★野村美術館 サイト
秋季特別展『見て、知って、楽しむ 茶碗の世界』
※12月1日(日)まで
前期:10月 14日(月) まで、後期:10月 16日(水) ~12 月1 日(日)
有り難いことに8月31日(土)から開いてくれたおかげで、
前期に行くことができた。
まずは佐竹本三十六歌仙絵詞。
誰のだったかは忘れてしまったけれど、等分して入札した時代。
「あ、野村得七さんもお持ちなのねぇ」と思ってしまった。
当然のことながら(?)前期のみ。てか、9月16日まで。
そして、来月は京博で開催される同窓会へ出張するのだろう。
あとは茶碗!
左ケースは高麗茶碗。
坂本井戸は光秀所持か? 萩焼っぽい。
粉引は天目形でちょっと珍しい? 大正名器鑑に掲載されているらしい。
宗和呉器はいかにも! 金森宗和が好みそう。
本手斗々屋はやや小さめ。
御本判使「いすか」は倭館の窯で焼かれたもの。
熊川(こもがい)はつるりんとしていていい。
彫三島「池水」は腰に丸みがあった。
割高台、久しぶりにみたなぁ。
右ケースは国焼
皮鯨手?瀬戸唐津は大きい。
織部の暦絵は歳暮の定番?
金襴の鯉が印象的な薩摩の荒磯絵
仁清の金筋は筒茶碗だけど、口回りがほんの少し萎んでいた。
乾山の山水画賛も久しぶりに見たなぁ。
中央は唐物
禾目天目に灰被天目(螺鈿の天目台がいい。松平家?)
↑この夏は中之島香雪美術館で天目茶碗を堪能したせいか、印象薄し
祥瑞の沓形とかあんまり見かけないものもあった。
宋赤絵に描かれていたのは桃かしらん?
茶席の設えはあんまり印象に残らなかった。
地階にも各地域の茶碗いっぱい「見て、知って、楽しむ 茶碗の世界」 10月14日(月)まで
朝日、虫明、御菩薩、尾焼(高知)、安東焼(万古)、対馬、八代、上野、
志賀、楽山(出雲)、絵瀬戸、朝霧(神戸の?)
楽焼も清厳老師作とか久田宗全作とか。宗味もあったなぁ。
お茶碗ばっかり見て、ちょっと疲れちゃった。
後期、どうしよかなぁ。
(ぜんぶ展示替えになるから、けっこー悩む)
★野村美術館バックナンバーリスト
2019年6月 『茶道具で花見』(後期)
2019年3月 『茶道具で花見』(前期)
2018年10月 『茶の湯の美・能楽の美・日本の美』
2016年5月 『清風明月 -祥瑞と古染付の世界-』
2016年5月 『書を愛でる 茶の湯の掛物』(後期)
2015年10月 『没後70年 野村得庵展 -ある近代数寄者の軌跡-』(前期)
2015年3月 『高麗茶碗』(前期)
2014年11月 『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』(後期)
2014年9月 『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』(前期)
2014年5月 『利休・剣仲・織部の時代―天正から慶長の書と茶陶―』(後期)
2013年10月 『開館30周年記念名品展』(後期)
2013年3月『茶人のあそび心 形物香合番付の世界』(後期)
2012年11月『茶碗 名碗展』(後期)
2012年3月『「かな」の美」』(前期)
2011年12月『錦秋のころ』(後期)
2011年10月『錦秋のころ』(前期)
2011年5月『唐物』(前期)
2010年11月『一楽 二萩 三唐津』(後期)
2009年11月『楽家の歴代展』(後期)
2008年10月『開館25周年記念 館蔵名品展』(前期)
2008年5月『高麗茶碗への挑戦』(後期)
2007年11月『懐石のうつわ』展(後期)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます