東京土建八王子支部主婦の会の方から感想文を頂きましたので転載させて頂きます。(一部修正しました)
11月1日 会員拡大を達成し、天気も気分も晴れ晴々と12人で靖国神社に平和学習会に行きました。講師は東京の戦争遺跡を歩く会 長谷川順一氏(元区議)。
洒脱な案内で先ず大鳥居の前で『別格官幣』が切り取られた、寸足らずの靖国神社と彫りこまれた石柱、東京招魂社から靖国神社に変わったいきさつ、『九段の母』を唄い、その歌詞から (こんなりつばなお社に 神とまつられもったいなさよ 母は泣けます うれしさに) 死をたたえ、お国のため、死んでこいと。脱走兵は追い詰められて、自殺の挙句に遺骨を入れた白木の箱は荒縄で縛りあげられたままで、故郷におくられ、家族は非国民といわれ一家心中。村から戸籍は抹消されて居なかった事にとした、過酷な事実もありました。
境内を散策して、大村益次郎の銅像、軍用犬や伝書鳩、軍用馬の銅像を見て回りました。神社の祭祀を称る儀式は戊辰戦争からの天皇の軍隊の戦没者名簿をつくり、それを根本に名簿から御霊を本殿に移し、【御霊】が祀られ、【英霊】となり、合祀されているので、244万6千余の御霊は「一座」になるのです。
今問題になっている、東京裁判で裁かれたA級戦犯14人。名簿からはずすなどできるはずないことです。裁判にかかわった判事パール博士のレリーフ像の前で「全員無罪」の意見書を公にして法の正義と歴史の道理を守り抜いたたことを知り、それが訳されず、英文の記載がないのです。貴重な遺訓が碑刻まれていました。
遊就館の展示は戦争の記録そのもので、その中に自分史をみつけました。(略)第2次世界大戦で亡くなった方の写真の数に多さに、まともには見られませんでしたし、まだ戻ってこない遺骨も、いくらお国ためにと、神と崇め奉られても、悲惨すぎます。
「みなさん 絶対に憲法9条は守りぬきます.戦争できる国にはさせませんからj」遺影に向かって、署名活動や平和運動こ力いれてやっていきますと誓いました。身のある学習会になりました。