●天皇・皇后はくるな! 天皇制は反対だ!討論集会
2011年9月9日(金)午後6時~
クリスチャンセンター(札幌) 3F会議室
主催 ピリカ全国実・札幌圏よびかけ実行委員会
資料代 500円
■■討論集会での報告者とテーマ■■
①森山軍治郎(民衆史研究者) 『秩父民衆蜂起と天皇制』
②川村シンリツ・エオリパック・アイヌ
(旭川アイヌ協議会会長) 『アイヌ民族にとっての天皇制』
③白川ただし(ピリカ全国実運営委員) 『原爆・原発と天皇制』
9月9日に天皇・皇后が札幌に入り、札幌の豊平川さけ科学館見学及び国際微生物学連合2011会議記念式典への
出席(10日)、白老のアイヌ民族博物館を訪問してアイヌ民族の舞踊鑑賞及び養護老人ホーム訪問(11日)、室蘭の
道立栽培水産試験場見学(12日)等をすることが報道されている。
私たちは、07年の苫小牧で実施した天皇出席の「全国植樹祭」や09年の「即位20年式典」反対するなど天皇制
そのものに反対してきた。今回のアイヌ民族博物館訪問には日本国家によるアイヌ民族に対する同化攻撃が貫かれて
いるととらえ、見過ごすことはできない。いま政府-アイヌ政策審議会が強力に進めている「慰霊・研究施設」
(白老)の建設と不可分一体の攻撃であるからだ。それは謝罪も賠償もく、北大をはじめ全国の大学などが墓地破壊と
盗掘して収集したアイヌ民族の遺骨を一か所に集め、「慰霊」とともに「研究」するという代物なのだ。天皇・
皇后の訪問はこうした差別研究以外の何物でもない「慰霊・研究施設」の建設を促進させる役割を担っている。
高橋はるみ知事は8月9日、天皇賛美の「知事謹話」を発表し、そのなかで「(アイヌ民族にとって)この上ない
励みとなるものであります」とアイヌ民族を侮辱している。近代天皇制国家と支配階級によって豊かな大地が
奪われ、同化政策によって民族性を破壊されてきたアイヌ民族は、今、天皇・政府の謝罪と先住権・自決権を取り
戻す運動を続けていることを知り、連帯していこうではありませんか。
何故に9月早々に、突如として天皇夫妻がやってくるのか! そこには泊原発の再稼働(営業運転の再開)を急いだ
こととも関連しているのではないのか。原爆・原発について天皇(制)の側はどのように対応してきたのか、検証して
おくことも必要だ。
そして日本人民の民衆意識のなかに反天皇制を定着することが、日本の労働者、市民の課題であると思う。
秩父蜂起にみることができる民衆自身の反天皇制の意識(自由と民主主義=民権)を明らかにして継承していきましよう。
是非とも参加を!
ピリカ全国実・札幌圏
2011年9月9日(金)午後6時~
クリスチャンセンター(札幌) 3F会議室
主催 ピリカ全国実・札幌圏よびかけ実行委員会
資料代 500円
■■討論集会での報告者とテーマ■■
①森山軍治郎(民衆史研究者) 『秩父民衆蜂起と天皇制』
②川村シンリツ・エオリパック・アイヌ
(旭川アイヌ協議会会長) 『アイヌ民族にとっての天皇制』
③白川ただし(ピリカ全国実運営委員) 『原爆・原発と天皇制』
9月9日に天皇・皇后が札幌に入り、札幌の豊平川さけ科学館見学及び国際微生物学連合2011会議記念式典への
出席(10日)、白老のアイヌ民族博物館を訪問してアイヌ民族の舞踊鑑賞及び養護老人ホーム訪問(11日)、室蘭の
道立栽培水産試験場見学(12日)等をすることが報道されている。
私たちは、07年の苫小牧で実施した天皇出席の「全国植樹祭」や09年の「即位20年式典」反対するなど天皇制
そのものに反対してきた。今回のアイヌ民族博物館訪問には日本国家によるアイヌ民族に対する同化攻撃が貫かれて
いるととらえ、見過ごすことはできない。いま政府-アイヌ政策審議会が強力に進めている「慰霊・研究施設」
(白老)の建設と不可分一体の攻撃であるからだ。それは謝罪も賠償もく、北大をはじめ全国の大学などが墓地破壊と
盗掘して収集したアイヌ民族の遺骨を一か所に集め、「慰霊」とともに「研究」するという代物なのだ。天皇・
皇后の訪問はこうした差別研究以外の何物でもない「慰霊・研究施設」の建設を促進させる役割を担っている。
高橋はるみ知事は8月9日、天皇賛美の「知事謹話」を発表し、そのなかで「(アイヌ民族にとって)この上ない
励みとなるものであります」とアイヌ民族を侮辱している。近代天皇制国家と支配階級によって豊かな大地が
奪われ、同化政策によって民族性を破壊されてきたアイヌ民族は、今、天皇・政府の謝罪と先住権・自決権を取り
戻す運動を続けていることを知り、連帯していこうではありませんか。
何故に9月早々に、突如として天皇夫妻がやってくるのか! そこには泊原発の再稼働(営業運転の再開)を急いだ
こととも関連しているのではないのか。原爆・原発について天皇(制)の側はどのように対応してきたのか、検証して
おくことも必要だ。
そして日本人民の民衆意識のなかに反天皇制を定着することが、日本の労働者、市民の課題であると思う。
秩父蜂起にみることができる民衆自身の反天皇制の意識(自由と民主主義=民権)を明らかにして継承していきましよう。
是非とも参加を!
ピリカ全国実・札幌圏