PEACEFUL

黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

司法は死んだ

2018-03-16 16:19:21 | 日記
沖縄県名護市辺野古での新基地建設工事を巡り、県が国を相手に岩礁破砕の差し止めを求めた訴訟の判決で、裁判所は県の訴えを却下した。


森鍵一裁判長は、『県の訴えは裁判の対象にならない』として却下した。
実質的な中身の審議には入らず、門前払いした。
もはや裁判所までもが職務怠慢する有り様だ。

この裁判は『漁業権が消滅した』とする国側と、『漁業権の一部放棄は消滅に当たらず、漁業権は存在する』
と主張する沖縄県が『漁業権の存否』を司法の場で審議するための訴訟であったが、那覇地方裁判所はその審議を避け、『県の訴えは不適法だ』とする国の主張をそのまま受け入れた。

沖縄県漁業調整規則
水産資源の保護培養や漁業の取り締まりを図り、漁業秩序の確率を目的とし、規則第39条で漁業権の設定されている漁場内での岩礁破砕や土砂・岩石の採取は知事の許可を受けなければならないと定める。



名護漁協は、放棄するならば漁業権の変更手続きを県に申請しなくてはいけないがそれをしていない。
申請されてない漁業権の放棄は、認められないことになる。
国も、漁業権が存在している状態の岩礁破砕は県に許可申請しなければ、勝手に行うことは出来ない。
それを、法律をねじ曲げて違法工事を強行している状態だ。



つまり、国は法を犯し、裁判所はそれを黙認したことになる。
『法治国家』が聞いて呆れる。

この判決を受けて、菅官房長官は
『一昨年12月の最高裁判決に続き、国が勝訴した。我が国は法治国家だ。司法判断に従い、国と沖縄県の双方が互いに協力し誠実に対応し、辺野古における埋め立て工事を進めていくことが求められている』
と述べた。



『法治国家』『誠実に』……

どの口がそれを言うのか( ¯⌓¯ )


そして、小野寺防衛大臣 ↓↓↓↓↓


『辺野古移設について認めていただいたという中で、しっかりこれからも工事を進めていきたい。』

と語り、いかにもこの工事が違法性のない誠実なもので、裁判所がそれを認めてくれたかのような印象を国民に植え付けるための『印象操作』をし、直ちに記者団に発言の真意を問われると、その発言をすぐに訂正!

『正確には、岩礁破砕について国の主張が認められた。辺野古移設への工事を進める一つの後押しになる』

と言い直した。

『司法が辺野古新基地建設を認めたんだ』というデマをメディアを使って拡散しようとする姿勢が思わず出た。

ここにも二人、デマの張本人が居た

デマ拡散犯リストに追加 φ(..)メモメモ

司法は何も審議しなかった。
漁業権があるかないかも判断出来なかった。
辺野古新基地建設が違法か違法でないかの判断もしなかった。
ただ、単純に、
『門前払いしただけ。』

司法判断を避けた!
裁判所は『関わりたくない』と言っただけ。
それを、菅官房長官小野寺防衛大臣は、『司法のお墨付きをもらった』と、国民に誤解を与えるような会見をした。

またか!!
また、嘘か!!
ホントに嘘つき国家だな!!

国は、この裁判での漁業権を巡る真正面からの勝負を避けた。
沖縄県が国に対し、『漁業権の見解を変えた』理由を説明するよう求釈明を求めたが、国はこれに応じなかった。

国は、漁業権の議論に入りたくなかった。
国としては、門前払いで審議に入らずに済んで実はホッとしている。

防衛省幹部は、
『県は許可が必要と言うなら、ちゃんと法手続きするように公権力を行使すればいいだけだ。裁判に持ち込む話じゃない。却下は妥当だ。』🤪
と、言ってるらしい。

はぁ?

何をとぼけてるのか?

国は、沖縄県の4度にわたる行政指導を無視してきている。

つまり、沖縄県は国に対し、『岩礁破砕許可の申請をしろ』と何度も注意した。
にもかかわらず、国はそれを無視して工事を強行してきたのだ。

裁判に持ち込むよう仕向けたのは国の方である。

しらばっくれるのも、調子に乗るのも、いつまで続くやら(笑)

ここでも、デマを垂れ流して印象操作する国の姿勢が見られる。
φ(..)メモメモ




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