PEACEFUL

黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

東日本大震災から7年

2018-03-11 15:42:30 | 日記
東日本大震災から7年 避難生活、いまも7万3千人
03.11 00:21朝日新聞デジタル
 2万2千人以上が犠牲になった東日本大震災から、11日で7年になる。住居や道路、鉄路などまちの形は整備されつつあるが、人々の暮らしやコミュニティーの立て直しは道半ば。東京電力福島第一原発事故の傷痕はなお深く、廃炉作業は緒に就いたばかりだ。

東日本大震災による被災の状況
 復興庁によると、被災者のための宅地を造る「高台移転」は90%、災害公営住宅は93%が完成した。国道や鉄道も100%近くが復旧、再開している。防潮堤は計画の92%で着工し、うち半分近くができあがった。今も約7万3千人が避難生活を送っている。

 7年が経ち、インフラを中心にまちの姿が再興する一方、人口の流出に歯止めがかからない。岩手、宮城、福島の3県は震災前と比べて約25万人減少。沿岸部を離れ、別の地で生活を再建する被災者が増えている。観光目的の宿泊者数は3県とも震災前の水準に及んでいない。

 原発事故に遭った福島では、4町村で避難指示が一斉に解除され、間もなく1年になるが、帰還者は少ない。農業産出額も回復していない。避難生活に伴う精神的苦痛に対して支払われてきた賠償は、避難指示がおおむね解除されたとして、3月分で終了する。

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人口の流出が止まらない。
避難解除されても帰還者は少ない。

当然だと思います。
政府の説明と実態が大きく違うから……

風評被害

政府もマスコミもやたらこの言葉を使うが、ホントに風評被害なのだろうか…

風評被害とは、「無いもの」をあるかのように言い広めることにより経済的被害を被ることを言うが、福島の原発被害は実際に影響のあるものだ。
だから、多額の金を注ぎ込んで除染作業をしている。

除染は完了したか?
『してない!』
これは、福島の人に悪いから…と言って、完了してないものを『全て完了した。安全だ!』と言えば済む問題ではない。
『福島の野菜や魚は安全だ!だから買いなさい!』と宣伝することが、福島の復興のためになるという、単純な問題にすり替えることの方が、福島県民をバカにした、福島のためにならないごまかしであることに気づいてない。

だから、この状況をよくわかる福島の人々は、故郷に帰りたくても帰れないのだ。

ホントに福島のことを思うなら、総理の言う『被災地に寄り添って』という言葉が本物なら、完全に除染を完了させ、事故を起こした原発を廃炉にして、安全に人が住めるような状態にした上で、故郷への帰還指示をすべきであり、それが完了するまでは、国と東電は被災者の生活を補償してあげるべきである。

民間レベルでの募金などの復興支援がまだ続けられている中、政府が支援打ち切りを早々に決めてしまったのは、あまりにも冷酷であり、被災地の復興を真剣に考えているとは言い難い。
無責任にも程がある。

それとも、完全な復興は無理なのか?
だから、まやかしの『安全宣言』をして逃げようとしてるのか?
そうだとしたら、とんでもなくクソったれな国であり、政府と歩調を合わせて『風評被害だ!福島は安全だ!』
と宣伝し続けるマスコミも同じくクソだ。





汚染土壌はこのように積み上げられている。
これは最終的に福島県外の複数の最終処分場へ運ばれるとのこと。
そして、一部は公共事業などで道路などに再利用されるとも。

結局は、原発というものは、一旦事故を起こすと収束不可能ということだ。
政府は、ベストな解決策を持たない。

それなのに『再稼働』を急ぐ。

( ˙-˙ )アホや



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