(後期) 野村美術館(京都) ※12/9まで
茶友から「野村美術館って、いいョ」と言われながらも、少し離れた場所にあったり開館期間が限定されていたために、なかなか訪れる機会がなかった。
(今回も当初の予定には入っていなかったが、思いがけず時間が余ったので)
創設者の邸宅に隣接するのは他の美術館と同じだが、どことなく雅な空気が漂うのは「東山」の立地ゆえか、茶道具以外の能楽コレクションも充実している影響か。
懐石道具の展示、規模は小さいが内容は充実。
やはり、塗りの椀物、向付、鉢が中心。
時代は江戸初期から中期にかけて。
現代でも通用する懐石の形式がこの時代に確立していた事に改めて感心。
(昔の茶会記など書物では知っていたものの、実物は当たり前だけど説得力がある)
乾山、仁清、道八な雅なものから織部、備前などシブいものまで、季節や趣向により使い分けたんだろうな。
どんな料理だったのかしらと想像力がかき立てられた。
漆器の懐石具は作者が残ってないけど、桜の蒔絵のステキなセットがあってよかった。
地階の併設展示がセミナー開催日で観れなかくて残念。
でも、入館料が200円安くなった。(良心的?)
たぶん、また来訪すると思うけど、その折りは南禅寺や近くの泉屋博古館とセットにするもよし、少し離れた真如堂の月釜と合わせるとか工夫をして、東山観光の一つとして楽しみたい。
茶友から「野村美術館って、いいョ」と言われながらも、少し離れた場所にあったり開館期間が限定されていたために、なかなか訪れる機会がなかった。
(今回も当初の予定には入っていなかったが、思いがけず時間が余ったので)
創設者の邸宅に隣接するのは他の美術館と同じだが、どことなく雅な空気が漂うのは「東山」の立地ゆえか、茶道具以外の能楽コレクションも充実している影響か。
懐石道具の展示、規模は小さいが内容は充実。
やはり、塗りの椀物、向付、鉢が中心。
時代は江戸初期から中期にかけて。
現代でも通用する懐石の形式がこの時代に確立していた事に改めて感心。
(昔の茶会記など書物では知っていたものの、実物は当たり前だけど説得力がある)
乾山、仁清、道八な雅なものから織部、備前などシブいものまで、季節や趣向により使い分けたんだろうな。
どんな料理だったのかしらと想像力がかき立てられた。
漆器の懐石具は作者が残ってないけど、桜の蒔絵のステキなセットがあってよかった。
地階の併設展示がセミナー開催日で観れなかくて残念。
でも、入館料が200円安くなった。(良心的?)
たぶん、また来訪すると思うけど、その折りは南禅寺や近くの泉屋博古館とセットにするもよし、少し離れた真如堂の月釜と合わせるとか工夫をして、東山観光の一つとして楽しみたい。