一人シニアの漫遊記

国内外のトレッキング紀行と家庭菜園、ダンス等徒然なるままに

山紀行(会津から那須を巡る山旅 帝釈山、田代山湿原及び流石山 2022.10.2~5)

2022-10-06 09:28:06 | 山紀行(国内:アルプス等)

2016年9月に会津桧枝岐から会津駒ケ岳と燧ケ岳を訪れた際に宿泊した宿の主人から次回は田代山湿原を是非、訪れたらとお誘いを受けました。 山間の渓谷沿い位置するひなびた桧枝岐温泉と裁ち蕎麦が忘れられず何時かはと念じていました。 また、2018年7月に訪れた裏那須では折からの猛暑で目的とした流石山を後10分程で撤退を余儀なくされ山旅での心残りの一つでした。 今回の帝釈山、田代山湿原の機会に前回の三斗小屋温泉から大峠、流石山を目指すのではなく会津下郷から大峠、流石山を目指すことにしました。 時期的には8月ないし9月を予定していましたが、度重なる台風襲来と天候不順でのびのびとなっていましたが、ようやく1週間程、天気が続く予報となり実現しました。
1.スケジュール
・10月2日(日):自宅(6:00)⇒圏央道・東北道西那須野塩原ICから国道400号、352号線で会津桧枝岐 かぎや(11:00)
・10月3日(月):かぎや(7:20)⇒馬坂峠登山口駐車場( 8:10)
          馬坂峠登山口(8:30)⇒帝釈山(9:20)⇒田代山避難小屋(弘法大師堂)(10:30/ 10:45)⇒猿倉登山口分岐(11:00)
                               ⇒田代山頂(11:10)⇒田代山湿原入口(11:30 昼食12:00)⇒田代山避難小屋(12:10)⇒帝釈山(13:20)
                              馬坂峠登山口駐車場(14:00)⇒桧枝岐(15:20)
・10月4日(火):桧枝岐かぎや(7:30)⇒国道352、289 号線で会津田島経由大峠登山口駐車場(9:20)
          大峠登山口駐車場(9:30)⇒鏡ケ沼西側分岐( 10:00)⇒大峠( 10:30)⇒大峠山(11:30)
          ⇒流石山( 11:50 昼食 12:30)⇒大峠山(12:50)⇒大峠(13:30)⇒鏡ケ沼西側分岐( 14:10)
          ⇒大峠登山口駐車場(14:30) 
         ⇒観音沼森林公園・道の駅しもごう経由国道289号線甲子トンネル経由 ホテル(15:30)
・10月5日(水):ホテル(9:30)⇒那須甲子線・東北道 那須ICから圏央道で自宅(11:00)
2.1 帝釈山・田代山湿原
桧枝岐から14km、車で40分程のダートな林道を冷や汗をかきながらようやく馬坂峠駐車場に到着。 前日の日曜日に下見に訪れた際には4台ほどでしたが、今朝は5台以上でびっくり、 駐車場にはトイレもあります。

駐車場脇の登山口からしばらくはこんな木道が整備されています。 白ビソの森の結構な急登をいきます。

紅葉は始まったばかりでした。 

50分程で帝釈山頂上に到着。 

頂上からは、至仏山、燧ケ岳、男体山が望めました。 右下は会津駒ケ岳かと。

頂上直下は大きなゴロ石で右サイドが切れ落ちており注意が必要です。 それと、こんな梯子が2か所あります。 それでも、遠くに平ケ岳の平坦な頂上稜線が良く望めました。

帝釈山から田代湿原へは、こんな白ビソの森のアップダウンを延々と歩き、嫌になりかけて頃、ようやく田代山避難小屋が現れました。

避難小屋の中に弘法大師堂が祀られ、両サイドに畳が引いてあり清潔な避難小屋でした。

白ビソの森にある避難小屋を抜けると目の前に広大な草紅葉の湿原が広がっていました。

こんなにもきれいに紅葉した湿原もありました。

猿倉の登山口分岐を過ぎるとすぐに田代山頂上の標識があります。 只、頂上はここではありません。

湿原を眺めながら昼食をとり、前方の白ビソの森にある避難小屋までゆっくり戻ります。


2.2 裏那須 流石山
大峠林道は日暮滝展望所までは舗装されています(只、道幅が狭く、工事車両の時々、行き交うことからヒヤヒヤしながら運転しました)。 従来の駐車場が使えず、臨時の駐車場が整備せれていました。 ここから本来の駐車場まで20分程歩きました。

林道終点からほどなく鏡ケ沼西側分岐に出ます。

林道脇の別に設けられたトレールを大峠のコルを見ながら30分程歩くと大峠に出ます。 

4年振りのお地蔵様です。 これから登る大峠山への稜線ですが、この奥に後3回ほどのアップが待ち構えています。 そのルートは真直ぐ登るいわゆる直登ルートでなかなか手強いルートです。

今日も暑い! 大汗をかきながら急登を行く家内です。 背後は紅葉に染まる那須連山最高峰の三本槍岳で、大峠から1.5時間でほぼ流石山と同じ時間です。 大峠でご一緒し、これから三本槍岳へ向かうトレッカーが帰路の大峠でお会いしました。 その方の話では、三本槍へのトレールはジグザグで流石山より疲れないとのこと。

流石山は初夏にはニッコウキスゲやフウロの多種な花々が咲き誇ります。 今日のその名残の花が疲れを癒してくれました。

ようやく、大峠山に到着。 これから向かう流石山は手前の山の奥にあります。

大好きなフウロが咲いていました。 感激!

紅葉が見事でした。

流石山から大倉山、三倉山へと連なる裏那須連山で会津へ続いています。

ようやく、流石山に到着。 素晴らしい紅葉と遠くに会津の街です。

流石山から大峠山への稜線から望む那須連峰(三本槍岳、朝日岳、茶臼岳)と右下は甲子山です。

大峠へ下る途中にウスユキ草(エーデルワイス)が咲いていました。 こんなことがあるから、山旅はやめられませんね、感激!


















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