませたりしますが
これは「痰」が次から次に出てきて逆の苦しさが発生するようです

尤も本人が「延命処置をしない」と言っておきながら
途中で気が変わる事例もありますが・・・。

人生の終わり方は難しいです。
何が正しくて、何が間違っている、そんな単純な問題ではありません

ピンピンころり・・・願うは易し・・されど難しい事です





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