独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

あまりに

2009-04-04 00:46:47 | Weblog
酷い文章なのでメモとして残しておきます。
以下の記事については、あとでコメントします。

―――――――以下引用―――――――

女流棋士会についてのご案内
http://lppg.shogi.or.jp/summary/index.html
 社団法人日本将棋連盟は新年度(平成21年4月1日)から新しい棋士会を発足し、従来の女流棋士会は、発展的解消となりました。
 その中で、女流棋士会はそのまま存続するが、男子の棋士会と同様、役員は置かず、現役員会は本日を以って発展的解消とすることになりました。
 今後も、将棋の普及活動、伝統文化の啓蒙運動、対局を使命感を持って実践する次第ですので、ご支援の程、お願い申し上げます。

女流棋士会分裂の経緯のご説明
http://lppg.shogi.or.jp/information/joryu0903.html
              女流棋士会 
              2009年4月2日

 2年前の女流棋士分裂では、将棋ファンの皆様に大変なご心配をおかけいたしました。いまなお分裂問題・騒動の後遺症が残っており、当時の事情やいきさつについて折りあるごとに将棋ファンのみならず多方面の方々からの問い合わせなどをいただいております。
 そのため、下記に当時の経緯を簡単に述べさせていただきます。

その1 一部の女流棋士の要望

 従前、一部の女流棋士からの意見により女流棋士会が理事会に要望していたのは、主に次の3点です。

要望1 女流棋士に給料を出して欲しい
要望2 女流棋士に社会保険などの配慮をして欲しい
要望3 棋士総会への出席を認めて欲しい

上記の要望は歴代の理事会および米長会長の下でも却下されております。

却下の主な理由 社団法人日本将棋連盟の正会員は奨励会を卒業した結果としての資格によるもので「女性」という立場による特例は認めるべきではないと思います。

その2 女流棋士の新法人設立準備委員会

 新法人設立準備委員会の設置が、女流棋士会臨時総会(平成18年12月1日)で承認されました。                 
[賛成44、反対1、棄権8]
 尚、準備委員会の設置と活動には女流棋士以外に下記4名が大きく関与していました。
 錦織 淳    弁護士
 宮坂 幸子  弁護士
 大泉 紘一  普及指導員
 古作 登   

問題点(1)
 臨時総会の議題は『独立』そのものの賛否ではなく「女流将棋協会(仮称)の法人格取得のための設立準備委員会設置」のみの賛成反対の決を取るという説明で挙手により採決したため、事後に「12月1日の決議はそのまま独立の承認を得たと認識する者」と、「委員会の設置のみで独立を承認したとは認識していない者」に分かれ、大きな認識の差が生じました。

問題点(2)
 付随して、設立準備委員会の独立することが決定したかのようなマスコミ発表ついても、女流棋士会内部で意見が分かれました。

問題点(3)
 上記4人の方の介入は当時の一部の役員だけの判断で、ほとんどの女流棋士と女流棋士および女流棋士会を管轄している日本将棋連盟理事会には全く知らされていないところで話が進められておりました。18年12月1日の臨時総会やその後の説明会では、上記4名の方が独立を推し進める立場で発言された影響力が大きく、女流棋士会の内部で前述の問題点(1)(2)について亀裂が生じて埋めることができず収拾困難になりました。

その3 女流棋士分裂の経緯

 独立に関する臨時総会の後、各々の女流棋士が、大きく分けて3通りの意見や立場が異なる交渉や相談を連盟理事会に対してしておりました。

(1) 設立準備委員会から女流棋士全員の独立を前提とした交渉
(2) 一部の女流棋士から、これまで通り将棋連盟に在籍したいという希望
(3) 独立することが決まっていないのに、独立が決定したかのように事態が進んでしまっているという心配の相談 ※設立準備委員会による寄付金集めが発端 

 連盟理事会(米長会長、中原副会長)は当初全員の独立に対して理解を示しており、女流棋士同士でよく話し合うよう指導されました。
 しかし、強引に全員で独立しようとする者と、どうしても日本将棋連盟に残りたいと理事会に願い出る者、独立に関する設立準備委員会の活動に不満や不安を持つ者がおり、女流棋士だけでの収拾が困難になってしまいました。
 やむなく理事会は平成19年3月7日に書面をもって各人の意思確認を行ないました。全員揃って独立という願いを持った者は反発し、残留したい者には天の救いのようなものでした。
 結果、独立志望17名・残留39名、これは全て本人の意志によるものです。
 新団体へ移る者には、日本将棋連盟への退会届を提出した後に新団体へ移ってもらうことが決められました。

                         (つづく)

名人戦とネット中継は有料か無料か
(4月4日追加 http://www.yonenaga.net/w_syogi.htm
 いよいよ名人戦が始まります。
 近頃はどの棋戦もネット中継を行っていますが、名人戦のみ有料です。
 このネット中継について、毎日新聞社と日本将棋連盟との話し合いの結果をご報告します。

 社団法人日本将棋連盟の代表は私、他には青野理事と職員が同席。
 こちらの主張は相変わらずです。七番勝負の棋譜と簡単な解説付きは全て無料。ネット中継は原則無料です。そのうえで更に詳しい解説をつけたり、動画あるいは音声、写真等々を付けた時。それ等も無料にするか有料にするかは経費分をどうするかによります。
 ファンが納得する数字であれば、有料であっても七番勝負が少なくとも棋譜だけは無料ならば、多くのファンも賛同していただけると考えております。
 全てを無料にして、竜王戦が達成した7600万ページビューを追い越してみたいものです。竜王戦は読売新聞社と日本将棋連盟の共同作業によるものです。

 毎日新聞社からは常田照雄事業・広報取締役と部長が同席。今まで通り毎日新聞社がネット中継をする。勿論有料である。このことは契約書に書いてあるとのことでした。
 毎日新聞社の法務の解釈であり、この交渉については朝日新聞社の一任も取り付けていると主張。
 このような時の米長流は、全面降伏。話し合っても仕方が無い。法律上の解釈は反論しませんでした。私共は、名人戦共催は二紙が竜王戦に負けない発行部数で対抗し、多くのファンに楽しんでもらうためのものと信じておりました。

 今年もネット中継は有料です。改めて申し上げるまでもなく、このネット中継は日本将棋連盟は全く関係ありません。あくまでも新聞社の事業です。
 全てに亘って要望、苦情、ご意見は毎日新聞社の常田取締役が責任者ですので、そちらへどうぞ。
 ファンの中には会長の私にまで苦情を言う人がいますが困ります。全て毎日新聞社にしてちょ。

 私の(日本将棋連盟の)ネットに対する考え方は正しいのでしょうか。毎日新聞社の常田様の方が正しいんでしょうね。契約文の解釈が勝つか、それともファンの要望が勝つか。法律が勝つか、伝統文化の普及が勝つか。

 ともあれ名人戦は両新聞社の共催です。是非ご購読をお願いします。

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3 コメント

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名人戦解説会 (紫外線)
2009-04-09 02:01:22
http://www.shogi.or.jp/kisen/kaisetsukai.html

名人戦解説会ですが...

①新聞社主催の解説会は無料
②東京将棋会館での解説会は有料(2000円也)

新聞社に「ネット中継を無料公開しろ」と宣言しておいて手前では「有料」解説会を開催ですか。いやーなかなか説得力のある申し出だと思う。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-04-09 11:18:50
③現地解説会も有料が多いですよ。

このご時世に現地まで出向くことがすごいのにね。
返信する
大盤解説会 (aka-ts)
2009-04-09 23:02:28
>紫外線さん
コメントありがとうございます。

個人的にはネット中継等の「有料化」は賛成(逆にファンがお金を出さないのならプロの将棋はその程度の価値がないのだから、経営規模を縮小すべきだと思う)なんですが、某会長が「無料」だと言ってるのは、名人戦の中継権が欲しいだけで信念とかがあって言ってるとは思えませんね。


>Unknownさん
現地解説会は、「現地でしか見られないもの」が多いので、有料の価値は十分あると思っています。
1分将棋で両者が頭を抱えながら考えるとこなんて、ほかじゃ、A級順位戦最終局のBS中継でしかみられませんから
(将棋会館いったところでそういうところは見られない)
返信する