葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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2020年8月15日の靖国神社

2020年08月16日 | 歴史探訪<靖国神社>

昨日は、富士国際旅行社旅のがっこう「敗戦記念日に訪れる靖国神社と遊就館・近衛師団司令部」の講師を予定していましたが、コロナ禍で参加辞退者が多く催行が中止となりました。コロナと熱中症のため靖国神社に行くことも止めました。二橋元長(元埼玉平和委員会)さんのFacebookに昨日の靖国神社レポートがありますのでご訪問ください。

靖国神社社頭2020年8月15日(二橋元長さんのFacebook画像より)

朝日新聞8月16日社説は『閣僚靖国参拝 問われる政権の歴史観』として『 敗戦から75年の日に、安倍首相に近い3人を含む4閣僚が靖国神社に参拝した。自らは参らず、自民党総裁として玉串料を奉納するにとどめたとはいえ、政権全体の歴史観が問われる事態である。
  参拝したのは、首相側近といわれる髙市早苗総務相、萩生田光一文部相、衛藤晟一沖縄北方相の3人と小泉進次郎環境相。現職閣僚による終戦の日の参拝は4年ぶりだ。高市、衛藤両氏は昨年秋の例大祭時に続く参拝となに続く参拝となるが、首相が自重を促した形跡はない。
   戦争の犠牲者を悼む気持ちは誰も否定しない。だが、軍国主義を支えた国家神道の中心的施設を、現在の政治指導者が参拝することは、遺族や一般の人々が手を合わせるのとは全く意味が異なる。
  靖国神社には、東京裁判で戦争責任を問われたA級戦犯も合祀合されている。侵略の被害を受けた国々を中心に、日本が過去の過ちを忘れ、戦前の歴史を正当化しようとしていると受け止められても当然だ。』と厳しく批判しています。

靖国神社境内外苑では、毎年憲法改正を訴える「日本会議」と「英霊にこたえる会」が共催する「戦没者追悼国民中央集会」を開催しています。本年はコロナ禍の中で、靖國会館二階「偕行の間」で開かれ、約80人が参加したようです。会の模様はyuutyuubuでライブ中継されました。『英霊にこたえる会の寺島泰三会長は「コロナ対策では憲法上の制約のため、(休業などの)要請だけで強制ができないなど様々な齟齬が生じている。緊急事態条項を憲法の中に明記することを切望したい」などとあいさつした。』(朝日新聞8月16日付27面)

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【8/15ライブ中継の情報】
◆日時:令和2年8月15日(土)午前10時30分より2時間予定(10時20分より配信開始)

◆登壇者:百田尚樹氏(作家)、葛城奈海氏(ジャーナリスト)、有村治子氏(参議院議員)
田久保忠衛氏(日本会議会長)、寺島泰三氏(英霊にこたえる会会長)、衛藤晟一沖縄北方担当大臣、松田良昭神奈川県会議員(日本会議)
◆日本の歌奉唱
森敬惠氏(ソプラノ歌手)

◆ライブ配信   ※16日以降も録画映像を視聴できます

視聴料:無料
共催:日本会議、英霊にこたえる会
お問合せ:日本会議TEL 03-6265-6031

yuutyuubuより 靖國会館「偕行の間」

声明文

(略)
 他方、国外に目を転じると、中国は覇権主義的行動を一層強め、我が国尖閣諸島周辺海域において四月中旬から百日を超えて連日中国公船が我が国の排他的経済水域に侵入したり、五月八日以来数度にわたって我が国領海で操業中の日本漁船を執拗に追尾したりしている。
 加えて国際法を無視した南シナ海の領海化、香港の自由を蹂躙する香港国家安全法の制定、ブータン東部に対する領有権の主張など、国際社会への不当な挑戦は止まることがない。
 今さら繰り返すまでもなく、戦後日本は、我が国を一方的に断罪した東京裁判史観を払拭できず、祖国の名誉も未だ回復されていない。また「平和主義」なる美名のもと、我が国の主権と国民の生命・財産を守るべき国家の責務を軽んずる悪しき風潮が蔓延してきた。
 その象徴が国会における憲法論議の停滞である。議論それ自体を拒否する一部野党の頑なな態度によって、国会の憲法審査会では、二年間六国会にわたって実質審議がなされていない。国内外の情勢に鑑みれば、このような無為無策が許されるはずがない。
 新型コロナウイルスの全国的感染拡大を阻止しえぬ強制力なき新型インフルエンザ特措法の改正や、国際社会が連携し中国の覇権主義に対峙しようとしている中で、我が国の領土、尖閣諸島を堂々と警備することさえできない自衛隊の憲法への明記など、憲法論議が不可避な課題が山積している。それ故、国会が速やかに憲法論議の活性化に向けて総力を結集すべきことは疑う余地がない。
 我々が享受している今日の平和と繁栄の礎は、幕末維新から先の大戦に至るまで、国家存亡の危機に際して尊い一命を捧げられた、ここ靖國神社に鎮まります二百四十六万余柱の英霊によって築かれたものである。このことを肝に銘じ、中断されたままの総理大臣による靖國神社参拝の再開と定着に向けて一層の努力を継続し、天皇陛下の靖國神社ご親拝実現への道を拓かければならない。
 我々は、これらの諸課題に取り組み、令和の御代において正しく強く美しい日本国の再生を図るべき、国民運動のさらなる展開に邁進することをここに誓う。
    右、声明する。
    令和二年八月十五日

第三十四回戦没者追悼中央集会
                英霊にこたえる会
                日 本 会 議

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2019年8月15日第33回戦没者追悼中央集会 あいさつする日本会議田久保忠衛会長

2009年8月15日第23回戦没者追悼中央集会

日本会議三好達会長

田母神俊雄元航空自衛隊航空幕僚長

2008年8月15日第22回戦没者追悼中央集会

2006年8月15日第20回戦没者追悼中央集会

(続く)

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