goo blog サービス終了のお知らせ 

アイヌ民族関連報道クリップ

アイヌ民族・先住民族関連の報道クリップです。各記事の版権は発信元にあります。

現地報告!! 「フィリピンにおけるバイオ燃料開発と土地収奪」(FoE Japan)

2011-05-03 00:00:00 | イベント情報・書評
現地報告!! 「フィリピンにおけるバイオ燃料開発と土地収奪」


米、コーン、バナナ、野菜、果樹―― 地元の農民や先住民族が数十年にわたり耕してきた畑が、サトウキビ・プランテーションに転換されてしまうかもしれません。 フィリピンで最大のバイオエタノール製造事業を日本企業が実施するのに伴い、11,000haでのサトウキビ栽培が必要とされるためです。
また、企業はこの事業を気候取引(クリーン開発メカニズム:CDM)にも使おうとしています。

現地で何が起きているのか。6月上旬に行なった最新の調査報告も含め、現地の状況を報告します。ぜひご参加ください。

【日 時】2011年6月17日(金) 18:30~20:30
【場 所】JICA地球ひろば セミナールーム401号室
    (〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

【報告者】開発と権利のための行動センター 青西 靖夫
     FoE Japan委託研究員 波多江 秀枝
【資料代】 500円
【申込み】 下記ウェブサイトの申込みフォームよりお申込みください。
http://www.foejapan.org/aid/land/isabela/evt_110617.html
【主 催】(仮)対外農業投資・農地収奪を考える会、FoE Japan
【問合せ】◇(仮)対外農業投資・農地収奪を考える会(担当:近藤)
     TEL: 03-6807-6717 
     E-mail: mkykondo@ybb.ne.jp
     ◇FoE Japan (担当: 波多江)
     TEL: 03-6907-7217 
     E-mail: hatae@foejapan.org
【関連サイト】http://landgrab-japan.blogspot.com/
     http://www.foejapan.org/aid/land/isabela/index.html

シンポジウム「さまよえる遺骨たち アイヌ墓地“発掘”の現在」(北大開示文書研究会)

2011-05-02 00:00:00 | イベント情報・書評
シンポジウム「さまよえる遺骨たち アイヌ墓地“発掘”の現在」


「私が大学に資料開示を請求したのは、研究の名の下に行なわれたアイヌ民族に対する差別を明らかにするため」——小川隆吉(アイヌ長老会議議長、北大開示文書研究会)

「背景には研究者による強烈なアイヌ差別観があったと思う」——清水裕二(少数民族懇談会会長、北大開示文書研究会共同代表)

「アイヌと和人の関係性の歴史に深い影を落とすこの問題を放置したままでは、ともに未来を開いていくことなど、できない」——殿平善彦(強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム代表、北大開示文書研究会共同代表)

【報告1】 小川隆吉(アイヌ長老会議)「私が北大に文書開示請求した理由」
【報告2】 城野口ユリ(浦河文化保存会、少数民族懇談会)「暴かれたお墓の真実」
【講 演】 植木哲也(苫小牧駒澤大学)「なぜ遺骨問題なのか—歴史的背景」
【討 論】 「さまよえる遺骨たち」(コーディネーター:殿平善彦)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【日 時】 2011年6月10日(金) 18:30〜21:00
【会 場】 札幌エルプラザ中研修室
      札幌市北区北8条西3丁目 Tel:011-728-1222(代表)
【参加料】 無料(シンポ資料を500円でお分けします)
【主 催】  北大開示文書研究会(共同代表:清水裕二、殿平善彦)
      〒077-0032
      留萌市宮園町3-39-8 三浦忠雄方(事務局長)
      TEL(FAX)0164-43-0128 E-mail ororon@jade.plala.or.jp
      http://hokudai-monjyo.cocolog-nifty.com/blog/
【後 援】 少数民族懇談会、
      強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム
      さっぽろ自由学校「遊」


白老町で現代国際巨匠絵画展、登別新物産施設でイベントも ゴールデンウイーク(苫小牧民報)

2011-04-28 00:00:00 | イベント情報・書評
白老町で現代国際巨匠絵画展、登別新物産施設でイベントも ゴールデンウイーク
(2011年 4/28)

 白老町や登別市では、伝統文化の体験や物産、子供向けの企画などさまざまな催しがある。

 白老町中央公民館では、29日~5月1日に「しらおいチャリティー絵画展 現代国際巨匠絵画展」(同実行委員会主催)を開催。ピカソ、シャガール、平山郁夫、片岡球子をはじめ、欧米を中心とした現代人気画家の油彩・パステル・版画など120点を展示・販売する。価格は3万~300万円ほど。会期中は毎日、フランスからの招待画家ジャン・フェルナン氏のサイン会も開かれる。入場無料。開場時間は午前10時~午後7時。

 しらおい創造空間「蔵」は5月1日午後2時から、岡山県出身のシャンソン歌手・あみさんのライブ「春風とともに」を企画。前売り券1800円、当日券2000円。

 仙台藩白老元陣屋資料館は5月5日午前10時から、よろいかぶとの装着体験、紙かぶと作り、手焼きせんべい体験などができる「こどもの日企画」を催す。参加無料(町民以外は入館料必要)。また、同日まで館内ロビーで「武者人形展」を開催中。

 アイヌ民族博物館は5月7日午前10時30分から、春の大祭「コタンノミ」を一般公開。関係者らが自然の恵みに対する感謝や集落の繁栄を願う祈りの儀式を伝統家屋「ポンチセ」で行う。午後からは丸木舟をポロト湖に進水させる「チプサンケ」の儀式も公開する。

 白老町立図書館は5月5日午後2時から、仕掛け絵本・大型絵本の読み聞かせ、工作を楽しむ「こどもの日おはなし会スペシャル」を開催。対象は就学前から小学中学年。大型連休中は特別展「しかけ絵本・科学絵本の展示」も開催中。5月2日休館。

 登別市の鬼なびステーション登別は、29日~5月8日に姉妹都市宮城県白石市震災チャリティー物産販売会を開催。白石市特産の温麺(うーめん)やみそ、しょうゆ、米などを販売。売上金は全額、同市への義援金に充てられる。同ステーションは今月、JR登別駅北側の商店街にオープンした物産施設。開場時間は午前9時~午後6時。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11042804.html

さっぽろ自由学校「遊」2011年度前期連続講座(さっぽろ自由学校)

2011-04-19 00:00:00 | イベント情報・書評
さっぽろ自由学校「遊」2011年度前期連続講座

●5月31日(火)開講 全6回 18:30~20:30(6/18および9/25は別)
●会場 さっぽろ自由学校「遊」(9/25のみ別会場)

 北海道を代表する魚といえば、やはりサケ。サケはアイヌ語で「神の魚」あるいは「主食」を意味するアイヌ民族の生活にとって非常に重要な生き物でした。一方、現在、サケの需要は増えていますが、日本のサケは増殖事業によるもの。また、チリ産の輸入養殖サケの消費も増えています。この講座では、北海道におけるサケとアイヌ民族、そして生態系との関わりについて学ぶことで、アイヌの先住権や持続可能な漁業のあり方について考えていきたいと思います。

2011年5月31日(火)
サケとアイヌ・エコシステム
●瀬川 拓郎(せがわ たくろう) 旭川市博物科学館副館長
 サケが食生活の中心であったアイヌの暮らしは10世紀以降に成立した新しい生活スタイルであり、社会の劇的な変革の一つの局面を示している。サケからアイヌの歴史を振り返る。

2011年6月18日(土) 13:00~15:00
アイヌ民族とサケの漁業権
●熊本 一規(くまもと かずき) 明治学院大学教員。著書に『海はだれのものか―埋立・ダム・原発と漁業権』(日本評論社)等。
 アイヌ民族が主食としていたサケ。現代において、アイヌ民族のサケ採取を復権させることは可能か否かを検討する。共有財産裁判についても、あわせて検討する。

2011年6月28日(火)
明治期におけるサケ漁規制とアイヌ民族
●山田 伸一(やまだ しんいち) 歴史研究者(北海道開拓記念館に勤務)
 明治に入ると、サケを有用な資源と見た開拓使などの官庁が、道内の河川でサケ漁を規制、禁止しました。そこでアイヌ民族にどんな影響があったのか、文書資料から考えます。
 
2011年7月26日(火)
サケは海からの贈り物 ~サケによる生態系サービス~
●帰山 雅秀(かえりやま まさひで) 北海道大学大学院水産科学研究院教授
 サケは母川へ産卵回帰することにより,河畔林生態系の生物多様性を高め,森を育てます。サケは生態系サービス(生物多様性,物質循環,食糧および文化)に貢献しています。

2011年8月30日(火)
サケの社会学 ~生産・流通・消費~
●ヘザー・スワンソン
 カリフォルニア大学サンタクルーズ校講師・文化人類学
 サケという魚は一方でとてもローカルで、生まれた小川と強い繋がりがあります。しかし、一方でサケは太平洋を回りアラスカまで行く、とてもコスモポリタンな魚です。現在のサケの生産や流通はサケ自体に似ています。この講座で、どうやってローカルな要因と国際的な要因と一緒にサケの生産や流通を形成するか考えます。

2011年9月4日(日)
<番外編>千歳のアシリチェップ・ノミに参加しよう *予定
 アシリチェップ・ノミ(新しいサケを迎える儀式)は、アイヌ民族にとって重要な儀式であり、アイヌ文化復興を象徴するイベントでもあります。千歳市蘭越にて開催される千歳のアシリチェップ・ノミに皆で参加してみましょう。

2011年9月25日(日) 11:00~15:00 *別会場を予定
サケを使ったアイヌの料理と文化
●野本 久栄(のもと ひさえ) 千歳アイヌ文化伝承保存会 副会長
●野本 敏江(のもと としえ) 北海道アイヌ協会千歳支部 副支部長
 アイヌ民族の生活にとって、サケはなくてなならないものでした。シリーズの最終回は、サケを使ったアイヌ料理を教わりながら皆でつくって食べると共に、サケとアイヌ文化との関わりについてお話をうかがいます。(食材費が別途必要となります)

国立でアイヌのドキュメンタリー映画上映-宇梶剛士さん母の講演も(立川経済新聞)

2011-04-18 00:00:00 | イベント情報・書評
国立でアイヌのドキュメンタリー映画上映-宇梶剛士さん母の講演も
(2011年04月18日)

 一橋大学(国立市中2)で4月24日、「『TOKYOアイヌ』in国立」と題した映画の上映と講演会が開催される。

 一橋大学の鵜飼ゼミと「カフェ・れら」(東1)の朝吹エマさんが代表を務める実行委員会が主催する同企画。森谷博さんが撮影・編集・監督を務め、昨年自主制作したドキュメンタリー映画「TOKYOアイヌ」を上映する。同作品は、「アイヌは北海道」という予断を捨て、関東圏でアイヌの文化伝承や活動に携わる人々の姿を記録した。「私のカフェで月1回アイヌの刺しゅう教室を開いている島田あけみさんがこの映画に参加したということから映画を紹介していただき、昨年鵜飼ゼミのメンバーと知り合ったのをきっかけに上映会を開くことにした」

 当日は俳優・宇梶剛士さんの母でアイヌの詩人・古布絵作家である宇梶静江さんが「アイヌとして生きる」と題した講演も行う。「この映画には今まで聴くことのなかった隣人としてのアイヌの声が満ちている。関心をお持ちの方にぜひご覧いただきたい」と朝吹さん。

 開催時間は、映画上映=13時~15時、講演会=15時15分~16時30分。一般前売り=1,500円・当日=1,800円。学生・障害者(介助者無料)前売り=1,200円・当日=1,500円、中高生前売り・当日=1,000円。前売りは同カフェ、みさと屋(調布市)、ほびっと村プラサード書店(杉並区)で販売するほか、メールでも予約を受け付ける。