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読書の森

春の雨

春の雨は菜種梅雨、桜雨、などと優雅な名称で呼ばれています。
3月下旬から4月下旬にかけて、しとしとと柔らかく降る雨です。

その昔、月形半平太が傘を差しかける可憐な舞妓に「春雨じゃ濡れていこう」と言って優雅に二人で歩いたという、映画の中のお話があります。

春の雨は時雨、小雨が降っては止み、又ひそやかに降る、情緒たっぷりの風情がありました。

今の時代では「ありました」と言った方が正解ですね。
今や、昔経験しなかった激しく花を叩く雨が春にも降る様であります。

もう桜は散ってしまいましたが、文字通り花散らしの雨です。
それでも「春の雨」はどこか艶いて、秋の雨と異なる印象があります





去年の春に撮った写真です。何故か過ぎた一年が酷く長く感じられます。

歳を経ると共に、1日は長く一年はひどく短く感じられ様ですが、私にとってここ数年はその逆です。
「さよならだけが人生だ」などとカッコつけて言ってた頃が懐かしいです。

ただし、若い人にとって「別れ」は次の「出会い」の始まりです。
「別れ」と「出会い」の春はコロナ禍を超えて必ずきます。
大事にしていきたいですね。


今日は炊き込みご飯を作りました(残りは冷凍してストックします)
ただし、これは大人数分作った方が具材も豊富に入れられて美味しい様です。


読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

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