笑日和

わんこと楽しく

バナナ。

2023-09-30 19:47:24 | 千葉県 館山市

つよしが闘病中、

付き添いで病院へ行くと、

一緒に血圧を測っていました。

 

つよしの血圧は正常でした。

母ちゃんも始めは正常でした。

それが1年くらい介護生活を続けた頃、

少し高くなり始めました。

 

血圧のためにバナナを食べているこの頃。

 

千葉の館山に、

バナナ問屋 佐藤商店 と言う、

バナナ専門店があります。

 

つよしが生きているときに、

『いつか行こうよ』と話していましたが、

行けず終い。

 

先日、母ちゃんの弟に連れて行ってもらいました。

(↓写真拝借)

 

小さなバナナは、

スーパーで買ったもの。

大きなバナナが佐藤商店のバナナ。

冷凍しておいて、少しずつ笑ちゃんと食べています。

おかげで血圧も安定。

 

香りも味も、スーパーの物とはまるで違います。

 

つよし、

佐藤商店のバナナを買いに館山へ行ってきたよ。

ほんと、バナナしかなかったよ。

 

朝一行ったのに、次々にお客さんが来ていたよ。

一緒に行きたかったよねえ。

 


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それぞれが。

2023-09-20 16:27:19 | 日記

 

以前にも載せたもの。

左、色白と言われている母ちゃんの手。

右、それを上回る白さ、

闘病中のつよしの手。

 

2年半もの闘病中に、

赤血球、血小板の輸血を繰り返していました。

 

特に赤血球の輸血後には、

↓こんな写メが送られてきてね。

『ほら見てよ!血管が浮き上がっているよ!』

 

それは、それは、嬉しそうでした。

 

つよしがこの世を去ってから、

喪失感の中で必死に過ごしている母ちゃんですが、

動きを止めると、良からぬ方へ行きそうで、

ずーっと動きっぱなしな毎日です。

 

家の片付けも一段落した頃、

さてー、次はどうしましょう。

 

そこで↑思い出しました。

 

つよしは、善意ある皆様のおかげで助けて頂きました。

つよし本人が恩返しができないのならば、

代わって母ちゃんがしましょうよ。

 

近くのショッピングモールに献血のバスが来る。

早速、予約を入れて。

 

希望としては、400mlの全血献血でしたが。

体重が足りなくて、200mlしかできませんでした。

 

受ける患者のリスクを減らすために、

現在は400mlが主流だそう。

 

つよしが亡くなったショックと、

あれから動きっぱなしなこと、

それが良くなかったか。

 

体重50kg以上ないとやってもらえないのだそうだ。

それでも、普段ならばバスでは200mlの献血はやっていないところ、

その日はたまたまやっていて。

小さな子供への輸血に回されるそうだ。

 

こんなおばちゃんのでごめんよー。

と、心で謝りながら。

 

頑張って体重を増やさないとね。

 

献血カードとやらを作りました。

その後に、スマホからでも使えるようにもしてみました。

 

すると、次回の献血可能な日のお知らせが来る。

 

ちょっと献血に詳しくもなってきて。

体重が50kgなくてもできる献血がありました。

 

つよしもお世話になっていた、血小板。

これは、成分献血というものらしく、

体重が40kgあれば良いみたい。

しかし、

あー、、、なんと、これも母ちゃんダメみたい、

女性は54歳まででしたー。

 

この血小板の輸血は、なかなか届かなくて、

つよしは、朝から待って、結局は夜に届いた事もありました。

採取して4日しか保存ができないそうで、

特につよしのような重い病気の人は、

血小板の血液型以外の型も近づけるようなので、

それは、それは、大変だった。

名古屋から届いたときには、

きっとその人に連絡が行って、

わざわざしてもらったのかもしれないなー。

感謝ですよ、本当に。

 

それでー、

母ちゃんにも出来た、成分献血は、

『血漿』(けっしよう)献血でした。

条件があるが、69歳までできるようだ。

近所に来る献血バスではやっていないので、

千葉駅にある献血ルームに、

勇んで予約しましたよ。

これが2回目。

 

400mlの全血献血は短時間で済みますが、

成分献血は時間がかかります。

必要な血漿成分だけ摂取して、

赤血球は身体に戻すからだ。

採取して赤血球を戻すを2回繰り返す。

だから時間がかかるのだ。

 

そのためか、どの血液型も、

《非常に困っています》と出ています。

足りていないと言う事だ。

 

母ちゃんがしてきた、血漿は、

輸血にも使いますが、

半分は製剤に使うんだとか。

 

免疫グロブリン製剤としても。

神経難病にも有効な製剤となるそうだ。

 

つよしが、どこかの誰かに助けられたように、

母ちゃんの血漿も、

どこかの誰かに役に立てればそれでいい。

 

健康寿命が続く限り、献血へ通いますよ。

つよし、

母ちゃんは今、こんな事をしています。

 

母ちゃんが献血へ行っている間、笑ちゃんは、

ばあちゃんと留守番で、

和室の床間が、

冷んやり冷えたフローリングだと勘違い、

気持ち良さげに寝ています。

 

母ちゃんと家に帰ってきてからは、

わんわん、わんわん、母ちゃんを威嚇して遊んでいます。

つよし、

この、わんわんが聞こえますか?

 

この笑顔が見えますか?

 

母ちゃん、笑ちゃん、

それぞれが、こんな風にして過ごしています。

 


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換気扇。

2023-09-15 19:05:59 | 日記

 

浴室の換気扇が、

キーーーーーん、と、

すごい音がしていました。

けっこう前から。

 

これも、父ちゃん元気になったら修理だね。

そう話し合っていましたが、、、

父ちゃん居なくなってしまって。

 

ようやく修理と言うか、

新しい物に交換してもらいました。

 

男の人が苦手な笑ちゃんだけど、

知り合いの人にやってもらったので、

わんわんすることもなく、

お利口ちゃんに迎えていましたよ。

 

↓ 去年の12月のこと、

最後に、たったの4日だけ退院してきて、

換気扇が、きーーん鳴っているお風呂に、

嬉しそうに入っていた、つよしです。

『家のお風呂は、いいね。』

そう言っていました。

笑ちゃんも何かを感じたのか、

ずっとここで、父ちゃんを見ていました。

 

生きているうちに、

新しい換気扇にしておけば良かったなあ。

 

つよし、、、

新しい換気扇は、

しーーーずかだぞ。

 

 


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冷蔵庫。

2023-09-14 16:13:39 | 日記

 

我が家の冷蔵庫。

父ちゃんと母ちゃんが結婚した時に買いました。

2人なので小さい冷蔵庫を。

 

シンプル過ぎて、

シンプルだったからか、

壊れませんでしたが、

父ちゃんの闘病中に、ドアーの持ち手が壊れました。

 

病状が落ち着いたら考えようね。

そんな事を話し合っていましたが、

父ちゃんは居なくなりました。

 

↓ キッチンの方からズルズルと引きずってきましたよ。

1人で。

 

持ち手の壊れた冷蔵庫を。

 

小さな冷蔵庫でも、中身を出すと、

キッチンはぐちゃぐちゃになりました。

 

冷蔵庫の下に溜まったホコリを取り払いました。

壁の汚れは、ま、こんなもんでいいや。

 

小さな冷蔵庫を買い替えて、

さらに小さな冷蔵庫にしました。

レンジの幅しかありません。

 

天板は断熱が効いているのだとか。

 

春頃に量販店へ行きました。

ちょうど学生の引っ越しシーズンと重なり、

2ヶ月待ちだったかな?

 

小さな冷蔵庫にしましたが、

少しくらいはこだわっても、つよし、許してくれるだろう。

最新の物にしました。

 

表面艶消し。

 

使ってみて思いました、感じました、

想像以上に小さい。

 

これからもっと歳をとり、

買い物へ行く頻度が減るならば、

冷蔵庫は大きな方が良かったか?

 

どこかで、つよしが見てるかな?

『そりゃー小さすぎるべ』

 

6月頃の事でした。


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思いとは裏腹に。

2023-09-06 20:18:17 | 軽井沢

今年の夏、お盆は、

つよしにとっては、新盆にあたりました。

ですが、宗教的には、

亡くなってすぐに成仏し、

その後はこの世には2度と来ないのだそうだ。

その代わりに、追善供養を行うと良いらしい。

 

前に心に引っかかる事がありました。

四十九日の納骨のとき、

位牌に魂を入れてもらおうと持っていきましたが、

もうあの世へ逝ったので魂なんて無いのだと。

 

結局のところ、坊主の都合だ。

魂入れもない、この世に居ないのに、

なんで追善供養なんかするのだ。

 

残された者が心から供養するのが1番なのだ。

そう、前回の事で確信。

毎日手を合わせ、

あの世で幸せでありますように。

もし生まれ変わるのならば、

今度は幸せな家庭に生まれて来るのだよ。

病気一つせずに大往生するのだよ。

朝に晩に手を合わせている母ちゃんです。

 

そんな事もあり、

さて、お盆、どおするか、、

何もしないと、つよしの母親が狂ったように電話してくるに違いない。

 

提案してみました。

母ちゃんがみんなの宿代を出すので、

つよしの思い出の軽井沢へみんなで行きませんか?

つよしの好きだった場所を案内します。

 

母ちゃんの弟、母ちゃんの母に連絡、

予定を空けてくれました。

 

ところが、つよしの実家側、

6名を誘いましたが、

つよしの姉が、

『母との旅は気が進まない』

 

えー?

実母なのにー?

 

それに、旅ではないのだよ。

つよしの供養だよ。

 

あんぐりしていると、

『私(つよしの姉)と、母ちゃんと、笑ちゃんだけで行こうよ』

 

もう、無しにしようかなと思っていたら、

↑の連絡で。

 

義理姉も、実母原因で精神科へ通っている状態、

ここで断ると、また、面倒になる。

 

仕方なく、↑のメンバーで行きました。

↑のメンバーならば、あえて暑い夏ではなく、

グリーンシーズンでもいいじゃないか。

少し前倒しで行ってきました。

 

 

闘病中も、コロナを避けるために、

よく歩きました。

その時の写真です。

 

だけどもう、つよしは居なくなり、

寂しい散歩。

 

鴨つけ汁蕎麦。

 

つよしの好きなお蕎麦でしたねえ。

 

美味しそうに食べていました。

 

このときの席から見た景色です。

きれいでした。

 

今回は、つよしは居ません。

 

 

次に来たら、胡桃蕎麦を食べようね。

約束していました。

母ちゃんと、あなたの姉と食べますよ。

 

んー、つよしは美味しいって食べたかなー、

母ちゃんは一回食べればそれでいいかな。

 

つよしが一緒なら、美味しいって食べたかもしれないねえ。

 

 

 

あなたの姉とじゃ、、、

 

宿に着きました。

つよしのことを伝えたら、

号泣していたよ、宿の人。

自分の親も同時期に病と闘っていたんだって。

重なるものがあったんだねえ。

 

翌日、ミスアナベラさんへ。

ここは、つよしもお世話になったので、

同じく伝えたよ。

とても残念がっていたよ。

 

どこへ行っても、つよしへの思いのある人ばかり。

伝えるのも本当に辛いよ。

 

闘病中、よくタリアセンも歩きました。

 

何を思っていたかなあ。

 

また一緒に歩きたかったよ。つよし。

 

形は違えど、また連れてくるからね。

 

こんなカタチの新盆にしたよ、つよし。

みんなを連れて来れなくてごめんね。

 

義理母とお姉さんの仲が最悪だよ。

 

私から見たら、、、

どっちも、どっちだよ。

2人はよく似てる。

 

 

 

 


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