葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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「新宿区平和マップ」で初めてのフィールドワーク

2010年03月28日 | 歴史探訪<軍都新宿・市谷刑務所>
 「高麗博物館」と「人骨の会」(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会)と「wam」(女たちの戦争と平和資料館)がコラボレーションした2010年 お花見ウォーク 【「慰安婦」・人骨・植民地支配】が3月27日(土)に行われました。3月14日に区民に配布されたばかりの「新宿区平和マップ」を使った初めての記念すべきフィールドワークでした。
 Aコースは「wam」に集合し、説明と館内見学。その後、陸軍軍医学校、防疫研究室、戸山学校、第一陸軍病院、近衛連隊宿舎、明治天皇射的天覧址碑、戸山射撃場などの戦跡を見学しながら高麗博物館に到着。説明と館内見学後、終了です。Bコースは高麗博物館に集合し、Aコースの逆を回りました。 お花見と昼食休憩は、Aコースは戸山学校将校会議室前で、Bコースは新宿スポーツセンター前で行われました。
  ガイドはAコースが管理人、Bコースは人骨の会の根岸恵子さんが、国立感染症研究所内にある「人骨保管場所」では「戦争被害調査法を実現を目指す市民会議」事務局長の川村一之氏(元新宿区議)が説明員でした。参加者は総勢44人で、高知市や京都市から駆け付けた方もおられ、新宿区内の戦争遺跡から過去の歴史と現在の政治を、そして未来の歴史に責任を持つ若者たちに熱く語りかけることができた貴重な一日となりました。
 参加者のひとりから「 昨日は、有難うございました。長谷川さんのガイドは解り易くて、感動しました。 当時の写真を駆使して説明する遣り方は、現代的です。 戸山地区には、あんなにも沢山の戦争遺跡が、まだまだ残っているのですね。45年前の戸山高校時代は、当時、教師からは、何も教えて貰えませんでした。腹が立ちますね。現代史、昭和史は 教えてはいけないという、文部省の学習指導要領があったのでしょう。」というコメントをいただきました。
 

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「WAM」で説明を受けている参加者(Aコース)。

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戸山教会(地下が戸山学校将校会議室)前で。

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国立感染症研究所内の人骨保管場所前で説明。

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高麗博物館での説明。
 
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