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気になる火星移住のお値段は?マンション購入程度の価格で

2017-04-20 07:30:14 | 宇宙
マスク氏の試算では、当初の飛行費用は1人につき20万ドル(約2000万円)程度。将来的には10万ドル(約1000万円)まで下げ、やがては飛行機代くらいにまで抑える予定だという。「特別な人だけでなく、誰でも行きたい人が火星へ行く」ことが目標だそうだ。

火星までの交通手段は、再生可能ロケットや宇宙船。まずは宇宙船1機に100人を乗せ、やがて200人を超えるまでに増やしていく。これで、最初の宇宙船打ち上げの後、前述のように40年から100年で100万人が火星に住むようになる。やがては植物も植えて自給自足だ。

酸素や温度を保つことを思えば、SF映画「フィフスエレメント」のように、大きなファンで街に酸素を送り込むなど、勝手な想像がふくらんでいく。現段階では、カプセルやドームのような形の宇宙船などが並ぶようだ。

時事通信社によると、今のところ一人を火星に送るために必要な経費は1兆円ほど。個人ではとうてい無理な金額ながら、米国はこうした設備投資など初期費用を防衛予算などに組み込むとしている。

2018年には火星が地球に最接近するとされ、無人探査機の打ち上げも計画されている。すでに2012年にはオランダに拠点を置く民間非営利団体マーズワンが、2025年に人間を火星に移住させる計画を発表している。

火星までの“片道切符”にも関わらず、公募には20万人が集まり、今はある程度の人数に絞ったとされる。けれども、まだ無人探査機の状態を考えると、時期尚早との声も聞こえてくる。

赤土の火星のピンクの空に、青い地球を眺める。移住が実現したあかつきには、「部屋から地球の眺望良し」や「地球にアクセス至便」なんて物件に、人気が集まりそうな気がする。

やがて、技術開発がすすみ、マスク氏が言うように誰でも行きたい人が自由に渡航でき、価格も居住環境も手がとどくようになったら……たとえば東京郊外にマンションと火星での新生活のどちらを選びたいだろう。

地球でマンション購入か火星への移住か……今までになかった選択肢が増えて、人類とその住宅購入費はどこに向かっていくのだろうか。

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