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アイヌ民族関連報道クリップ

アイヌ民族・先住民族関連の報道クリップです。各記事の版権は発信元にあります。

■ 登別郷土資料館の開館30周年特別展第2弾きょう開幕(室蘭民報)

2011-09-01 00:00:00 | その他のニュース
■ 登別郷土資料館の開館30周年特別展第2弾きょう開幕
【2011年9月1日(木)朝刊】

 登別市片倉町の登別市郷土資料館(吉野幸広館長)は1日、開館30周年を迎える。節目を記念し同日から19日まで、特別展第2弾「資料館・SLGのあゆみ~過去から未来につないでいく博物館~」を開催する。関係者は「郷土の博物館としてこれまでの取り組みを知ってもらいたい」と最終準備を進めている。



 同資料館は市内の指定文化財や民具などの資料を所蔵、展示している。ボランティアグループのSLG(工藤章造会長)と連携した企画を実施し、今年1月には入館者が15万人を突破した。

 パネル展は併設する文化伝承館で実施する。(1)資料館の開館(2)SLG誕生(3)イベント(4)特別展(5)指定文化財の紹介(6)アイヌ文化(7)今後の展望―の7つがテーマ。

 写真パネルは資料館建設時の様子や開館時からのパンフレット、年表など計56枚を掲げる。SLGの活動内容では文化伝承館ができる前の企画や人気企画流しそうめん、わんぱくサムライ体験などを並べる。来場先着100人に吉野館長が撮影したポストカードが贈られる。

 29日はSLGメンバーと市教委関係者が写真パネルのチェックとレイアウトを細かく決めていた。市教委の菅野修広学芸員は「資料館にはたくさんの資料が眠っている。30年を節目にもう一度整理していきたい」と話していた。

 第3弾(10月)は資料館に眠る指定文化財を公開するほか、第4弾(11月)は姉妹都市の宮城県白石市から譲り受けたこけしを披露する予定となっている。
(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/09/01/20110901m_05.html

無名の「美」見出した柳宗悦の世界―松屋銀座で展覧会(モノウォッチ)

2011-08-31 12:04:00 | その他のニュース
無名の「美」見出した柳宗悦の世界―松屋銀座で展覧会
2011/8/31 12:04

画像は江戸時代の「木喰仏」。柳の紹介によってその存在が世に認められた
名もなき職人たちが作った日用品や、民間に埋もれた仏像など身近にありふれた品の中に「美」を見いだし、その紹介に努めた柳宗悦。その没後50年と、柳が設立した日本民藝館の開館75周年に当たって、松屋銀座では「柳宗悦展―暮らしへの眼差し―」を2011年9月15日~26日にかけ開催する。
柳宗悦の「眼」を切り口として、彼が愛した身の回りの品々や朝鮮、琉球、アイヌ5 件などの民芸品、彼が発掘した江戸時代の「木喰仏」など展示。また息子でプロダクトデザイナーとして活躍する柳宗理の作品も取り上げ、およそ250品の展示から柳が推し進めた「民芸運動」の歩みを振り返る。
会場は松屋銀座8階イベントスクエア。入場料は大人1000円、高大生700円。チケットぴあ、ローソンで前売り券を発売する予定。<モノウォッチ>
http://www.j-cast.com/mono/2011/08/31103756.html

(59)シャチ 「海の王者」力強く、気高く(朝日新聞)

2011-08-30 00:00:00 | その他のニュース
(59)シャチ 「海の王者」力強く、気高く
2011年8月30日

シャチは海の生態系の最上位にいる。個体数は少ない。健全で生産力の高い海洋環境の指標でもある。雄の背びれはひときわ大きく、高さ2メートル近くになるという。

海面に白い噴気が上がる。出会えるのは呼吸する一瞬だ。クジラ類の鼻孔は長い進化の中で頭頂部へ移動した。

優雅な泳ぎを見せる
 青い水面を割って、三角の背びれが突き出した。黒く光るボディー。白くまぶしい斑紋。リズムをとるように次々と噴気が上がる。知床の5月。シャチとの遭遇……。

 シャチは母系の家族群で生活する。そびえ立つ背びれは成長した長男か。水の抵抗が少ない母のすぐ横に、小さな子が寄り添っている。群れは4頭。回遊型のグループだろうか。

 シャチの社会行動は北米西海岸での研究が知られている。「レジデント」と呼ばれる定住型はサケなどの魚だけを捕食する。通過型の「トランジェント」は小グループで、アザラシやイルカなどを食べる。群れでクジラも襲うという。

 紺色の水を透かして、白い腹部が見えた。横になって船を見ているのだろうか。周囲に興味を示し、認識しようとする行動だ。観察しようとしていたこちらが観察されてしまった?!

 シャチは海洋の食物連鎖の頂点に立つ。水の惑星「地球」の七つの海に広く生息し、地域によって食性や行動様式もさまざまという。

 北米先住民族のトーテムポールやナスカの地上絵にも描かれている。アイヌ民族はシャチを「沖の神」と呼んだ。戦後の乱獲で数が減り、日本沿岸のシャチの素顔はほとんど知られていない。

 群れは丸い水紋を残し、並んで泳ぎ始めた。力強く、気高く、しなやかな「海の王者」。薄霧の海の向こうへ遠ざかる後ろ姿を見送った。

(2003年5月25日付朝日新聞・北海道版に掲載されたものです)

プロフィール

石毛良明(いしげ・よしあき)
 朝日新聞むつ支局長。現在、青森県版で「下北半島 野生博物館」を連載中。
 神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学卒業後、1981年に朝日新聞社に入社。山形総局、静岡総局、東京本社を経て北海道に勤務。02年から、北海道版で「北海道 野生博物館」を連載した。「野生生物をカメラに収めるには、撮る技術より、出会えるかどうかが決め手になります」。52歳。著書に「ザバーン」(中西出版)。

http://www.asahi.com/eco/column/wild/TKY201108290158.html

道功労賞:元札医大学長・秋野さんに 夕張メロン組合など2団体も /北海道(毎日新聞)

2011-08-26 00:00:00 | その他のニュース
道功労賞:元札医大学長・秋野さんに 夕張メロン組合など2団体も /北海道

 道は経済や社会、文化の発展に貢献した人や団体に贈られる道功労賞の受賞者を発表した。今年度の受賞は▽元札幌医科大学長で医療法人渓仁会理事長の秋野豊明氏(75)▽札幌こどもミュージカル育成会(札幌市西区、細川真理子代表)▽夕張メロン組合(夕張市沼ノ沢、工藤政則組合長)--の1個人2団体。10月25日に贈呈式がある。

 秋野氏は札医大の推薦入試に北海道枠を導入し、卒業生の道内定着率を高めて医師確保に尽力。学長退任後は渓仁会理事長として道内初のドクターヘリ事業を軌道に乗せ、広域救急医療に貢献した。

 札幌こどもミュージカル育成会は81年に設立。オリジナル作品の公演を続け、海外でアイヌ文化を紹介するなど北海道の文化や歴史を広く発信し、芸術振興に寄与した。

 夕張メロン組合は、新品種「夕張キング」を開発し、日本を代表するメロンブランドに育て上げたことなどが評価された。

 知事表彰では最高位に当たる道功労賞は、これまでに137人と12団体が受賞している。【高山純二】

毎日新聞 2011年8月26日 地方版

http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110826ddlk01040056000c.html

JFW-IFF 注目ブランド(アパレルウェブ取材ブログ)

2011-08-11 01:05:00 | その他のニュース
和雑貨としてインテリアにもなるバッグ「Dionis」

 「ディオニス」のバッグはアイキャッチ的な要素が強い。バッグとして使って楽しく、部屋のインテリアにもなりそうな独特の存在感を放っている。なかでも、フリース素材に水玉の箔をのせ、プリーツ加工したバッグ(6000~6800円)や、キャンディのような形になる巾着バッグ(4800円)など、さまざまなプリーツとプリントを掛け合わせて遊び心を表現したバッグアイテムを豊富に提案している。



 本格的な牛革のハンドバッグ(3万円台)もあり、品揃えは幅広い。それもそのはずで、自社工場を持つ同社はOEMも請け負っている。また、コピス吉祥寺に直営店がある。最近では、百貨店の催事出店も増えているという。

株式会社ディオニス・ジャパン
E-mail s-tayama@dionis.co.jp


オランダのコートブランド「SPOOM(スプ―ム)」

 オランダは日本と気候が似ていることから、「SPOOM」は同じ企画を日本でも提案している。コート中心のアウター展開を特徴に、ショートジャケットやワンピースなどもあり、メインターゲットのキャリア層がオフィスで着こなせるアイテムがバリエーション豊富に揃う。なかでも、シルエットの美しさと着心地の良さには定評がある。



 2012年春夏シーズンのテーマは、“バタフライ”。カラフルなプリントで表現したコートやスカートなどが目を引く。中心価格は、コート2万~3万円台前半。ショートジャケットやワンピース2万5000円前後など。国内ではセレクトショップなどで展開している。

KIC株式会社
http://www.kic-jpn.com/


エスニックの雑貨と服の「ガト」

 エスニックっぽいブランドが増えるなか、現地の生地や色柄を重視し、生産にもこだわったエスニックブランドを提案するガト。さまざまな国の民族衣装の柄や模様をアレンジしたデザインも独特だ。ブランドは、GMS向けの「TaRa(ターラー)」と、専門店向けの「shantishanti(シャンティシャンティ)」の2つ。インドでの生産・管理は今でもむずかしいとされるが、同社はその生産比率が今も高いという。

 

 2012年春夏シーズンは、アイヌの柄をデザインに取り込んで提案している。中心価格は、2ブランドともに、チュニック4000~5000円、タンクトップ38004円、パンツ5900前後、スカート3800円前後など。

株式会社ガト
http://www.gato-web.com


(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)
2011/08/11 01:05

http://www.apalog.com/report/archive/181