『開館25周年記念 館蔵名品展(前期)』
野村美術館
※前期9月13日(土) ~10月26日(日)、後期10月28日(火) ~12月14日(日)
訪れたのは連休直前の10/10だったので、『前期』を観賞。
5日までの展示だった宗旦茶杓2本を見逃し、
チラシ兼目録の表紙にある佐竹本三十六歌仙(紀友則)は拝めず。
(後期の10/28-11/16の限定展示)
それを残念に思いつつ、気を取り直して観賞した。
印象に残ったものは、
釣鐘形の釜(銘『国家安康』←本当に鐘を作り変えたように見える精巧さ
志野茶碗 銘『猛虎』
芦屋四方釜と添風炉。←とても美しい形の釜。手入れもいい。でも実用不可。
(お茶会で使おうとしたら、穴があいてたらしく水が漏ったらしい)
南蛮毛織抱桶水指 ← 明らかに西洋の品の見立て。足利義政所持!が意外に感じられた。
長谷川文琳茶入 ←小さいけれど、いい形!
大天目 ← 字の通り大ぶり。尾張徳川家のもの。天目台もよかった。
砂張鉄鉢形建水
席飾りは藪内剣仲ゆかりの道具組み。
(このコレクションを形成した野村得庵こと野村徳七は藪内流の茶道を習っていたため、充実しているらしい)
で、今回一番印象が残ったのは、得庵の残した美術品台帳と茶会記など。
帳簿の帳面に絵の具で収集した道具を一つ一つ丁寧に描き、書き込みを入れている。
絵が細かく上手で、道具の特徴が一目瞭然。
そして、台帳も何冊もある。
収集にかけた情熱の深さが伝わってきた。
単なる個人の記録なので、名品でもなく、参考出品だが、とても感動した。
「貴重なものを見せていただいた~」と思いつつ、館を後にした。
【参考~このブログにおける過去の野村美術館の記事】
2008年5月 『高麗茶碗への挑戦』
2007年11月 『懐石のうつわ』展
野村美術館
※前期9月13日(土) ~10月26日(日)、後期10月28日(火) ~12月14日(日)
訪れたのは連休直前の10/10だったので、『前期』を観賞。
5日までの展示だった宗旦茶杓2本を見逃し、
チラシ兼目録の表紙にある佐竹本三十六歌仙(紀友則)は拝めず。
(後期の10/28-11/16の限定展示)
それを残念に思いつつ、気を取り直して観賞した。
印象に残ったものは、
釣鐘形の釜(銘『国家安康』←本当に鐘を作り変えたように見える精巧さ
志野茶碗 銘『猛虎』
芦屋四方釜と添風炉。←とても美しい形の釜。手入れもいい。でも実用不可。
(お茶会で使おうとしたら、穴があいてたらしく水が漏ったらしい)
南蛮毛織抱桶水指 ← 明らかに西洋の品の見立て。足利義政所持!が意外に感じられた。
長谷川文琳茶入 ←小さいけれど、いい形!
大天目 ← 字の通り大ぶり。尾張徳川家のもの。天目台もよかった。
砂張鉄鉢形建水
席飾りは藪内剣仲ゆかりの道具組み。
(このコレクションを形成した野村得庵こと野村徳七は藪内流の茶道を習っていたため、充実しているらしい)
で、今回一番印象が残ったのは、得庵の残した美術品台帳と茶会記など。
帳簿の帳面に絵の具で収集した道具を一つ一つ丁寧に描き、書き込みを入れている。
絵が細かく上手で、道具の特徴が一目瞭然。
そして、台帳も何冊もある。
収集にかけた情熱の深さが伝わってきた。
単なる個人の記録なので、名品でもなく、参考出品だが、とても感動した。
「貴重なものを見せていただいた~」と思いつつ、館を後にした。
【参考~このブログにおける過去の野村美術館の記事】
2008年5月 『高麗茶碗への挑戦』
2007年11月 『懐石のうつわ』展
の箇所が赤字・太字で強調されているのはなにかいみがあるのでしょうか?
教えて下さい
はじめまして、かな。
最初は文法上間違えて、逆に書いてました。
親切な方が指摘コメントを入れて下さったので、それを反映。
コメントを保留に変更する代わりに箇所を強調したというワケです。
このブログは大抵、まずはupして、それから校閲して誤植や言い回しのヘンなところを見つけては修正して更新!という運用をしています。
あしからず