鷹の爪②

「農」に親しむライフスタイル推進府民会議の勉強会は
「和風香辛料の魅力と日本伝統食」

創業明治35年の「やまつ辻田：辻田浩之4代目社長」さんのお話をお聞きしました。
　

ひとくくりにされている「鷹の爪」。。。
日本で1軒のみ純粋種を120年間栽培し、守ってこられました。

鷹の爪は、①辛さ②香り③収量④摘み取りやすさが必要ですが、
純粋種は、①②は満たしていますが、１つ１つが小さくて、しかも手摘みで手間暇がかかるため
現在、辻田さんだけがこの品種を守っておられます。
※1㎏の粉を作るのに、6000個の唐辛子が必要。

「唐辛子の歴史について」森下正博先生からの講義。。。。
かつては全国で163個の名前のついた蕃椒（唐辛子）があり、
鳩の爪状の小さい蕃椒に「鷹の爪」という品種名を付けたそう。（成形図説）

さて、辻田社長による「特製七味唐辛子のブレンド」の実演もあり、大いに盛り上がりました。
①鷹の爪（三鷹・鷹の爪・本鷹）②実生柚子③山椒（ぶどう山椒・朝倉山椒・山朝倉山椒）
④青のり（四万十海苔）⑤金ゴマ⑥シソ⑦ケシの実など

　
出来立てほやほやの柚子たっぷりの「七味唐辛子」を頂き、夜は早速「きつねうどん」に。。。

また、「日本の伝統食を考える会」の方には、
会の看板料理の「ごより豆」と食物繊維たっぷりの「ごぼう味噌」の作り方を習いました。


お土産が、嬉しい！！