20日朝6時30分に剣沢雪渓目指して出発しました。 出発前に雪渓の状況を佐伯さんに詳細に教えていただき、これが非常に役に立ちました。 今年は残雪が多くロッジ近くまで雪渓が残っていましたが、アイゼン無しで左写真の雪渓を右に回り込みました。 この右奥にナムの滝があり、その辺りから夏道を歩きました。 剣沢を下る際には、このナムの滝側に入り込まないよう注意が必要です。 ナムの滝上部の夏道でアイゼ . . . 本文を読む
剣沢小屋で小休止し、今後を家内と相談し、体調も問題ないので予定通り立山三山縦走を目指すことにしました。 小屋上部にテント場があり、そこで飲料水をいただきました。 これ以降は尾根路となり水場が無くなります。 テント場から30分程で剣御前小屋と別山の分岐となります。 遠くの尾根に剣御前小屋が見えます。 40年前には、あの小屋からここまでスキー滑降しました。 別山を右に見て快晴の中を滑降した最高の気分を . . . 本文を読む
大きな被害を出した台風が去り台風一過の晴天を利用し、長年の念願だった日本三大雪渓の一つの剣沢雪渓を真砂沢から登り別山に出て、真砂岳、雄山へと続く立山三山を縦走してきました。 40年前の春に室堂から真砂岳までスキーを担いで登り室堂への滑降、更に、雷鳥沢を別山乗越まで登り、そこから剣沢小屋までのスキー滑降をした思い出の剣沢全体を一度は歩いてみたいことと、剣岳から五色が原・薬師岳縦走の中で計画していた立山三山縦走も剣岳登頂後の折からの雷雨で断念し室堂へ急遽、避難したことから、何時かは登っておかなければと念願していました。今回は、大町から扇沢へ車で入り、そこから立山黒部アルペンルートで黒部ダムまで行きました。 黒部ダム駅からダム下部に降り下の廊下の一部を歩き内蔵助谷へ入り、真砂沢へ向かいました。 翌日朝、剣沢の大雪渓を登り剣沢小屋経由で別山に出て、立山三山を縦走し、一の越経由で室堂へ降り、そこから立山黒部アルペンルートで扇沢に戻りました。 . . . 本文を読む
8月18、19日にかけて北アルプス 蝶ヶ岳及び常念岳を安曇野の三叉から入り歩いてきました。
この夏山シーズンは、飯豊連峰、朝日連峰へでかけようと当初から予定していましたが、例年になく降雪が多く、梅雨明けも遅れ、揚句に集中豪雨でなかなか具体化できずにいました。 お盆明けには東北地方も天候が回復したことから具体化しようと思いましたが、飯豊連峰の登山口にある川入への道路が土石流で通行止めとのことで、オ . . . 本文を読む
8月8日から10日にかけて北アルプス 双六岳及び笠ヶ岳を新穂高から入り縦走してきました。
これまでの山行は大概、大町方面から入ることが多く、三俣蓮華、鷲羽岳等で行き交う方々から双六岳の名を良く聞き興味を抱いていました。 また、黒部五郎岳や鷲羽岳からの笠ヶ岳は独立峰の立派な山容を見せてくれ何時かはと思っていました。欧州トレッキングから帰国した7月9日以降は猛烈な暑さでしたが、その後は梅雨の戻りと集 . . . 本文を読む
白馬三、不帰嶮、唐松岳、五竜岳縦走に続いて小谷温泉から雨飾山へ行きました。 白馬八方から車で1時間程で小谷温泉の山田旅館へ15時頃に到着。 早速、3日分の汗と疲れを露天風呂で癒しました。 内湯は本館内にあり、これも翌日、入りました。 大きな岩盤から流れ落ちる湯はなかなか壮観でした。
この旅館は国の登録有形文化財に指定されています。 100名山の深田久弥氏も愛したこの宿は本館が江戸時代のもので、宿 . . . 本文を読む
7月26日から30日にかけて白馬三山(白馬岳、杓子岳、鑓ケ岳)、天狗の頭、不帰キレット、不帰嶮、唐松岳、五竜岳を縦走し、その後、雨飾山へも出かけてきました。当方、気が小さいことから不帰嶮はパスする行程を描いていましたが、家内はこの際に歩かなければもう機会は訪れない、との強い意見で上記行程にチャレンジしました。 天気にも恵まれ本当に快適な山行でしたが、流石に疲れました。白馬山系の高山植物:
行程: . . . 本文を読む
これも多少、古くなりますが夏山シーズンを控え当ブログへのアクセスが増えており、皆様の関心が高くなってきているようですでの、裏銀座コースに雲の平、高天原温泉を加えた縦走を紹介させていただきます。
2008年8月4日から8日の4泊5日で縦走しました。 先ずは、長野県の大町から高瀬ダムまで車で入り、そこから日本三大急登の一つである烏帽子小屋へのルートを登り、裏銀座縦走コースの尾根に出ます。 そこから、 . . . 本文を読む
夏山シーズンも近づき多くの方々が当ブログの剣岳等へアクセスされております。 大分、古い内容ですが、夏山にはもってこいのトレッカーが比較的少ない南アルプスを紹介させていただきます。 また、これに次いで、裏銀座縦走に雲の平、高天原温泉を加えたコースも紹介させていただきます。
2007年7月30日から8月2日の3泊4日で荒川岳、赤石岳及び聖岳を縦走しました。 このコースに入るには伊那谷の飯田から便ヶ島 . . . 本文を読む
例年はこの時期、丹沢山系の檜洞丸へシロヤシオツツジや東国三つ葉ツツジを堪能すべく通うのですが、今年は郷里の上越市(旧高田市)へ行く用件があり、残雪による雪崩のリスクがない八ヶ岳前峰に位置する茅ケ岳に寄ってきました。 茅ケ岳(標高1703.5m)は100名山の火付け役である故深田 久弥氏の終焉の山として有名になった山で隣の金ケ岳(標高1764m)と一体となり中央自動車道からも、その優しい山容が目立ち . . . 本文を読む
2009年8月6~9日、剣岳から五色ケ原を経て薬師岳を縦走しました。 大町から扇沢へ車で行き、立山黒部アルペンルートで室堂に朝10時に到着。 ここから、雷鳥沢を登り別山乗越を経由して剣山荘に午後到着。 40年前に春スキーで快晴のなかをスキーを担いで登り、剣沢へ滑降したことを懐かしく思い出しました。 今は案内標識も日本語と中国語、韓国語も表示されびっくり。 宿も温泉があり余りの贅沢にこれで良いのかな . . . 本文を読む
2009年9月26,27日、黒部渓谷の下の廊下を往復しました(当初予定は仙人谷から剣沢を登り返し室堂へ抜ける予定でしたが、都合が悪くなり下の廊下のみに絞りました。 通常は富山へ抜けるのですが、車の配送料金が高いことから往復としました)。 このルートは渓谷に沿ってあることから、毎年、崖から落ちたり沢の増水でながされたりと、死亡事故が絶えないコースの一つです。また、渓谷沿いであることから、雪の溶けるの . . . 本文を読む
2009年10月9、10日、南アルプスの塩見岳に登りました。 中央高速 松川インターから鳥倉林道を経て鳥倉登山口へ車で入りました。 ここから先ずは、三伏峠小屋を目指します。 途中から雨模様となり、三伏小屋付近からは雪になりました。 その日は三伏峠小屋に泊ましたが、猛烈に寒くダウンの上下を着こんでも寒気がおさまりませんでしたが、今夜で小屋を閉めることから、トン汁のご馳走にありつけました。 只、管理人 . . . 本文を読む
2010年4月18~20日、屋久島の宮之浦岳、縄文杉、白谷雲水峡を縦走しました。 羽田から鹿児島空港経由で屋久島に入り、その日は安房の民宿に泊まりました。 19日朝4時に宿を出発し、タクシーで登山口の淀川入口へ行き、そこから宮之浦岳を目指しました。 あいにく、歩き始め直後から雨模様になり途中から土砂降りになりましたが、予定通り登頂を果たし新高塚小屋に到着しました。 この小屋は無人でシュラフ、食糧持 . . . 本文を読む
2010年10月11~12日、八ヶ岳連峰の天狗岳及び蓼科山へ登ってきました。 先ずは、小海町から本沢温泉へ車で入り、そこから天狗岳に登りその日は本沢温泉に泊り、混浴の露天風呂と宿の温泉の両方を楽しみました。 露天風呂から爆裂火口、硫黄岳が望め満喫しました(女性の方は、宿でシートを借りて着替えをされるのが良いかと)。 翌日は白樺高原スキー場から蓼科山へ登りました。 甘く見ていましたが、それなりの山で . . . 本文を読む