バロックヴァイオリン 佐藤 泉  Izumi SATO

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尾畠 春夫翁

2018年08月18日 | 日記
急に朝晩の気温が下がり爽やかでしたので熟睡出来ました。何日ぶりでしょうか。


行方不明の2歳男の子を山で探し出した 尾畠 春夫さんのインタビューを拝聴して、どんな言葉も及ばない、生き方そのものに感動すると共に、自分の甘えをビシッと見せて頂いたことでした。

数日考えてみると、その知恵、思いやり、行動力と体力、経験全てが一つに繋がっていて、「一事が万事」

「Less is More」 の極みを見せて頂きました。

ありがとうございました。

下記は甲野善紀先生のツイートです。

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山口県の山中に迷い込んだ2歳になったばかりの男の子を助け出した大分県の尾畠春夫氏の表情や身振りを見ていて「ああ、日本にはまだこんな人が残っていたのだなぁ」」と、心温まる気持ちになると同時に、同じ九州の長崎在住の野元浩二氏のことが自然と思い起こされる。


尾畠氏も野元氏も、損得勘定抜きで人の役に立つこと、困っている人を助けることに大きな喜びと生きがいを感じる人達である。


その野元氏のエピソードは、私のサイトの「随感録」(2011年1月27日)に載っているので、御関心のある方はどうぞ。http://www.shouseikan.com/zuikan1101.htm  そこには大傑作な野元氏自身による救出劇の様子が佐世保弁で紹介されています。

よくスポーツの名場面が「人々に感動を与える」と言われているが、今回世に出られた尾畠春夫翁のような生き方そのものが、少なからぬ人達に深い感動と、感動した人達が己を省みる思いを生じさせたような例は、スポーツ等ではまず例がないと思う。

先ほど、ちょっと触れた養老先生との対話の中でも、人の内面というのは顔、特に表情に出るという事は、二人共に全く意見が一致したことだが、尾畠翁の表情・態度には「本当にここまで自分の心の中が、整理のついている人がいたのだ」という深い感銘を受けた。

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