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アイヌ民族関連報道クリップ

アイヌ民族・先住民族関連の報道クリップです。各記事の版権は発信元にあります。

●天皇・皇后はくるな! 天皇制は反対だ!討論集会(ピリカ全国実・札幌圏)

2011-08-23 00:00:00 | イベント情報・書評
●天皇・皇后はくるな! 天皇制は反対だ!討論集会

2011年9月9日(金)午後6時~
クリスチャンセンター(札幌) 3F会議室
主催  ピリカ全国実・札幌圏よびかけ実行委員会
資料代  500円

■■討論集会での報告者とテーマ■■
①森山軍治郎(民衆史研究者) 『秩父民衆蜂起と天皇制』
②川村シンリツ・エオリパック・アイヌ
(旭川アイヌ協議会会長) 『アイヌ民族にとっての天皇制』
③白川ただし(ピリカ全国実運営委員) 『原爆・原発と天皇制』

 9月9日に天皇・皇后が札幌に入り、札幌の豊平川さけ科学館見学及び国際微生物学連合2011会議記念式典への
出席(10日)、白老のアイヌ民族博物館を訪問してアイヌ民族の舞踊鑑賞及び養護老人ホーム訪問(11日)、室蘭の
道立栽培水産試験場見学(12日)等をすることが報道されている。
私たちは、07年の苫小牧で実施した天皇出席の「全国植樹祭」や09年の「即位20年式典」反対するなど天皇制
そのものに反対してきた。今回のアイヌ民族博物館訪問には日本国家によるアイヌ民族に対する同化攻撃が貫かれて
いるととらえ、見過ごすことはできない。いま政府-アイヌ政策審議会が強力に進めている「慰霊・研究施設」
(白老)の建設と不可分一体の攻撃であるからだ。それは謝罪も賠償もく、北大をはじめ全国の大学などが墓地破壊と
盗掘して収集したアイヌ民族の遺骨を一か所に集め、「慰霊」とともに「研究」するという代物なのだ。天皇・
皇后の訪問はこうした差別研究以外の何物でもない「慰霊・研究施設」の建設を促進させる役割を担っている。
 高橋はるみ知事は8月9日、天皇賛美の「知事謹話」を発表し、そのなかで「(アイヌ民族にとって)この上ない
励みとなるものであります」とアイヌ民族を侮辱している。近代天皇制国家と支配階級によって豊かな大地が
奪われ、同化政策によって民族性を破壊されてきたアイヌ民族は、今、天皇・政府の謝罪と先住権・自決権を取り
戻す運動を続けていることを知り、連帯していこうではありませんか。
 何故に9月早々に、突如として天皇夫妻がやってくるのか! そこには泊原発の再稼働(営業運転の再開)を急いだ
こととも関連しているのではないのか。原爆・原発について天皇(制)の側はどのように対応してきたのか、検証して
おくことも必要だ。
 そして日本人民の民衆意識のなかに反天皇制を定着することが、日本の労働者、市民の課題であると思う。
秩父蜂起にみることができる民衆自身の反天皇制の意識(自由と民主主義=民権)を明らかにして継承していきましよう。
是非とも参加を!

   ピリカ全国実・札幌圏

同じでありながら違う 台湾先住民族百年の影像と史料収集特別展(Council of Indigenous Peoples)

2011-08-22 00:00:00 | イベント情報・書評
同じでありながら違う 台湾先住民族百年の影像と史料収集特別展

本展示では台湾先住民の主体性を明確にする論述と観点を中心に、時代を縦軸に、歴史の中の事件を横軸にして、大量の歴史と現在の影像、ビデオ、文字などの資料文献を通じて、時代の中で常に参与し、貢献し、影響を与えてきた台湾先住民族の姿が見られることを願っています。

主催団体:Council of Indigenous Peoples
上演日の範囲:2011-09-06 至 2011-10-25
詳細活動日期與時間:9/6(火)~10/25(火)09:00~17:00、月曜休館
イベント会場:剥皮寮歴史街区
活動住所:台北市萬華区康定路173巷
開催地域:全地域
入場料:無料
電話番号:02-2841-2611
http://express.culture.gov.tw/jp/events_detail_jp.php?ID=291

宇井眞紀子写真展「アイヌ、風の肖像」(CAPAカメラネット)

2011-08-17 00:00:00 | イベント情報・書評
宇井眞紀子写真展「アイヌ、風の肖像」
1992年から約20年間にわたり、宇井眞紀子さんは北海道二風谷を訪れ、そこに住むアイヌ女性・アシリレラ(日本名:山道康子)さんたちの暮らしを記録してきた。家族のように傍らで過ごした日々から心に沁みてきた想い、世界観を表現する。カラー約20点、モノクロ約30点を展示。

会 期2011年8月17日(水)~30日(火)
会 場銀座ニコンサロン(東京都中央区銀座7-10-1 ニコンプラザ銀座1F)
時 間10:30〜18:30(最終日は15:00まで)
休館日会期中無休
料 金無料
問い合わせ銀座ニコンサロン(TEL 03-5537-1469)
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/

http://capacamera.net/exhibition/pickup/110817_ui.html

『アイヌ神謡集』 知里幸恵編訳著(読売新聞)

2011-08-08 00:00:00 | イベント情報・書評
『アイヌ神謡集』 知里幸恵編訳著

.評・三浦佑之(古代文学研究者・立正大教授)

 1922年、若いアイヌの女性が逝った。わずか19歳。遺(のこ)されたのは、先祖から受け継いだ神謡(カムイユカル)13編にきれいな日本語訳を添えた小さな本だった。その「序」の冒頭には、「その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」と書かれていた。

 残念ながら、過去形で語るしかない時代だった。しかし神謡のなかには、彼女が夢見た先祖たちの満ち足りた暮らしが詰まっており、そこで人々は(アイヌは「人」の意)、自然を敬い恐れながら、フクロウともウサギともカエルとも、互いを認め合い慎み深く暮らしている。

(2011年8月8日 読売新聞)

企画展「アイヌ植物歳時記」 (北海道新聞)

2011-07-31 00:00:00 | イベント情報・書評
企画展「アイヌ植物歳時記」 [新ひだか町] [アート・文化(書・絵画・陶芸など)]
アイヌ民族の植物の活用方法を紹介する。
アイヌ民族は、生活のさまざまな場面で植物を活用していた。ニレ科のオヒョウの木から繊維を紡ぎ出して服を作ったり、オオウバユリからでんぷんを採って団子を造ったりした。ギョウジャニンニクは、病気を遠ざけるために家の入り口に置いたり、枕に詰めたりしていたという。
ハマニンニクというイネ科の植物で作られた千島アイヌ民族の「テンキ」という編みかごや、イラクサで作った樺太アイヌ民族の着物など約80点を展示した。
主催者
会場名 ピュアプラザ町民ギャラリー
住所 日高管内新ひだか町静内御幸町2丁目
電話番号 0146-45-0090
開催期間 2011/7/26 ~2011/9/25
開始時刻
閉鎖時刻
申し込み
前売り
休日 第2、第4月曜日休館
料金・費用 入場無料

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/136641.php