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お 花 の フ ォ ト グ ラ フ + α

ボケ(木瓜)_Chaenomeles speciosa

2005年04月01日 | 花_ナ-ハ
バラ(薔薇)科ボケ属
名前の由来:実が瓜のような形であるところから木瓜に。木瓜をもっけと呼んでいたのが次第にもけ → ぼけになったと言う説
花色:赤、白、ピンク
開花時期:2月~4月
花言葉:熱情、平凡、妖精の輝き、魅感的な恋
 朱の花言葉:指導者
 白の花言葉:先駆者、早熟
 桃の花言葉:平凡
 

中国原産。11月頃から咲き出す花は寒木瓜(かんぼけ)」と呼ばれます。これと春に開花するものとに分けられます。枝にはトゲあります。

俳諧では、花は春の、そして実は秋の季語として使われます。
 

《 草 枕 》より
「木瓜は面白い花である。枝は頑固で、かつて曲った事がない。そんなら真直かと云ふと、決して真直でもない。只真直な短かい枝に真直な短かい枝が、ある角度で衝突して、斜に構へつつ全体が出来上って居る。そこへ、紅だか白だか要領を得ぬ花が安閑と咲く。柔らかい葉さへちらちらつける。評して見ると木瓜は花の中で愚にして悟ったものであろう。世間には拙を守ると云ふ人がある。この人が来世に生まれ変わると、きっと、木瓜になる。余も木瓜になりたい」  [夏目漱石著]
 

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