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アイヌ民族関連報道クリップ

アイヌ民族・先住民族関連の報道クリップです。各記事の版権は発信元にあります。

■ 白老町内外にアイヌ文化発信―札幌や大阪でイベント(室蘭民報)

2011-09-28 00:00:00 | イベント情報・書評
■ 白老町内外にアイヌ文化発信―札幌や大阪でイベント
【2011年9月28日(水)朝刊】

 アイヌ文化を白老町や道内外に発信するイベントが10、11月に相次いで開かれる。10月16日にはアイヌ文化フェスティバルが町中央公民館で開催され、札幌こどもミュージカル育成会によるアイヌ文化を主題にした音楽ショーが繰り広げられる。

 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構など主催の同フェスは、鑑賞だけではなく参加型のイベント。今回の目玉は平成18年に北海道文化賞を受けた同育成会による音楽ショー。4歳から12歳の約60人が「お空はハラカッコ―私たちのアイヌ文化」をテーマに動きのある合唱を披露する。

 もう一つの目玉が、歴史姉妹都市・仙台市の民俗芸能でユネスコ無形文化遺産になっている「秋保の田植踊」。同保存会の小中学生13人が伝統の踊りを披露する。

 参加型イベントは、アイヌ文様ししゅうやアイヌ女性の首飾り・タマサイの制作体験など。アイヌ伝統工芸品の抽選会もある。

 アイヌ民族博物館職員による「アイヌみんぱくフェア」は10月9日、札幌市円山動物園で、「アイヌミュージアムフェア」が11月20日、大阪市中央公会堂で繰り広げられる。同動物園は昨年に続いて2回目、大阪公演は初。主催はともに「アイヌ文化とともに地域再生推進協議会」。

 「みんぱくフェア」は、「作る、知る、踊る」をコンセプトにシカ笛製作体験、同博物館学芸員による「踊りの中の動物たち」をテーマにした講話、伝統舞踊やムックリ演奏体験などが予定されている。

 11月の大阪公演は、民族共生の象徴となる空間整備地に選定された白老から「世界にアイヌ文化を発信」と銘打ち、ユネスコ無形文化遺産の伝統舞踊などが繰り広げられる。

 来年3月にも仙台市で「アイヌミュージアムフェア」が予定されている。
(富士雄志)

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/09/28/20110928m_08.html



代々木公園で「ナマステ・インディア」-ミュージカルや砂のアートも(シブヤ経済新聞)

2011-09-21 00:00:00 | イベント情報・書評
代々木公園で「ナマステ・インディア」-ミュージカルや砂のアートも
(2011年09月21日)

ステージでは延べ200人近いダンサーやアーティストたちが演目を披露する(写真は昨年の様子)
 代々木公園イベント広場で9月24日・25日、インドと日本の相互理解を深めるための文化交流イベント「ナマステ・インディア2011」が開催される。

 今年で19回目を迎える同イベント。1993年、アジアクラブと日印経済委員会の共催で初開催され、2003年からNPO法人「日印交流を盛り上げる会」が事務局、2005年から主幹となり展開。会場も築地本願寺(中央区)などを経て、代々木公園に発展拡大。昨年の来場者数は17万人を超えた。

 ステージでは、インド政府文化交流評議会派遣のダンサー26人によるボリウッドスタイルのミュージカル「Love Story」や、初来日となる5人組音楽グループ「バウル・ファキール」の演奏、インド人演歌歌手チャダさんのライブ、北海道で初めて無形文化財に指定された平取アイヌ文化保存会による「アイヌ古式舞踊」、和太鼓の会「鼓遊」による演奏など延べ200人近いアーティスト、ダンサーらによる演目を披露。

 場内に出展する飲食ブースでは、インドのワインや紅茶、タンドール釜で焼くナン、チキンカレー、ホウレンソウのカレー「サグパニール」などを提供。ほかにも、サリーなどの民族衣装やアクセサリー、雑貨などの販売、ヘナアートを施すブース、NPO・NGOのブースなどが並ぶ。砂のアーティスト、ランジャン・クマール・ガングリーさんが2トンの砂を使って制作した作品や、同イベントのマスコットでもある張りぼての親子ゾウの展示なども行う。

 第2会場となる「たばこと塩の博物館」(渋谷区神南1、TEL 03-3476-2041)では、「神々が選んだ国インド(3)― インドマジックで津波被災地の子どもたちに笑顔を!」(講師=作家で日印芸術研究所言語センター長、日印協会理事の山田真美さん)、「最近のインド映画事情」(同)=アジア映画研究者の松岡環さん)などの講演会を開く。各回定員80人。参加無料(別途入館料100円が必要)。

 同フェス実行委員会の長谷川時夫実行委員長は「インドの関係者などを介して何年もかけて作り上げてきた。インドは200年近くイギリスの植民地だったが、自分たちの文化を大事に、現代を取り入れながら発展してきた。インドの多様な文化に触れ、インドを理解していただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~20時(25日は19時30分まで)。入場無料。雨天決行。


http://www.shibukei.com/headline/7996/

道の駅サーモンパーク千歳でインディアン水車まつり(室蘭民報)

2011-09-19 00:00:00 | イベント情報・書評
道の駅サーモンパーク千歳でインディアン水車まつり
(2011年 9/19)

 第33回インディアン水車まつり(同まつり実行委主催)が18日、千歳市花園の道の駅サーモンパーク千歳を会場に開幕した。初日は雨にもかかわらず大勢の市民や観光客が来場し、名物の「いくら弁当」や「サケ鍋」が人気に。北海道アイヌ協会千歳支部主催による「カムイチェプノミ」も初めて同まつり会場で行われ、イベントを盛り上げた。まつりは19日まで。

 会場近くの千歳川では、アイヌ民族の伝統儀式「カムイチェプノミ」も行われた。大勢の市民が見守る中、丸木船を使ってサケ1匹を捕獲。山口幸太郎市長も出席し、豊漁を祈りながらサケを迎える儀式が続いた。この後、千歳アイヌ文化伝承保存会による「ウポポ」「ホリッパ」などの古式舞踊が披露されたほか、先着100人に「シケレペ」などのアイヌ料理も振る舞われた。

 この他、会場内では5000匹のヤマメが放流された「釣り堀」コーナーが今年も人気。インディアン水車近くの橋の上では、遡上(そじょう)するサケを見ようという人たちでいっぱいに。丸太切りレースやヤマメレースなどのアトラクションも次々に繰り広げられ、子供たちの歓声が響いた。

http://www.tomamin.co.jp/2011c/c11091902.html

■ 白老で18日にチェプ祭開催、アイヌ文化体験を (室蘭民報)

2011-09-16 00:00:00 | イベント情報・書評
■ 白老で18日にチェプ祭開催、アイヌ文化体験を
【2011年9月16日(金)朝刊】

 第23回しらおいチェプ祭(同実行委主催)が、18日午前9時から白老・ポロト湖畔広場で繰り広げられる。サケの恵みに感謝し、アイヌの伝統料理や古式舞踊を通してアイヌ文化に触れてもらう。

 サケの関係イベントは、つかみ取りや「くじ引き」、伝統漁法「マレク漁」体験、チェプオハウ(サケ汁)、チマチェプ(焼き魚)の伝統料理販売など。

 アイヌ文化の体験は、ムックリ製作と演奏、刺しゅう、ストラップの製作など。特設ステージでは、アイヌ民族博物館、白老民族芸能保存会、苫小牧、むかわの関係団体などによる伝統舞踊、トンコリ演奏などが繰り広げられる。
(富士雄志)

 主な催しは次の通り。

 ▽カムイノミ(9時)
 ▽ムックリ演奏・開会式(9時40分)
 ▽古式舞踊(10時30分)
 ▽アイヌ語○×クイズ大会(11時)
 ▽歌謡ショー(12時)
 ▽宝引き(13時)
 ▽カラオケ大会(14時)
 ▽サケとニジマスのつかみ取り、伝統漁法体験(15時)
 ▽サケのくじ引き(15時30分)
 ▽トンコリ演奏、弓の舞(16時)
 ▽みんなで踊ろう伝統舞踊リムセ(16時30分)
 ▽先祖感謝のもちまき大会(16時45分)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/09/16/20110916m_08.html


チカップさん遺作展:アイヌ文様の作品50点--京橋で17日まで /東京(毎日新聞)

2011-09-15 00:00:00 | イベント情報・書評
チカップさん遺作展:アイヌ文様の作品50点--京橋で17日まで /東京
 アイヌ文様の刺しゅう家で、昨年2月、61歳でこの世を去ったチカップ美恵子さんの遺作展「宙(そら)へ。」が中央区京橋1のギャラリーモーツァルトで開催中だ。

 詩人だった母、伊賀ふでさんから教わった手仕事の技をもとに、アイヌの精神世界を表現するアートとして創作に打ち込んだ。民族楽器を吹く自身の写真が学術書に無断掲載されて闘った「肖像権訴訟」(85年)など差別問題にも取り組んだ。チカップはアイヌ語で鳥の意味だ。

 作品展は、チカップさんの友人の植村佳弘さん(51)=北海道新聞写真部次長=らが企画した。伝統衣装やタペストリー、ランチョンマットなど、生活に根ざした約50点が紹介されている。

 17日まで。問い合わせは同ギャラリー(03・6228・6848)。【明珍美紀】

毎日新聞 2011年9月15日 地方版

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110915ddlk13040310000c.html