笑日和

わんこと楽しく

笑ちゃんの父ちゃんの事。[26]

2023-08-01 16:51:09 | 笑ちゃんの父ちゃん。

 

今年の桜は早かった。

 

つよしの居ない桜の散歩は、

全くもって楽しくない。

 

四十九日まであと少し。

3月27日、

お友達が来てくれるそう。

駅まで笑ちゃんとお迎えに行きました。

 

改札口で笑ちゃんと待っていました。

 

こんにちは。

つくしちゃん。

つくしちゃんのパパのときには、

母ちゃん、行かなかったのに、、、

 

同じ経験をしたママさん。

今の母ちゃんの気持ちがよく分かる。

 

つくしちゃんのママの言葉には、

傷つくワードが含まれないので、

安心して会話ができました。

 

今の母ちゃんの精神状態が、

どんなかは、すごくよく分かってくれていて、

有り難かったです。

 

つよしが闘病中も、同じ病院の同じ科の先生のとこでも、

いろいろと心強く、応援してくださいました。

本当に感謝。

 

つくしちゃんLOVEの笑ちゃんは、

ずーっと、つくしちゃんを追いかけ回していて。

こんなに楽しそうな笑ちゃんを見るのは、

久しぶりでした。

 

今年はジューンベリーの花も早かったです。

 

『俺、花なんかいらないよ』

そう言っていたつよしでしたが、

 

四十九日までに数回花を変えて、

じゃんじゃん飾ってしまった母ちゃんでした。

ごめんね、つよし。

つよしに、って言うより、

お焼香に来てくれる人のためにね。

 

4月1日。

四十九日。納骨。

 

2月12日に亡くなってから、

これまで、

これは夢なのか?

悪い夢なら早く覚めてくれ。

胸の奥が常に苦しく、

ふわふわとした毎日。

 

流れに沿って四十九日に納骨をしましたが、

もう少しゆっくり考えれば良かったな。

 

大嫌いな父親と一緒の墓に、今は2人きり。

そのうち、もっと嫌いな母親も入るだろう。

 

『なんて事するんだよー』とも聞こえてくるし。

『もう、どうでもいいよ』とも聞こえてきそうな。

 

ごめんね。つよし。

 

納骨は4月1日の四十九日にしてきたつよしでしたが。

つよしの身体の一部は、大学病院でお仕事をしています。

 

癌が多くあった、肋骨、背骨を中心に、

内臓も。

 

なんで死んじゃったんだろ。

こんなに若くして。

毎日、辛く苦しく。

それがいつまで続くんだろう。

 

行きたいところも、無くなりました。

欲しい物も、無くなりました。

食べたい物もありません。

 

『待ってないで先に食べてていいよ』

そう言っても、

『2人で食べたほうがいいじゃない』

と待っていた、つよし。

 

笑ちゃんとつよしで散歩をしたあと。

『やっぱり奥様がいたときの方が楽しいよ』

と言っていた、つよし。

 

きっと今も、天へと登らなくてはいけないのに、

母ちゃんの側をうろうろしているに違いない。

 

笑ちゃんを見送ったら、

早めに迎えに来てください。

それだけが今の願いです。

 

半年、1年過ごせれば。

幹細胞癌の手術をしたときに、そう言われた笑ちゃん。

 

残された母ちゃんのとこが心配なのか?

つよしが、『もう少し母ちゃんの側にいてあげな』

そう言われているからか?

 

言われていた1年を過ぎました。

 

あと何日、母ちゃんと居てくれるか分かりませんが、

笑ちゃんの明るさが、救いです。

 

長く父ちゃんの事ブログでしが。

これからは、父ちゃん居なくなってしまったブログです。

 

そうは言っても、父ちゃんの残り香が少しずつ登場。

 

いつも覗きに来てくれて、

ありがとう。

 


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