統合失調症ライフ

闘病生活8年目にして寛解を目指すあじーのブログ

椎名林檎「浴室」の一解釈[まとめ]

2011-08-18 | 日記
間抜けな感じですみません、出戻りですこんにちは。

昨日は記事を書き上げてすごい達成感だったんですけど、
一晩寝て、仕事してるうちに、

「あんな長くて、全部読んでもらえるわけがない……。」

と、不安な&悲しい気持ちになってしまったので
まとめというか、ざっくりダイジェストみたいなのを作って
簡単に大きくつかめるようにしたいと思います。
論拠とかは一切省いて、
概略というか、自分の結論だけ書くので、
この結論の論拠はなんなんだよ、と思いましたら
リンク飛べるようにしとくので、
そこを読み込んで下さるとすごくうれしいです。

新宿のカメラ屋さんの階段を下りた茶店で
あたしとあんたが会っているところからスタート。
あたしは、
「俺を殺して」
と夢の中で言われたことがずっと頭の中にある。
[A]

二人はどこかの浴室に移動し愛し合う。
あんたが死んだ夢を見たばかりのあたしは
本当はその気になれないが仕方なく愛し合っている。
なぜなら、あたしには
「どうか 見捨てたりしないで」
というあんたに対する弱い気持ち(+赤い嘘を吐いた弱み)
があるからだ。
[B]

二人は愛し合う。
最初は仕方なくという気持ちだったが、
あたしが完全に溶けたらすぐきちんと召し上がれ
という気持ちに変化する。
この事により、あたしは死のイメージを忘れる。
[C]

あたしは再びあんたが死ぬ夢にとらわれる。
嗚咽が止まらなかったこと、
あたし自身も後追いしようとして
かえって生へ向かう気持ちを自覚したことなどを思い、
「あんな夢を見させないで」
とあんたに乞う(実際ではなく心の中で)。
[D]

情事に没入していたあたしは次第に理性を取り戻していく。
そしてそれと同時に、あたしの吐いた「赤い嘘」も思いだす。
その「赤い嘘」によって二人の関係は傷つき、
その傷ついた関係によってあたし自身も傷つくこととなった。
しかし、自分の「赤い嘘」を思ってなお、思うからこそ
あんたへの融合の気持ちは強まっている。
[E]

あたしは、以上の過程を経て、
「性行為とかよりも、もっと素晴らしいものを探そう」
という心境に達する。そして……
[F]

補足:
「俺を殺して」は誰発信の言葉?が気になる方はこちら。
(長文注意!後半にあります。)
[(生)林檎博'08~10周年記念祭~]

椎名林檎さん自身の解説が読みたいわ、の方はこちら。
[死<性愛<融合]

死と性の関係ってなんだ?の方はこちら。
[A~E]

よく書いたね、と思ってくださったならこちら。
[結びにかえまして]


以上で本当に終わりです。さてさて仕事に戻ります。
ありがとうございました!