明子の秘密基地

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「面倒くささ」の基準

2006-05-24 08:19:48 | ドールハウス・ミニチュア
最近私のブログにお越しになっておられるtokkocyann様から、
コメント欄でご質問を頂きました。
半年ほど前から、「ドールハウス」の教室に通われ、熱心に製作を
されておられる方です。
こうして「同好の士」が増えることが本当にうれしいので、私の
答えられる範囲内で、アドバイスさせて頂いております。

tokkocyann様からの今回の質問は、

「障子の格子は、本ではお互いに少しづつ切り込みを入れて
組み合わせるようですが、明子さんもそうしてますか? 」



・・・・・・うう・・・・・ごめんなさい!
そんな面倒くさいことはしてません!(どーん)





もっと細かく製作過程の写真を撮っておけばよかった・・・・orz

「障子紙に、外枠となる3mm角のひのき棒を貼って。
2mm角のひのき棒を4本、水平方向に2cm間隔で接着。
そのあと、2cm長さに切ったひのき棒を垂直方向に接着。」

・・・・という手順で作りました。
先日の記事にも書きましたが、この方眼の目盛りが入った下敷きを
使うことで、以前よりも作業効率がかなりUPしました。

障子紙が透けて下の目盛りが見えるので、水平・垂直方向をきっちり
合わせることができたのです。

ところで。

・・・・・今回、「和風ドールハウス」を作りながら、面白く感じていること。

私にとって
「面倒くさい・面倒くさくない」の基準って・・・・
何やろ?



上記の「障子の作り方」の違いも、ドールハウスやミニチュアを作ったことのない
方にとっては、おそらく、「どう違うの?どっちにしても面倒くさそう」ですよね。(笑)
でも、私にとっては、どの方法を取るかによって、格段に「面倒くささ」が違うのです!

たとえば、今回参考にしている本には、



障子を可動させるための溝を作る際には
「1cm角のひのき棒をルーターなどで掘る」だのと書いてあったので。

「面倒くさい!」

と、ひのき棒4本を積み木のように組み、接着。



「ぬれ縁」を作る際にも、
「3mm角のひのき棒の間に2mm角の短く切ったひのき棒を入れ・・・・・」
「ハタ金できっちり締め・・・・」どうのこうのと書いてありましたが。

「面倒くさい!」

と、先日書いたとおりの方法で。

不思議なことに、どうやら自分だけの「面倒くささ」の基準が
存在するようなのです。(笑)

そして、私にとっての、ドールハウスを作る楽しみの一つは、
作り方が難しいものを作るとき、

「どうやったらその基準をクリアできるか」


をあれこれ考えながら作業することのようです。