11月4日午前中の ”基礎編内容がよく分からない、、”というご指摘を頂きましたので、基礎編を思いついたきっかけや、内容を書いてみます。
きっかけは、2022年姫路でのバルトとのリハーサルでした。
始まる前にロングトーンを弾いている私に、バルトが「泉は古い人だね! 最近の若者は”ロングトーンは No Thank You! ”って言うんだよ(笑) 昔は皆30分くらいやっていたよね!」 と仰ったのです。
No Thank You って

しばらく意味が分かりませんでした
しかし、時代がそんな風になっているのは、忌々しき事態



と思い、数人のフルーティストにそれぞれ聞いてみると、やはり皆さん「先生としての自分が、基礎がこれで良いのか不安が残っている」とのことでした。もしかしたら、不安がないのはバルトだけかもしれません

不安がなくなるまで探求されるので。
そしてマスタークラスでありながらも、アマチュアの方にも受講して頂けるようにした理由は、バルトの著書「The Notation Is Not The Music」 「楽譜から音楽へ」(2018年道和書院)の読者にアマチュアの方が多いということでした。
本に書いてあることをバルトが実際どのように練習されているのか、それを知る機会があれば、後は皆さん独学で進んでいけるのでは、、、と僭越ながら思ったという訳です。
受講生は全員舞台に上がって頂き、バルトの傍で、基礎の基礎、呼吸法、ロングトーンに始まって、アーティキュレーションやダイナミックなどのレッスンを受けます。本当にその時その人に、必要なことを教えて下さるバルトです。
そして午後は、新進気鋭の若き演奏家によるアンサンブルと 彼らへのバルトのアドヴァイスをお楽しみ下さい。
永野 怜美さん、土田 猛さん、徳本 早織さん、そして井上 玲さんです。
井上さんがリコーダーで受講されるのか、トラヴェルソで受講されるのかは、当日のお愉しみ
更なるお問い合わせ、ご質問、基礎編受講ご希望、聴講希望は
satoizumi11@gmail.com (佐藤 泉の後は数字の11です) まで、
「お名前、郵便番号、ご住所、お電話番号、楽器履歴を」添えてお送り下さい。
11月4日 貴重な貴重な時間、ご一緒に体験して頂けたら幸いです。