笑日和

わんこと楽しく

ようやく気温が下がりました。

2023-11-29 09:30:36 | 日記

 

昼間は半袖Tシャツで過ごす。

そんな日がようやく終わりました。

 

やっと朝晩の暖房を入れるようになりました。

 

そんな笑ちゃん地方です。

 

去年の今頃。

癌細胞が急激に増え、どんどん骨を溶かして、

痛み止めが効かなくなり、

いよいよもって、医療用麻薬を使い出したころの、

つよしです。

当時は夫婦2人で治療の成功を信じて、

必死に毎日を過ごしていたものです。

 

今振り返りこの写真を見たら、

目もうつろ、意識もうろう。

そうだよね、、、余命3ヶ月っぽいよね。

 

よくこの状態で、あの大きな移植に挑んだものだ。

 

愛は盲目とは言うけれど、

癌闘病生活も盲目なのかもしれないな。

つよしへ、

近頃思うよ、、、

精神的苦痛、身体的苦痛、

それが無くなっただけでもいいじゃないか。

 

今、母ちゃんの母のリハビリへ来ているよ。

つよしは母ちゃんのバッグの中。

骨こつつよし、バックINだ。

 

どこへでも連れて行くぞ。

これが終わったら、次は母ちゃんのリハビリだ。

 

どこへでも、と言いながら、

そのほとんどは病院通い。

やれやれ。


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野島崎。

2023-11-22 11:08:55 | 千葉県 南房総市

 

ある休日。

気が向いて。

笑ちゃんとドライブへ出かけました。

 

青い空。

 

磯の香り。

千葉県は南房総市、野島崎へ。

 

気が向いて、来てはみたものの。

剛と母ちゃんと笑ちゃん、みんなでよく来ていた、

そんな思い出がたくさんあり。

楽しさよりも空しさが、辺り一面漂いました。

 

このベンチも、

剛が移植前、髪の毛抜けちゃう前にと、

みんなで写真したベンチですが。

あー、、、もう居ないんだ。

再確認するようになり、

本当に空しい。

 

母ちゃんの空しさがきっと笑ちゃんにも伝わるんだよねえ。

引っ張っても、引っ張っても、

駐車場へ帰ろうとする笑ちゃんでした。

 

ね、母ちゃんだけになっちゃってごめんよ、笑ちゃん。

 

笑ちゃんも、母ちゃんと一緒で、

車の中で眠るのが好き。

車中はご機嫌にねんねしていました。

あ、そうそう、

もちろん母ちゃんは運転手さんだから、

寝てはいけませんよねえ。

 

笑ちゃんも、病気を抱えながら、

それでも頑張って過ごしています。

すごいよねえ、笑ちゃんは。


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こんな事して過ごす。

2023-11-13 19:31:18 | 日記

 

ビルとビルの間、地上4階の頭上を、

モノレールが走っている。

そんな笑ちゃんちの暮らす千葉県です。

 

モノレールの改札口前にある献血ルーム。

毎月一回、献血に通う母ちゃんです。

写真、左手辺りに

そのルームはあります。

 

百貨店に隣接しているので、

献血終わり、百貨店でふらふらするのが少し楽しみにもなりました。

 

知人の庭に立派な柿の木がありました。

『柿取りに来ますかー?』の連絡に、

行くよー。

 

笑ちゃんと一緒に行って来ました。

笑ちゃんはおやつをもらってご満悦。

母ちゃんも、大好物の柿をたくさん頂けて。

風邪予防にビタミン補給です。

 

 

 


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ほらね。

2023-10-13 10:09:29 | 日記

先日、秋田に熊3頭立てこもる。

そんなニュースがながれました。

 

秋田も秋田。

去年の今頃に笑ちゃんちが泊まった辺りです。

 

モンベルのお店で熊のオブジェで写真なんかして。

 

朝の散歩には、

水の綺麗な街を2時間くらいかけて

ゆっくりと散歩。

 

母ちゃんの鼻は上を向いていて、

(言い方キレイですが、まあ、ブタみたいな)

なのでいろんな意味で鼻が効くのですよ。

 

この時も、

『ねえ?熊いない? 熊出て来そう』

つよしに問いかけましたが、

 

何を言ってるんだ、、

背中で語られて。

完全無視。

 

つよしよ、

やっぱり近くに熊はいたのだよ。

 

あー、、、

『ほらね、熊出るんだよ』

自慢げに教えてあげたいなあ。

 

つよしへ。

熊の報告だけではないぞ。

 

先日、笑ちゃんの検診へ行って来たよ。

 

先生もびっくり‼️

『なんだ?コレ?』

声に出して驚いていた。

 

なんと、笑ちゃんの肝細胞癌の塊が、

前回より小さくなっていたぞ。

 

これはもしや?

目に見えないつよしのチカラか?

 

いや、違うな、、

 

家での治験、

しいたけスープの成果かな?

余命宣告の半年、一年を過ぎてなお、

毎日楽しそうに過ごしている笑ちゃんですよ。

 

つよしにも母ちゃん手作りの

しいたけスープで治験してれば、

もう少し生きていたのかなあ。

 

な、わけないだろ。

また、背中で語っているかもね。

 


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9月、成田山。

2023-10-07 12:33:52 | 千葉県 成田市

剛が居なくなって、

春が来て、

夏が来て、

秋になりました。

 

涼しい散歩が嬉しくて。

朝1時間、

夕方1時間、

歩かされています、

あ、いや、歩いています。

 

 

先日、成田山へ行って来ました。

つよしと2人で。

 

と、言っても、

骨ですが。

言い方が雑ですねえ。

亡くなった夫を、骨、呼ばわり。

 

骨になっても、一緒にいるような気がするのです。

気が、したいのです。

なので、事あるごとに連れて歩きます。

 

知り合いの方の病が良くなりますように。

本堂で唱えるときに護摩木を書きました。

が、慌ててしまい、

病気平癒と書かずに、健康長寿。

長生き出来ればいいかな。

しかも、健康にですよ。

病に負けるな‼︎  父さん‼︎

周り気にせず、誰よりも大きな声で唱えてきましたよ。

のーまくさんまんだー

ばーざらだんせんだー

まーかろしゃーだー

そわたやうんたらたーかんまん。

つよしの闘病中から、

お不動様に朝に夕に唱えているので、

すっかり覚えてしまいました。

なんなら、お薬師様のも覚えました母ちゃんです。

そろそろ老人の域、

これも一つの脳トレだ。

 

そして、つよしのお礼参りにも。

亡くなってしまったのにお礼参り、、

 

最後のあの、3,200万円もの薬、

『これが効かなければ、残念ですが、、』

と言われた薬。

 

効かないどころか、

効きすぎて命を落としてしまった。

 

癌細胞の数さえ少なければ、

助かっていたのになあ。

 

先生も諦め半分だった薬が効いた。

きっとお薬師様のおかげなんだと思いたい。

 

つよしは、薬が効いていたのも知らずに

あの世へ逝ってしまって。

 

あー、教えてあげたいなあ。

効果あったことを。

 

それに、意識亡くなっても何日も頑張れた、

それだけで十分だ。

 

まだ、1月に頂いたお札は家にあり、

朝に夕に、

『つよしが生まれ変わるならば、

病気一つせず大往生しますように』

おんころころせんだりまとうぎそわか。

唱えている母ちゃんです。

 

祝儀の年齢がありました。

つよしは、1番最初の還暦も迎えることが

出来なかったなあ。

母ちゃんは迎えることできるかなあ。

 

成田山で1番のパワースポットと噂の、

本堂裏手にある公園です。

この日は水が多かったので、

滝もサマになっていました。

 

人がいないのを確認して、

写真しましたよ。

 

どうも、骨つよしにピントがあわないわ。

もしや、動いているのかな、、、。

ぷぷぷー。

 

つよしへ。

帰り道、途中から眠たくなったよー。

つよしが残していった、

ハッカのスプレーをマスクにやって、

なんとか帰ってきたよー。

 

 

 

 


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その日なんだ。

2023-10-04 09:23:15 | 日記

蚊🦟が大嫌いな母ちゃん。

朝、夕、の散歩には、

くるくる巻き、煙もくもくの本格的な蚊取り線香を持って、

笑ちゃんと散歩をします。

 

9月初旬、

ばあちゃんの状態から、

もうこれが最後かなー?

ばあちゃんを連れて、

ばあちゃんの実家、宮城県へ連れて行く予定をたてました。

 

そのお出かけに用意した、

火を使わないカトリス。

 

行く数日前に、

笑ちゃんの託児所代わりにしているばあちゃんちへ、

笑ちゃんを迎えに行くと、

 

じいちゃんの残していったパジャマを、

ブラウス代わりに着て、足を放り出し、

えっ⁈まだ使ってる人いるのー‼︎

な、ガラケーを片手に、

メモをしながら長電話をしていたばあちゃん。

 

なんとなぁーく、

電話の相手は、親戚かなあ。

感じ取れる空気感。

 

ばあちゃんの妹(笑ちゃんの母ちゃんの叔母)が亡くなり、

横浜へ行くことになりました。

母ちゃんの弟が運転してくれる事になり、

久しぶりの笑ちゃんとの2列目シート。

やっぱりここ、2列目シートからの景色が馴染むわ。

アクアラインを抜け、

 

この工場群を通ると、

子供の頃から、あー、横浜へ行くんだなあと。

 

汚ったないなー。

そう思う母ちゃんの隣で、

義理の叔母が、、、

『この工場の景色、好きなのよねえ』と。

ジブリに出て来そうで、素敵に見えるんだとか。

10歳年上の義理の叔母。

母ちゃんも10年後には、そう見えるのかなあ。

 

と、まあ、

宮城県への旅を予定していた、その日、

ばあちゃんの3つ年下の妹の葬儀となりました。

なんでその日なんだろうねえ。

どんびしゃり。

 

つよしの葬儀のとき、

こんな事を思いました。

いろいろしてあげたのに、つよしの甥や姪は、

泣くでもなく、あっけらかん。

 

今回は母ちゃんの叔母が亡くなって、、、

 

そうなんだなあー、

叔母が亡くなっても、涙って出ないわ。

 

それどころか、

えーっ⁈  なんでその日よ!

 

叔父、叔母、

甥、姪、

そんなもんだな。

 

宮城県で散歩するはずが、

いつもの遊歩道。

笑ちゃんは、どこでも喜びます。

 

その1週間後。

朝、突然に起き上がれなくなった笑ちゃんのばあちゃん。

急遽病院ですわ。

 

レントゲンを撮り。

結果、骨折はなさそうで。

2年前までじいちゃんと2人で、

午前中は病院巡りをする日課。

自然圧迫骨折で年に数センチずつ身長縮んで、、

痛み止めの注射をしている。

そんな事を聞いていた。

 

当然、骨密度測定もしている。

いや、そうに決まってるよ。

 

ところが、一度も骨密度測定をしたことがないという、

えーっ? うっそ。

 

ばあちゃんの発言は突拍子もない事がほとんど。

きっと検査を勧められても、

『やらない』で、通していたんだろう。

 

なので母ちゃんが、『やってもらいなさい!』

言いました。

結果、レッドゾーン。

当たり前だ。

 

その後血液検査をして、

ばあちゃんに効き目のある薬を選ぶそうだ。

今回は内服薬のみもらって帰りました。

 

病は気から。

内服薬だけしか服用していないのに、

歩けるようになったばあちゃん。

家ではゴロゴロしているのに、

ちゃんと座っているようにする。

 

血液検査の結果から、

半年に一度、骨を作る注射をする事になりました。

母ちゃんですら、

骨密度測定は半年に一度やっているのに。

こまめにしていれば、70%きったところで薬を開始できたのに。

ばあちゃんは、90%をとっくにきっていて。

やれやれだ。

 

とは言え、

ばあちゃんも暮れには84歳になる。

ついでに妹にも先立たれ、

がくんと、きたのだろう。

 

病院とは言え、

母ちゃんと一緒にいて、

他愛もない話をすることが楽しみのようだ。

 

数年前から、

じいちゃんの介護、

つよしの介護、

そして今はばあちゃんの介護。

 

子供のいない母ちゃんの介護は、

誰がする?

 

そうなる前に逝きたいねえ。

 


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バナナ。

2023-09-30 19:47:24 | 千葉県 館山市

つよしが闘病中、

付き添いで病院へ行くと、

一緒に血圧を測っていました。

 

つよしの血圧は正常でした。

母ちゃんも始めは正常でした。

それが1年くらい介護生活を続けた頃、

少し高くなり始めました。

 

血圧のためにバナナを食べているこの頃。

 

千葉の館山に、

バナナ問屋 佐藤商店 と言う、

バナナ専門店があります。

 

つよしが生きているときに、

『いつか行こうよ』と話していましたが、

行けず終い。

 

先日、母ちゃんの弟に連れて行ってもらいました。

(↓写真拝借)

 

小さなバナナは、

スーパーで買ったもの。

大きなバナナが佐藤商店のバナナ。

冷凍しておいて、少しずつ笑ちゃんと食べています。

おかげで血圧も安定。

 

香りも味も、スーパーの物とはまるで違います。

 

つよし、

佐藤商店のバナナを買いに館山へ行ってきたよ。

ほんと、バナナしかなかったよ。

 

朝一行ったのに、次々にお客さんが来ていたよ。

一緒に行きたかったよねえ。

 


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それぞれが。

2023-09-20 16:27:19 | 日記

 

以前にも載せたもの。

左、色白と言われている母ちゃんの手。

右、それを上回る白さ、

闘病中のつよしの手。

 

2年半もの闘病中に、

赤血球、血小板の輸血を繰り返していました。

 

特に赤血球の輸血後には、

↓こんな写メが送られてきてね。

『ほら見てよ!血管が浮き上がっているよ!』

 

それは、それは、嬉しそうでした。

 

つよしがこの世を去ってから、

喪失感の中で必死に過ごしている母ちゃんですが、

動きを止めると、良からぬ方へ行きそうで、

ずーっと動きっぱなしな毎日です。

 

家の片付けも一段落した頃、

さてー、次はどうしましょう。

 

そこで↑思い出しました。

 

つよしは、善意ある皆様のおかげで助けて頂きました。

つよし本人が恩返しができないのならば、

代わって母ちゃんがしましょうよ。

 

近くのショッピングモールに献血のバスが来る。

早速、予約を入れて。

 

希望としては、400mlの全血献血でしたが。

体重が足りなくて、200mlしかできませんでした。

 

受ける患者のリスクを減らすために、

現在は400mlが主流だそう。

 

つよしが亡くなったショックと、

あれから動きっぱなしなこと、

それが良くなかったか。

 

体重50kg以上ないとやってもらえないのだそうだ。

それでも、普段ならばバスでは200mlの献血はやっていないところ、

その日はたまたまやっていて。

小さな子供への輸血に回されるそうだ。

 

こんなおばちゃんのでごめんよー。

と、心で謝りながら。

 

頑張って体重を増やさないとね。

 

献血カードとやらを作りました。

その後に、スマホからでも使えるようにもしてみました。

 

すると、次回の献血可能な日のお知らせが来る。

 

ちょっと献血に詳しくもなってきて。

体重が50kgなくてもできる献血がありました。

 

つよしもお世話になっていた、血小板。

これは、成分献血というものらしく、

体重が40kgあれば良いみたい。

しかし、

あー、、、なんと、これも母ちゃんダメみたい、

女性は54歳まででしたー。

 

この血小板の輸血は、なかなか届かなくて、

つよしは、朝から待って、結局は夜に届いた事もありました。

採取して4日しか保存ができないそうで、

特につよしのような重い病気の人は、

血小板の血液型以外の型も近づけるようなので、

それは、それは、大変だった。

名古屋から届いたときには、

きっとその人に連絡が行って、

わざわざしてもらったのかもしれないなー。

感謝ですよ、本当に。

 

それでー、

母ちゃんにも出来た、成分献血は、

『血漿』(けっしよう)献血でした。

条件があるが、69歳までできるようだ。

近所に来る献血バスではやっていないので、

千葉駅にある献血ルームに、

勇んで予約しましたよ。

これが2回目。

 

400mlの全血献血は短時間で済みますが、

成分献血は時間がかかります。

必要な血漿成分だけ摂取して、

赤血球は身体に戻すからだ。

採取して赤血球を戻すを2回繰り返す。

だから時間がかかるのだ。

 

そのためか、どの血液型も、

《非常に困っています》と出ています。

足りていないと言う事だ。

 

母ちゃんがしてきた、血漿は、

輸血にも使いますが、

半分は製剤に使うんだとか。

 

免疫グロブリン製剤としても。

神経難病にも有効な製剤となるそうだ。

 

つよしが、どこかの誰かに助けられたように、

母ちゃんの血漿も、

どこかの誰かに役に立てればそれでいい。

 

健康寿命が続く限り、献血へ通いますよ。

つよし、

母ちゃんは今、こんな事をしています。

 

母ちゃんが献血へ行っている間、笑ちゃんは、

ばあちゃんと留守番で、

和室の床間が、

冷んやり冷えたフローリングだと勘違い、

気持ち良さげに寝ています。

 

母ちゃんと家に帰ってきてからは、

わんわん、わんわん、母ちゃんを威嚇して遊んでいます。

つよし、

この、わんわんが聞こえますか?

 

この笑顔が見えますか?

 

母ちゃん、笑ちゃん、

それぞれが、こんな風にして過ごしています。

 


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換気扇。

2023-09-15 19:05:59 | 日記

 

浴室の換気扇が、

キーーーーーん、と、

すごい音がしていました。

けっこう前から。

 

これも、父ちゃん元気になったら修理だね。

そう話し合っていましたが、、、

父ちゃん居なくなってしまって。

 

ようやく修理と言うか、

新しい物に交換してもらいました。

 

男の人が苦手な笑ちゃんだけど、

知り合いの人にやってもらったので、

わんわんすることもなく、

お利口ちゃんに迎えていましたよ。

 

↓ 去年の12月のこと、

最後に、たったの4日だけ退院してきて、

換気扇が、きーーん鳴っているお風呂に、

嬉しそうに入っていた、つよしです。

『家のお風呂は、いいね。』

そう言っていました。

笑ちゃんも何かを感じたのか、

ずっとここで、父ちゃんを見ていました。

 

生きているうちに、

新しい換気扇にしておけば良かったなあ。

 

つよし、、、

新しい換気扇は、

しーーーずかだぞ。

 

 


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冷蔵庫。

2023-09-14 16:13:39 | 日記

 

我が家の冷蔵庫。

父ちゃんと母ちゃんが結婚した時に買いました。

2人なので小さい冷蔵庫を。

 

シンプル過ぎて、

シンプルだったからか、

壊れませんでしたが、

父ちゃんの闘病中に、ドアーの持ち手が壊れました。

 

病状が落ち着いたら考えようね。

そんな事を話し合っていましたが、

父ちゃんは居なくなりました。

 

↓ キッチンの方からズルズルと引きずってきましたよ。

1人で。

 

持ち手の壊れた冷蔵庫を。

 

小さな冷蔵庫でも、中身を出すと、

キッチンはぐちゃぐちゃになりました。

 

冷蔵庫の下に溜まったホコリを取り払いました。

壁の汚れは、ま、こんなもんでいいや。

 

小さな冷蔵庫を買い替えて、

さらに小さな冷蔵庫にしました。

レンジの幅しかありません。

 

天板は断熱が効いているのだとか。

 

春頃に量販店へ行きました。

ちょうど学生の引っ越しシーズンと重なり、

2ヶ月待ちだったかな?

 

小さな冷蔵庫にしましたが、

少しくらいはこだわっても、つよし、許してくれるだろう。

最新の物にしました。

 

表面艶消し。

 

使ってみて思いました、感じました、

想像以上に小さい。

 

これからもっと歳をとり、

買い物へ行く頻度が減るならば、

冷蔵庫は大きな方が良かったか?

 

どこかで、つよしが見てるかな?

『そりゃー小さすぎるべ』

 

6月頃の事でした。


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思いとは裏腹に。

2023-09-06 20:18:17 | 軽井沢

今年の夏、お盆は、

つよしにとっては、新盆にあたりました。

ですが、宗教的には、

亡くなってすぐに成仏し、

その後はこの世には2度と来ないのだそうだ。

その代わりに、追善供養を行うと良いらしい。

 

前に心に引っかかる事がありました。

四十九日の納骨のとき、

位牌に魂を入れてもらおうと持っていきましたが、

もうあの世へ逝ったので魂なんて無いのだと。

 

結局のところ、坊主の都合だ。

魂入れもない、この世に居ないのに、

なんで追善供養なんかするのだ。

 

残された者が心から供養するのが1番なのだ。

そう、前回の事で確信。

毎日手を合わせ、

あの世で幸せでありますように。

もし生まれ変わるのならば、

今度は幸せな家庭に生まれて来るのだよ。

病気一つせずに大往生するのだよ。

朝に晩に手を合わせている母ちゃんです。

 

そんな事もあり、

さて、お盆、どおするか、、

何もしないと、つよしの母親が狂ったように電話してくるに違いない。

 

提案してみました。

母ちゃんがみんなの宿代を出すので、

つよしの思い出の軽井沢へみんなで行きませんか?

つよしの好きだった場所を案内します。

 

母ちゃんの弟、母ちゃんの母に連絡、

予定を空けてくれました。

 

ところが、つよしの実家側、

6名を誘いましたが、

つよしの姉が、

『母との旅は気が進まない』

 

えー?

実母なのにー?

 

それに、旅ではないのだよ。

つよしの供養だよ。

 

あんぐりしていると、

『私(つよしの姉)と、母ちゃんと、笑ちゃんだけで行こうよ』

 

もう、無しにしようかなと思っていたら、

↑の連絡で。

 

義理姉も、実母原因で精神科へ通っている状態、

ここで断ると、また、面倒になる。

 

仕方なく、↑のメンバーで行きました。

↑のメンバーならば、あえて暑い夏ではなく、

グリーンシーズンでもいいじゃないか。

少し前倒しで行ってきました。

 

 

闘病中も、コロナを避けるために、

よく歩きました。

その時の写真です。

 

だけどもう、つよしは居なくなり、

寂しい散歩。

 

鴨つけ汁蕎麦。

 

つよしの好きなお蕎麦でしたねえ。

 

美味しそうに食べていました。

 

このときの席から見た景色です。

きれいでした。

 

今回は、つよしは居ません。

 

 

次に来たら、胡桃蕎麦を食べようね。

約束していました。

母ちゃんと、あなたの姉と食べますよ。

 

んー、つよしは美味しいって食べたかなー、

母ちゃんは一回食べればそれでいいかな。

 

つよしが一緒なら、美味しいって食べたかもしれないねえ。

 

 

 

あなたの姉とじゃ、、、

 

宿に着きました。

つよしのことを伝えたら、

号泣していたよ、宿の人。

自分の親も同時期に病と闘っていたんだって。

重なるものがあったんだねえ。

 

翌日、ミスアナベラさんへ。

ここは、つよしもお世話になったので、

同じく伝えたよ。

とても残念がっていたよ。

 

どこへ行っても、つよしへの思いのある人ばかり。

伝えるのも本当に辛いよ。

 

闘病中、よくタリアセンも歩きました。

 

何を思っていたかなあ。

 

また一緒に歩きたかったよ。つよし。

 

形は違えど、また連れてくるからね。

 

こんなカタチの新盆にしたよ、つよし。

みんなを連れて来れなくてごめんね。

 

義理母とお姉さんの仲が最悪だよ。

 

私から見たら、、、

どっちも、どっちだよ。

2人はよく似てる。

 

 

 

 


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日記。

2023-08-26 18:43:15 | 日記

 

6/5〜6/10 の事。

 

母ちゃんと笑ちゃんで庭に出て。

 

振り向くと、お花の前に笑ちゃん。

 

ん? 何してる?

 

やっぱりね。

大人しいときには、ろくなことしていません。

 

パクパク、花を召し上がっていた笑ちゃんでした。

 

この日はちょっとドライブ。

 

お友達の家に行きました。

 

母さんが玄関から出かけたら、

耳をすまし、じーっと待つノンノンちゃん。

ハチ公さながらです。

 

まるで自分の家。

くつろぐ、つくしちゃん。

 

ピザ🍕を囲み、ピーチク パーチク。

母さん3人は、歳も近く、

みんな弟がいるお姉ちゃん。

あっという間に時間が過ぎました。

 

これからの事。

いろいろ考えますが、

参考になり、勇気も優しさも頂けて。

 

車で帰るとき、

ノンノン母さん、どこまでも、どこまでも、

走って見送ってくれて。

 

人柄が、それ一つで滲み出る。

 

みんな一生懸命に生きている。

 

とても良い1日になりました。

 

ありがとう。

 


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片付け。

2023-08-15 21:12:47 | 日記

 

5月初旬から中旬のこと。

 

笑ちゃんの父ちゃんが家での食事のときに、

栄養をプラスするために箱買いしていたドリンク。

 

これは病院に入院中にも、

食事のときに出ていたもので。

同じものをと思って。

 

結果、生きて帰っては来なかったから。

どうするか?

 

父ちゃん居なくなって激痩せした母ちゃんが、

全部飲む事にしました。

まるで自分のために買ったようになってしまった。

 

片付けはゴールデンウィーク中も続きました。

ウォークインクローゼットには、

父ちゃんと母ちゃん、同じ整理タンスがありました。

 

もう、父ちゃんのは要らない。

母ちゃんの弟へあげました。

 

 

中身も、少しだけ残して、

あとは売るなり、あげるなり、捨てるなりしました。

 

初代シーズーちゃんの、

ゆうくんの遺品。

30年くらいとってありましたが。

これも処分する事にしました。

 

玄関フロアーにためては、捨てる、

繰り返しました。

 

 

来る日も、来る日も、

繰り返しました。

 

 

笑ちゃんがまだ子供子供していた頃、

小さな家の小さなリビングを、

ビューん ビューん 走り回る。

階段から下へ落ちちゃうよ。

危ないのでチャイルドドアーをつけていましたが。

からも外して処分。

 

大きなゴミを何度もクリーンセンターへ運びました。

 

母ちゃんの健康寿命が残っているうちに。

できる事はしておかないと。

 

 

 


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遠くから。

2023-08-08 08:50:18 | 日記

 

4月9日。

遠くから、ぐっちママさんと、ノンノン母さんが、

つよしにお線香しに来てくれました。

四十九日も過ぎていたので、わざわざお墓まで。

 

最後、つよしが一人で戦っていた病院も。

ここで頑張っていたんだよ。

伝えると、涙してくれて。

 

みんなつよしよりも歳上で。

 

若くして逝ってしまったこと。

みんなに優しかったこと。

そんな事で、遠くから来てくれるんだろうなあ。

 

つよしならきっと、

『ありがたいよ』こう言っていると思います。

 

ありがとね。

ぐっちママさん、ノンノン母さん。

 

そしてごめんね。

先に逝ってしまって。

 

我が家は、下駄箱に入らない靴は買わなくて。

場所が空いたら新しいものを。

 

必ず次のジュースの置き場所がありました。

最後につよしが買ったジュース。

いつもなら、派手なカラーの物を好みますが、

なぜか、黒。

 

シンデレラのように、この靴のサイズの人を探しました。

そして見つかったのは、ぐっちパパさん。

ママさん帰るときに、持っていってもらいました。

 

つよしの靴でいろんなところを歩いて欲しいです。

受け取ってもらって、ありがとう。

 

つよしが居なくなっても、なかなか現実とは捉える事ができません。

悪い夢ならどうか早く覚めて欲しい。

こればっかりな母ちゃん。

 

自分に分からせるために、行動へ。

 

もう独りなのだから、先ずは重たい物から片付けてみよう。

3階から攻める事にしました。

 

棚や本を捨てることにしました。

 

年齢的に、ギリギリかも。

結構キツイ。

それでも、つよしの死を納得させるために、

自分で頑張らないと。

物がなくなると、うん、これまでとは何かが違うんだと、

ほんの少しだけ思う瞬間もある。

 

夕食の準備中、引き出しから出てきました。

元気になって退院したら、何か作ろうとしていたのだろう。

日切れていたので捨てました。

ごめんね、つよし。

 

こちらもそう。

あんこでも挟んで、母ちゃんに食べてもらいたかったのかな。

同じく日切れ、処分、処分。

 

伴侶を亡くしたあと、ずっと物をとっておく人もいます。

まさに、ばあちゃんがそう。

未だにじいちゃんのものに手をつけていない。

 

ばあちゃんには、息子や娘がいるから、

そのままにしていても、いずれするだろう。

な、考えなのだろう。

 

けれど、子供の居ない母ちゃんは、

今、動けるうちに自分で処分をしておかなければ、

やがては、甥っ子や姪っ子に多大なる迷惑をかけてしまう。

 

それだけは、どーーーしても避けたい。

 

いろいろ複雑な気持ちだけど、

つよしが居なくなった事を現実として、納得させて、

どんどん行動していかないと、

母ちゃんだって、いいばばあの年齢だ。

笑ちゃんよ、2人で頑張ろう。

 

 

 


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声は無くとも。

2023-08-04 18:59:41 | 笑ちゃんの父ちゃん。

 

毎年、福島県へ行くときに

父ちゃんは、母ちゃんの好きな山野草のお店へ寄ってくれました。

 

母ちゃんが山野草を見ている間父ちゃんは、

笑ちゃんと散歩をしたり、

車で休憩していたり。

そんな時間も好きなんだと言っていたっけ。

 

一人静。(ひとりしずか)

今年も静かに咲きました。

 

派手さは無いけれど、

見惚れてしまう山野草です。

 

駐車場の自動ライトの設定。

日没時間に合わせて季節ごとに変えるもの。

父ちゃんの役目でした。

 

機械音痴の母ちゃんは困り果てました。

たまたまライト切れで、電気屋さんに来てもらい。

そのときにやり方を教わりました。

 

父ちゃん亡くなる数日前に、

『ZEROコーラ買ってきて』と。

 

吐き下しの凄まじいときだったので、

ムカムカ感を少しでもなんとかしたかったのだろう。

 

息苦しさも増し、意識も遠のくあたりだったので、

飲んでないんだろうなあ。

そう思っていました。

 

病院から荷物を引き上げてから、

葬儀だ、手続きだ、来客だと、

忙しさにかまけて、そのままにしていた父ちゃんの荷物。

 

四十九日翌日から一気に動き出した母ちゃん。

やっと父ちゃんの荷物に手をつけました。

 

飲んでいないだろうと思っていたコーラ。

↓これだけ飲んでいました。

 

先生に言っても吐き気やムカつきが変わらない。

ならば、コーラでスッキリ。

そう思ったのだろう。

 

最後の最後まで戦っていたんだなあ。

生きることを、復活することを、

諦めていなかったんだなあ。

 

この一本のコーラが伝えてくれました。

声は無くとも、ちゃんと伝わったぞ、つよし。

よく頑張った。偉いぞ。

 

たった一本の飲みかけのコーラ。

 

泣けて。

泣けて。

 

 


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