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バロックヴァイオリン 佐藤 泉  Izumi SATO

「コンサート情報」や「日々の気づき」などをメモしています。

ご来聴ありがとうございました!

2023年11月25日 | 日記


先日は万難を排して駆けつけて下さり、本当にありがとうございました

聴衆の温かい拍手に励まされ 菅さん、福澤先生、山縣 万里さんに、沢山助けて頂き、また教会の方々、友人、知人の方々にお手伝いして頂き、お蔭様で何とか手作りコンサート無事に運び、感慨無量です

中学、高校、大学の同級生、先輩、後輩、中高の恩師 etc etc お顔も見え、コロナ禍を超えたからこその感動がありました。
それぞれが、随分前から楽しみにして来て下さったのも伝わりました。皆さんご無事で、何より有り難いです。

また来年11月上旬のバルトルド・クイケン公演に向けて精進致します。
どうぞ宜しくお願い致します。

2024年3月10日には、同じメンバー 同じプログラムで 「バッハからのメッセージ in 東京」を開催します。
場所は 日本ホーリネス教団 東京中央教会 16:30開場 17:00 開演です。

チラシが出来ましたら、またお知らせ致します。

では、良い週末を!

今年の梅干し

2023年08月05日 | 日記
今年も忙しくて梅を干すタイミングが今頃になってしまった。



何だか例年より暑いからか、梅干しというより、梅焼き、梅ステーキというような香がして、「大丈夫?」と聞いてしまうほど
毎回気温や梅の実やこちらの適当な漬け方の違いがあって、どんな味になるやら
毎年漬けながら知らなかったのだが、この梅は700年前からの畑で育てられていた って鎌倉時代? そもそも、2600年以上前から国が現存しているのは珍しいこと。 有難い
歴史、過去はしっかり今に繋がっているんだなあ、、と実感 

ここ数十年農薬だけでなく外国で禁止の除草剤が撒かれているけど、その弊害は次世代に降りかかると何故教えなかったのか痛恨である。
植物が出来る状態の地層20cmほどが出来るのに、数百年かかるそうだから、それを一日で壊しているとは知らない訳で。

宮崎 駿監督の新作  

2023年08月04日 | 日記
10年ぶりの宮崎 駿監督の作品を拝見。
この度は真っ新の状態で観て欲しいから「 前宣伝が一切なし」 という事なので ストーリーは触れないとして、
それ以外の部分では、昔以上に圧巻の表現力に驚嘆した。
どんな場面の椅子やカーテンの房、箒、塵取り、勿論木々や森、雲、光に至るまで、あれほど全てが尊厳に満ちて凄みがあるほどに生きているなんて。今にも動きだしそう・・・魔法の画力だ。

恐らく宮崎監督の目には、自然だけでなく世界全体がこのように見え、感じられるんだなあ、、、と心の中をのぞき見したように思う。

ヨーロッパでの宮崎ファンが目を輝かせて話してくれるのを見ていて、例えば、ロダンが狩野派の画家の作品を見て、「70歳まで努力しても、この域には絶対に到達出来ないだろう」と頭を抱えて?驚愕された話を思い出すほどでした。
または、今の野球人が大谷 翔平選手を「ありえない・・」と感動して見ているような感じ?ではないでしょうか。

法隆寺の菩薩像を観られていたら、ロダンも発狂せんばかりに感動されたかもしれません。そもそも人間としてこんな境地を感じたことも見たこともない・・・と。それは、2600年以上続く日本社会の精神性が、昔はどれほど豊かだったかを示しているのかもしれません。

「君たちはどう生きるか」のストーリは深くて、どんな些細なしぐさ、セリフにも意図が感じられ言葉になりませんが、宮崎駿監督の哲学や精神の奥深さを知る手がかりとして、何度か見に行きたいと思ったことでした。


枇杷

2023年06月15日 | 日記
ここ数日、私は集中力を欠いている

理由は窓の外に見える枇杷の実の争奪戦を 雀との間で静かに繰り広げているからだ。

雀が食べに来ない間は、完熟とは言えず、一番良い色合いとたわわな実は、どっちも同時期に狙っている。

窓の近くに寄るだけで、遠くに行く雀たちだが、ヴァイオリンの音がしている間は、大勢で突きに来ても無事だと知っているのか、ふと手を止めると、かなりテンションあがった鳴き声がする

まるで「6月に薬効の豊富な枇杷を食べると冬風邪ひかないのよね~」とか「しっかり食べて、あんたも食べれば?甘いよね、ちょっと甘酸っぱいのも最高」??

と聞こえる。知らんけど・・・ 元の姿がなくなった実が増えてくると、「そろそろ梯子持って来なきゃな・・・」と余計に気が散る。

しかし、間に合いそうもないので、室外機の上に乗って箒で枝を引き寄せ、数日前から目をつけていた実を取った。
無傷だ! 雀が遠慮して残しておいてくれたのだろうか・・・これは甘くて美味しかった

雀も人間も満足した一日でした。

因みに枇杷は、葉っぱも実も種も薬効が凄いそうだ。使い方は自然療法の本に詳しい。




100歳の大宗匠

2023年05月04日 | 日記
暫く家を空けると、新聞の見逃した記事が山積みで、そのままになりがちですが、そこはネットにされていると分かり、有難い。

千 玄室さん 話の肖像画欄である。

歴史は簡単に改竄されるけれど、個人の記憶はそうなりにくい。ご存命の大正生まれの方の発言は、当時の人間が今蘇るように感じられた。

先日の鈴木雅明先生のオルガンツアーの番組も、漸く拝見。17世紀のパイプ オルガンの響き、その当時の人が今喋っておられるようだった 

昔「昨日は確かに存在したのに、今日それはどこへいったの?」と5歳の子供に聞かれたことがあった。

今ならあの子に「過去は消えてはいない。昨日が今日を造り、今日が明日を創る。その永遠の連続が 今この時代を作っている」と伝えられたのにね。「今日食べたものが明日の体になり、明日食べるものが、明後日を作る」とも言えるな  リレーのバトンをどう渡すか、どんな未来を残せるか。

タダほど怖いものはない

2023年04月22日 | 日記
あっちもこっちも、無償化、無料化や お得という 単語が聞こえてくる今日この頃。いい大人がそういうので、その度に怖いなあと思う

昔は「タダほど怖いものはない」と誰でも教わったものだ。

何かを貰って得をしたと思うのは、騙されている状態である。貰おうとする時点でかなり危ない。

そのツケの恐ろしさは事前に決して明かされないからである。

しかも、どちらかが一方的に得するというのは、自然の法則に反する。

銀30枚を貰ってキリストを引き渡したユダは、その瞬間に魂を売った。そして自分を失い、自分で自分を葬った。

以後2千年以上経っても、いつでも、人間の心の隙に付け込んで、貶めようとする罠はなくならない。

いつも思うが、悪って休まない 何とも息の長い営業である。と感心している場合ではないが

でもよく見ると その方法は意外と数千年の間ワンパターンである。

言葉巧みに恐怖や不安を煽り、変えられない過去を逆手に脅す。決して未来の良き可能性には触れない。

改心したり(回心したり)変化して、過去を糧に良い未来を築くという面を見せない。

また未来の可能性は、人間には見えにくいし、洗脳されたり、魂を失ったらもう見えないからだ。

結局どんなに歴史を重ねても、人間の心、これが一番危ういのは変わらない。と自戒を込めて思う




八重桜

2023年04月18日 | 日記
桜が散ると、次は牡丹や八重桜。ご近所のお庭も春爛漫 良い季節ですね=。







昨日はPCの不調で、思うようにバッハの自筆譜が印刷出来ず、お花見に出かけました。PC不調のお蔭で見られた八重桜でした。

庭仕事

2023年04月04日 | 日記
家の周りに置いている植木鉢や 野菜を育てていたプランターを片付けなければいけないと思いつつ、伸ばし伸ばしになっていた。しかし、昨日洗濯を干していると、”後で来るからね~” と町内会卓球チームのリーダーお二人が助けに来て下さった助けの神



アロエは元々鉢植えだったのに、日当たりが良過ぎたのか育ちすぎ、根が鉢を割って地中に根っこを張り巡らしていた 家まで持ち上げるんじゃあ、、、と実は案じていた。壁が見えないくらいに葉っぱは茂り、この冬は花も十数本つけたのだが、いよいよ全部撤去となった。

のこぎりで切らねばならないほどの葉っぱだったが、あれよあれよという間に、リーダーが切り取って下さった。70代80代でも、運動と畑仕事で鍛えた方は全然動きが違う。見事な動き とにかく土を運ぶことから、何から何まで、やっぱり鍛え方が違うわ~~~。と感心してしまった。動画取って置けば良かった・・・

アロエの大木の様な根っこに一同かなり 生命力がどれほど強いのか・・・こうした自然に行かされている全ての循環、拝む気持ちになる。

枝や葉っぱをまとめていると、いつのまにか近くの同級生のお母様も、箒でかき集めて下さっているではないか ありがたや
車で通るご近所の方も「頑張ってるね~」とお声掛けして下さるので、励まされ、日差しもたっぷり浴びて、よく動いた健康的な一日だった。

ご近所の有難さが身に染みる今日この頃(50年前からだが・・・)である
本当にありがとうございました! またこちらもお役に立てる様頑張ります。

と夕食までは良かったが、その後、なんと台所で座ってニュースを聞きつつ、そのまま暫く寝ていたらしい
よく椅子から落ちなかったもんだ

翌日も意外と元気。 要するに身体はかなりの運動が出来るように創られているのだわ。それに皆ですることで、疲れを感じないように思う。怠けずにどんどん動こう