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愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

伏見桃山城

2020年05月22日 | 幸せ話



関西に住んで40年になります

そして京都へ向かう時には
いつも伏見城を遠くに眺めているのに
素通りするだけで
今まで一度も訪れたことがありませんでした

今日は京都からの帰り道に
日没まではまだ時間があったので
伏見城に初めて立ち寄ってみることにしました




桃の実がうっすらと色づいていました




カラスさんがしきりに何か食べていました





食べていたのは
小さなサクランボでした!


ここはかつては
激しい戦乱が繰り広げられた場所。。。


その場所に今は
鳥が木の実をついばみ

子供達は歓声を上げながら遊んでいます


そしてここでもまた
ウグイスのさえずりがどこからともなく
聞こえてきました


穏やかな気持ちでのんびりと歩いている自分が
時空を越えて今この場所にやってきたかのような

なんだか不思議な気持ちになりました












鳩に導かれて!

2020年05月18日 | 幸せ話
八幡市男山中腹に
石清水八幡宮の摂社「石清水社」があります

御祭神は『天之御中主神』(あめのみなかぬしのかみ)

日本神話において天地開闢の際
最初に登場した至高の神とされています

創建はその名を由来とする
石清水八幡宮本宮御鎮座以前の起源に遡るといいます


参道を歩いてきて
その石清水社へたどり着く直前
前の階段に一羽の鳩が歩いているのに気づきました


ん!この前の鳩?


一段ずつ階段を横に歩きながら
厳かに先導するかのように
階段を上っていくのです





そして
霊泉「石清水」へ。。。



鳩さんは井戸の裏側にいきました


清水井には大きな柄杓が置いてあり
その裏には竹箒が何本かありました


私は竹箒で階段をさっと掃き
水を汲んで清めたあと

神殿にのぼりゆっくりお参りをしました


そして鳥居の外に降りて
再び参道を歩き始めたら・・・

なんとまあ!
先ほどの鳩さんがまたいつの間にか前に来ていて
一段ずつ階段を先導し始めました


さすがにその遅さにずっとお付き合いしていたら
山上まで着くのにあまりにも時間がかかるので

「鳩さん もぅ少し早く行きたいんですけど・・・」

と近づいて声を掛けたら

急に横歩きをやめてとんとんと階段を上がり始め
やがてぱたぱたと羽ばたいていきました


鳩さん

今日も楽しませてくれてありがとうございました!

(^人^)







綱敷天神社・御旅社の鳩

2020年05月16日 | 幸せ話
昨日
美容院の帰りにふと思い立って
「大扉稲荷社」に立ち寄って
お参りをした後
一羽の鳩が私の前をしばらく歩いて
やがて羽ばたいていったことを
このブログに書きました


そして今日は
用事があって大阪に出かけた折りに

綱敷(つなしき)天神社・御旅社に立ち寄りました



ここには
玉姫稲荷神社があり     
玉姫稲荷大神(宇迦御魂大神)が祀られています



お参りを終えて立ち去ろうとした時です

ふと横を見ると
一羽の鳩がじっとこちらを見ていました


目が合ったので
つい言葉をかけましたら
それをまるで聞いているような仕草をするので
何だか面白いと思って
スマホを出して動画を撮ろうとしたら・・・

いきなり なんと!

 







そして
後ろにいた夫の手にも。。。




鳩さんは
私の願いをちゃんと神様に届けて下さったことを
伝えようとしてくれたのだと思いました


「ありがとう!」

鳩さんは羽ばたくと神殿の屋根に飛びのり
満足げに私達を見送ってくれました

(^人^)




美容院の帰りに。。。

2020年05月15日 | 幸せ話
今日は午前中は庭掃除をしたりして
家にいましたが
午後は美容院へ出かけました

3時頃に終わったのですが
家にまっすぐ帰っても
さし当たってすることも思いつかないので

先日以来気になっていた「お稲荷さん」に
いってみようと思いスマホで
近くのお稲荷さんを検索してみました


すると
いくつか出てきましたが
その中でも

「大扉稲荷社」という名前に興味が湧き
行ってみることにしました



ほんの10分ほどで着くはずだったのですが・・・



なぜか車が通れないような狭い道が指示され
迷っているうちに・・・


石清水八幡宮のある男山の麓に来てしまいました




そういえば
吉田兼好の「徒然草」に出てくる
「先達はあらまほしき事なり」の一節で語られる
「高良神社」に
これまで一度も行ったことが無かったので
立ち寄ることにしました



石清水八幡宮の摂社で
御祭神は高良玉垂命

豊前国宇佐八幡宮より八幡大神を勧請した行教和尚が
貞観2年(860年)に社殿を建立したそうです





樹齢約700年の御神木 タブの木



さて高良神社へのお参りを済ませたあと
再び「大扉稲荷社」を目指しましたが
どうも車では行けそうもないようなので
スーパーに車をとめて歩いて行くことにしました



ナビに従って歩いていくと。。

目指す「大扉稲荷社」ではなく
「相槌神社」というお社の前に来てしまいました



近寄ってみると
ここもお稲荷さんのようでした

とりあえずお参りをしましたが
さてどうしよう。。。と
思っていたところ

左の山道の方から女の人が降りてきたので
尋ねてみました


すると
「ここを上っていって七曲がりの上にあります。すぐですよ。」と
教えて下さいました



そこでやっと気がつきました!


「大扉稲荷社」は石清水八幡宮への表参道の途中に
あるのです


だから車では行けないはずだ・・・


さっそく石の階段を上り始めたら
じきに赤い鳥居が見えてきました







写真を撮ろうとすると
ここでもまたウグイスのさえずりが聞こえてきたので
動画にしました



お参りをしようと思いましたが
お賽銭箱が見当たりません


「大扉」というくらいだから
扉が開けばいいのに。。。

と思って手を掛けたら

なんと扉がするすると開いて
中に入ることができました


ちゃんとお賽銭箱も置いてあり
鈴も鳴らしてお参りさせていただきました



今日の願い事は・・・ヒミツ(^_^;)


ウグイスの声が聞こえたから
神様に思いは通じたかな・・・?


と思いながら石段を降りていくと。。。


[[youtube:I7e-zJJfKo8]]

鳩は八幡さんのシンボルです

きっと願いは通じたのだと思います

ありがとうございますkirakira2







三女神社

2020年05月11日 | 幸せ話
今日はスマホを持って出るのを忘れてしまったので
写真はありません

しかし
スマホを持っていなかったことにより
思いがけない出会いがありました


さて昨日
このような状況の中ですが
私は自宅で第22回クレモナ・コンサートを開きました

お客様が一人も来られなくても
演奏だけはしましょうと
音楽好きの三人で練習を重ねてきました


そして
昨日は5名の
これまた音楽好きのお客様が私達の演奏を聴きにきて下さいました


今日は無事にコンサートを行うことができたことを感謝するため
地元の石清水八幡宮に御礼参りに行きました


爽やかな青空と
瑞々しい新緑の輝き

そして鮮やかな朱色の神殿のコントラストが美しく
スマホを家においてきたことを後悔しました


実は昨日のコンサートのお客様の一人Nさんが
石清水八幡宮で奉職されているので
立ち寄って一言御礼を言いたいと思いました



ところが残念ながら
今の状況下で外部者は建物内に入れないことに
なっていました


彼女に電話すれば出てきてくれたかもしれないのですが
あいにく今日に限ってスマホを忘れ・・・



あきらめて帰りかけたところに
木陰で休憩している掃除のおばあさんが
巫女さんと立ち話をしていました



巫女さんにお願いしたら
もしかしたらNさんを呼び出して下さるかも・・と
声をかけたら

巫女さんではなく
掃除のおばあさんの方が

「Nさんだったら今日は出勤してるよ
私が社務所に電話してあげるから
階段の下で待ってなさい」


と言って電話を掛けてくれました


こうしてNさんは玄関を開けて出てきて下さり
無事に御礼の気持ちを伝えることができました


帰りに先ほどのおばあさんのもとへ戻って
御礼をして少しおしゃべりしていましたら

「あんたはこの近く?ここの神様はいいよ!とくに三女神社へいくといい」

とすすめて下さいました


石清水境内の末社「三女神社」は
その存在は知っていましたが
我が家には女の子がいないためか
これまであまり熱心にお参りしていなかったかもしれません

今日はおばあさんの言葉にしたがって
三女神社に行き
長男の彼女と次男のお嫁さんの幸せを願って
しっかりお参りしてきました



石清水八幡宮境内では
今日もカラスの声とウグイスのさえずりが聞こえていました






稲荷山

2020年05月04日 | 幸せ話

コロちゃんの御蔭?で
物心ついて以来体験したことのないような
ゆとりの日々を送らせていただいています


そんな中先日
ゆくりなくも伏見稲荷さんに導かれました

その日は稲荷山の途中にある奥社奉拝所まで行って
蝋燭を立ててお参りをして帰ってきました



私の家から
車でほんの30分ほどで行けるにもかかわらず
これまで伏見稲荷大社に足が向かなかったのは

あまりにも多くの人が押し寄せているのが
わかっていたことと
私の場合は
いわゆる『商売繁盛』というお願い事が無いからです



しかし
先日導かれるようにして
その境内に入らせていただいた時

この時期
人がほとんどいなかったことが幸いしたのでしょうか

想像していた現世利益的な雰囲気は無く
静けさの中
独特のスピリチュアルな空気を感じました


そしてウグイスの声がここでも聞こえ
自分が受け入れられているような気がしました


もう一度あらためて訪れて
稲荷山に入らせていただきたい・・・

そんな気持ちになって帰ってきました


それでも
そんなことは単なる思い込みかも・・・と
心は揺れていたのですが


昨夜
夜中中聞こえていた雨が
夜明けと共に霧雨となり

万事清められた天地に
透き通るようなウグイスの声で
目覚めた今朝・・

やはり今日行かせていただこう!という
気持ちになりました


朝食後
少しピアノを練習し
9時半頃家を出たので
10時頃到着しました





よく見ると烏さんが出迎えてくれていました


今日は
伏見稲荷大社では神事が行われる日だったようです

本殿に着くとちょうど神事が始まったところでした

例年なら
それこそ満員電車の中のように
人の波が押し寄せていたことでしょう


しかし今年は人の集まるお祭りは無く
「居祭り」の形でひっそりと厳かに行われていました


立ち止まって神事の様子をしばし拝見した後
お神楽の音を聴きながら
山頂を目指して歩き始めました











白狐社




鳥居を歩き始めると
今日もウグイスのさえずりが聞こえてきました



伏見神寶神社








青鷺です

今これを書きながら検索してみたら

ネイティブアメリカンの青鷺の意味は
自分で決めること
自分を信頼すること
進歩•進化


と書かれていました


途中四つ辻の所で
山頂への道が左右に分かれていました

どちらから行こうかな・・・と
迷った瞬間

左の道の奥を

白衣に身を包んだ神職の方が歩いている後ろ姿が見えたので
左の道に進みました

今あらためて検索してみたら
「左から回るのが正式」のように書かれていて
びっくりしました










眼力社(眼病と先見の明の神様)







ここまで来ると
次第に神聖な気が感じられます








薬力社(薬の神様)

ここではお蝋燭を立てさせていただきました



おせき社(咳・のどの神様)

正に今こそ必要な神様かも・・・



アカガエル?

因みに
カエルのスピリチュアルメッセージは
「前進」

「本来の自分に立ち返りなさい」
「本質を見極めなさい」

といった意味もあるようです







稲荷山山頂 一之峯 (上社神蹟・末廣大神)

せっかくここまで来たのですから
赤い小さな鳥居を一基
奉納させていただきました




三之峯 (下社神蹟 ・ 白菊大神)



午後1時半を過ぎて
お昼も食べずに歩いていたところ

前を歩いていた女性が突然振り返って
『ここ やってますよ~!』と
笑顔で声を掛けてくれました

飲食の出来るような茶店は
どこも閉まっていたので
ここでも食事は無理かな・・・と
思いながら中をのぞくと
お店のおばあちゃんがニコニコしながら
出てこられて

「うどんやったらできるけど・・・」


しばらく待っていると
おねぎを刻むトントンというリズミカルな音が聞こえ
やがてお出しの良い香りが漂ってきました




甘くたいたおあげのののった
きつねうどんです


この茶店で生まれて育ったという
御年83歳のおばあちゃんが

「戦争の時でもこんなことなかったですよ
なんか 腑に落ちんわ・・」

と子供のような可愛いお顔で仰るので

「そうですね・・・でも良いところに住んではりますね」

と申しましたら

「あんたも山に住んだはりますやろ」

と言われてちょっとびっくりしました

なんでわかったのかな?


午後2時半 最初にくぐった門まで帰ってきた時
私のすぐ右上を
烏がすうっと低空飛行で飛んでいきました


まるで「異界」をさまよって
この世に戻ってきたような
不思議な気分でした


思い返してみると

東本願寺のおばあさん

四つ辻で見えた神官さん

茶店を教えてくれた女性

茶店のおばあさん

何だか不思議と言えば不思議です

まさか御狐さま??


ありがとうございます
(ー人ー)



信濃路「番外編」

2020年04月22日 | 幸せ話
注:この記事は旅から帰宅後、後日自宅で書いています



戸隠神社奥社へ向かう途中で見つけた
マンホールの蓋

野鳥のデザインです



杉木立の中を歩いている時に
ここでもまたウグイスの声を聞きました

今年の春は
どこへ行っても
ウグイスがまるで後を付いてきているかのように
そのさえずりに心が励まされます




奥社の神様が
勧請されているこの部屋で
お食事をいただきました


神様の御前でいただくのは
何だか畏れ多いことでした

いただく前と後に
神前で手を合わせ
感謝申しあげました

「いただきます」

「ごちそうさまでした」

こちらの宿坊も
翌日宿泊した松本の宿も
当日の泊まり客は私達夫婦のみでした

キャンセルが相次ぐ中
宿の方々は
今の社会状況が一刻も早く落ち着くことを
切実に願っておられました



この日の昼間
夫と話をしていて
子供の頃に読んだ童話
「長靴を履いた猫」が話題になりました

その時
あらすじがすぐに思い出せなかったので
スマホで検索したのですが。。。。


なんとその晩のこと
宿の貸し出し用の小さな本棚の中に
「長靴を履いた猫」の古本を見つけてビックリ!


何か意味ありげに感じたので
お借りして読むことにしました


ペローの童話を読むのは
子供の時以来ですが
昔読んだ子供用のものとは随分違っていて
残虐なことや人間のとんでもない酷さが
淡々と書かれていて驚きました

ある意味
人間の持つ愚かさが
赤裸々に語られているようにも
感じました


この本に出会った偶然に
どんな意味があったのか・・・

因みに
訳者は「渋澤龍彦」という仏文学者でした




先日伊勢神宮と熊野大社へ出かけた時にも見た
龍のような雲がまた出ていました

このような雲にも
励ましてもらっています

ありがとうございます



戸隠神社の五社巡りをしていた時にみつけた
ふきのとうの花


花言葉は。。。
待望 愛嬌 真実は一つ 仲間

なのだそうです

うれしいメッセージを
ありがとうございます(^_^)






さて
信濃で3日を過ごした後
大阪に戻る途中
名古屋の実家に立ち寄り
一晩泊まることにしました

夕方実家に到着すると
母が開口一番

ちょうど私達の訪れたその日のお昼に
十年来使っていた総入れ歯が
パキンと3つに割れてしまったとのこと



明くる日の朝
歯医者さんに電話をしました

こんな時だからでしょうか
突然のことでしたが空きがあり
朝一番に雨の中
車で母と歯医者さんに向かいました


そこは
私が子供の頃から先代の先生にお世話になった
懐かしい歯医者さんなのですが
真っ白な綺麗なビルに建て替えられていました


母の入れ歯は
有り難いことに
その日のうちに修理していただくことができました


偶然のことでしたが
旅路の最後に
普段できない小さな親孝行が出来ましたmeromero2



城崎にて・・・

2020年04月14日 | 幸せ話

先日城崎の某旅館に電話をかけ
「明日行きたいのですが・・・」と
お尋ねしました

電話に出られた若女将が
明るい声で「どうぞ!」

大阪にいて
スーパーなどに出かけるくらいなら
人の少ない場所へ車で移動して過ごす方が
よほど人との接触がないし。。。

とにかく
営業していてくれてよかった




仲居さんのお話では
連日キャンセルの電話ばかり

いつもなら
温泉祭りもあって賑わう時なのに・・・

それでも
この日の泊まり客は5組あって
よかった・・・と
嬉しそうにおっしゃってくれました

とはいえ
一泊二日の間
一組のお客さんと廊下ですれ違った以外は
誰にも会いませんでした


この度は
特別な目的があって城崎に来たわけでは
なかったのですが

ゆくりなくも
面白い出会いが色々ありました

まずはこちら


四所神社

主祭神は 湯山主神(ゆやまぬしのかみ)

その他に 多岐里比売神(たきりひめのかみ)
田記津比売神(たきつひめのかみ)
市杵比売神(いちきひめのかみ)の

宗像三女神を配し

いずれも温泉の守護神として崇められているそうです

宗像三女神は水の守護神でもあり
特に市杵比売神は
辨財天や龍神様とも同一視される神様らしいです






ロープウェイが休止していたので
山道を歩いて
温泉寺に向かいました



温泉寺

やっと着いたのに
閉まっていました

しかし
もしかしたらと思って電話をしたら
すぐに中から住職さんが鍵を開けてくれて

「ようこそ ようこそ!」と
笑顔で堂内を案内してくれました

ロープウェイが動いていないので
誰も上がって来ないだろうと
思っていたそうです

温泉寺は今より千三百年の昔
城崎温泉を開いた
道智上人により開創された古刹です

なんと
ご本尊の秘仏十一面観音像
33年に一度のご開帳なされていました

その指につながる五色のひもを手に
感謝と祈りを捧げました



こちらは
国の天然記念物「玄武洞」の中の一つ

その名も
青龍洞


巨大な青龍とのツーショット。。。




160万年前に行われた火山活動により
山頂から流れ出したマグマが
冷えて固まる時に作り出した
規則正しいきれいな割れ目が玄武洞です
(城崎観光協会HPより)


積み上げられたように見える
無数の六角形の玄武岩が
龍のウロコのようにも見えます





こちらは
正に朱雀の羽のようです



ミュージアムも何もかもが閉まっている中
公園内の片隅で
営業をしている小さなお店がありました

山の清水を汲んできて
そこに榊をさして清めてありました

その水で手を清め
店内に入りました

ジブリの映画に出てきそうな
目に力のある優しそうなおばあさんが現われ
「コウノトリはもう見たか?」と
突然聞いてきました

すぐ近くに巣があるから
「待っていたら見れるよ」と

円山川の中州を指さしました

そして
ともくん コーヒー二つ!」

しばらくしたら
「ともくん」と呼ばれた青年が
これまた優しそうな笑顔で
コーヒーを運んできてくれました


おばあさんのお孫さんかなと思ったら
甥っ子さんでした



田んぼの中に立っている
この塔の上に
コウノトリの巣があるそうです

白い姿が少し見えるような気がします



テラスでゆっくりコーヒーを飲んでいたら
本当に飛んできました!


コウノトリにも会えて。。。

城崎に来てよかったmeromero2






幸福とは

2020年04月12日 | 幸せ話


「幸福」は人の心にあり
幸福と感じるところに
「幸福」がある
―敏子―


この額は
夫の実家の小さな台所に
ずっと昔から飾られています


40年以上前
まだ二十歳だった私が
初めて夫の家を訪ねた日に


「これは?」とお聞きしたら

両親が二人で出かけた旅先で
義母が書いてもらったものだとのこと

敏子というのは
義母の名前です

義父が額に入れて
ここに掛けてくれたのだそうです


優しいご両親・・
この家には愛がある


そんなふうに思ったことを
今も覚えています



昨日はその義父の
四十九日の法要をいたしました


そして
その日は奇しくも
義父と義母の
67年目の結婚記念日でした

亡くなってもなお
義父の存在をすぐ側に感じながら
87歳の義母は
変わらず元気でいてくれました