独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

女流名人位戦B級に関する疑問

2007-12-06 18:48:09 | Weblog
昨日行なわれた女流名人位戦のB級リーグについて疑問を持った方は多いんじゃないでしょうか。
今期のB級リーグでは、竹部三段が休場しており、結果として、通常なら残留2名のところが、休場者を除くと1名になり、松尾初段が降級、早水二段が残留となりました。
女流名人位戦がどのような扱いか分かりませんが、順位戦の規定を準用するならば、竹部三段が休場・張出で、残留2名降級4名になるんじゃないかと思います。

今回の女流名人位戦では、結果が出るまでは竹部三段が休場(降級)で残留2名だと思っていたファンが多いと思います。せっかく、注目されていた一斉対局でファンが規定をまったく知らないという状況は、プロ競技として考えればおかしいのではないでしょうか。
順位戦は簡易な規定がサイトに掲載されていますが、ファンに見てもらうことで成り立っているプロ競技である以上、他棋戦も含めて、休場規定やシード基準など各棋戦の大会概要や対局規定などを掲載する必要があると思います。
順位戦の他には、大和証券杯は選抜基準や対局規定も載ってますね

2つの団体が出来た効果でいつも以上に盛り上がった女流名人位戦最終局。LPSAの中井六段、松尾初段が残留争いしてたこともあるでしょう。
ただ、ファンからするとあとから疑問が残るような結果になってしまったことについては、しっかり考えて欲しいです。

遠山四段のブログによるとどの対局も熱戦だったみたいですが、その辺については週間将棋を待ってから書きたいと思います。

<参考>第43期順位戦(A級順位戦で直近の休場例)
http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/juni/juni43.htm
http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/juni/juni44.htm
43期A級順位戦は大山15世名人が休場。降級枠は1つで翌44期は、11人でのリーグ戦になった。もちろん降級枠は3。