愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

稲荷山

2020年05月04日 | 幸せ話

コロちゃんの御蔭?で
物心ついて以来体験したことのないような
ゆとりの日々を送らせていただいています


そんな中先日
ゆくりなくも伏見稲荷さんに導かれました

その日は稲荷山の途中にある奥社奉拝所まで行って
蝋燭を立ててお参りをして帰ってきました



私の家から
車でほんの30分ほどで行けるにもかかわらず
これまで伏見稲荷大社に足が向かなかったのは

あまりにも多くの人が押し寄せているのが
わかっていたことと
私の場合は
いわゆる『商売繁盛』というお願い事が無いからです



しかし
先日導かれるようにして
その境内に入らせていただいた時

この時期
人がほとんどいなかったことが幸いしたのでしょうか

想像していた現世利益的な雰囲気は無く
静けさの中
独特のスピリチュアルな空気を感じました


そしてウグイスの声がここでも聞こえ
自分が受け入れられているような気がしました


もう一度あらためて訪れて
稲荷山に入らせていただきたい・・・

そんな気持ちになって帰ってきました


それでも
そんなことは単なる思い込みかも・・・と
心は揺れていたのですが


昨夜
夜中中聞こえていた雨が
夜明けと共に霧雨となり

万事清められた天地に
透き通るようなウグイスの声で
目覚めた今朝・・

やはり今日行かせていただこう!という
気持ちになりました


朝食後
少しピアノを練習し
9時半頃家を出たので
10時頃到着しました





よく見ると烏さんが出迎えてくれていました


今日は
伏見稲荷大社では神事が行われる日だったようです

本殿に着くとちょうど神事が始まったところでした

例年なら
それこそ満員電車の中のように
人の波が押し寄せていたことでしょう


しかし今年は人の集まるお祭りは無く
「居祭り」の形でひっそりと厳かに行われていました


立ち止まって神事の様子をしばし拝見した後
お神楽の音を聴きながら
山頂を目指して歩き始めました











白狐社




鳥居を歩き始めると
今日もウグイスのさえずりが聞こえてきました



伏見神寶神社








青鷺です

今これを書きながら検索してみたら

ネイティブアメリカンの青鷺の意味は
自分で決めること
自分を信頼すること
進歩•進化


と書かれていました


途中四つ辻の所で
山頂への道が左右に分かれていました

どちらから行こうかな・・・と
迷った瞬間

左の道の奥を

白衣に身を包んだ神職の方が歩いている後ろ姿が見えたので
左の道に進みました

今あらためて検索してみたら
「左から回るのが正式」のように書かれていて
びっくりしました










眼力社(眼病と先見の明の神様)







ここまで来ると
次第に神聖な気が感じられます








薬力社(薬の神様)

ここではお蝋燭を立てさせていただきました



おせき社(咳・のどの神様)

正に今こそ必要な神様かも・・・



アカガエル?

因みに
カエルのスピリチュアルメッセージは
「前進」

「本来の自分に立ち返りなさい」
「本質を見極めなさい」

といった意味もあるようです







稲荷山山頂 一之峯 (上社神蹟・末廣大神)

せっかくここまで来たのですから
赤い小さな鳥居を一基
奉納させていただきました




三之峯 (下社神蹟 ・ 白菊大神)



午後1時半を過ぎて
お昼も食べずに歩いていたところ

前を歩いていた女性が突然振り返って
『ここ やってますよ~!』と
笑顔で声を掛けてくれました

飲食の出来るような茶店は
どこも閉まっていたので
ここでも食事は無理かな・・・と
思いながら中をのぞくと
お店のおばあちゃんがニコニコしながら
出てこられて

「うどんやったらできるけど・・・」


しばらく待っていると
おねぎを刻むトントンというリズミカルな音が聞こえ
やがてお出しの良い香りが漂ってきました




甘くたいたおあげのののった
きつねうどんです


この茶店で生まれて育ったという
御年83歳のおばあちゃんが

「戦争の時でもこんなことなかったですよ
なんか 腑に落ちんわ・・」

と子供のような可愛いお顔で仰るので

「そうですね・・・でも良いところに住んではりますね」

と申しましたら

「あんたも山に住んだはりますやろ」

と言われてちょっとびっくりしました

なんでわかったのかな?


午後2時半 最初にくぐった門まで帰ってきた時
私のすぐ右上を
烏がすうっと低空飛行で飛んでいきました


まるで「異界」をさまよって
この世に戻ってきたような
不思議な気分でした


思い返してみると

東本願寺のおばあさん

四つ辻で見えた神官さん

茶店を教えてくれた女性

茶店のおばあさん

何だか不思議と言えば不思議です

まさか御狐さま??


ありがとうございます
(ー人ー)


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