マカバの薔薇 インナーチャイルド 異次元のトンネル

　金沢に来てからいろいろ在り実家に帰ったついでに、７歳まで住んでいた場所に寄ってみようとふと思い立ち、そういえばこのころいやなことがあった時期だったなと思い出しました。そういえば私の髪型、あのころ見た自殺者の髪型そっくり。もしかしたらタイムスリップしたのかもしれない。ともう一つの出来事を思い出しました。
　８才からべつの所へ引っ越したんですが、ある天気のよい日に飼い猫と縁側で日向ぼっこしていたら、隣の空き地でブルーのチェック生地のシャツを着た高校生くらいの女の子が、三毛猫の写真を撮って遊んでいました。私の飼い猫は虎猫だったので、三毛猫なんてかわいくないねと話していました。
　高校生の頃私は三毛猫を飼っていました。あのブルーのチェック生地のシャツを着て隣の空き地で三毛猫の写真を撮っていました。もしかして昔この光景見なかった？と私の家の縁側に目を向けると、そこには黒い渦を巻いたブラックホールのような穴が開いていました。
　また何年かするとそのブルーのチェック生地のシャツは母が仕事場へ持って行き、仕事場と共に火事で燃えてしまいました。神に感謝！ありがとうございます！

マカバの薔薇 インナーチャイルド さそりの雲

　７歳までいた場所で、あの頃は「　きも試し　」といえば近くの墓場で、いまこそ斎場というものがありますが、当時はまだ火葬場と言うものがあり墓場と隣合わせでした。そんな場所で「お化け屋敷」ではなく「きも試し」という行事が町内であり、大人から子供まで参加した楽しいものでした。
　昼間、子供達と田んぼの真ん中にある墓場へ遊びに行くときに、空に　さそり　そっくりの雲を見ました。はしゃぎながら墓場に近づくと風の音かなにか「フウォー」と聞こえてきたので怖くて逃げてきました。
　また、盆踊りの頃には夜なのに、田んぼの中からグリーン・レッド・ブルー・イエローの美しい光が噴水のごとく湧いていたりと、不思議体験しました。
　ある建物で自殺者がでたのですが、夜にその影を見たと人が騒ぎ起き上がると、ちょうどその影がスリットのガラスから私の方に振り返ったときでした。神に感謝！ありがとうございます！

マカバの薔薇 インナーチャイルド 異次元の空間

　８歳のときはいろんな出来事がありました。その一つがこの話です。当時、わたしの子供部屋には北に向かって神棚が置いてありました。そして神棚の北の向こうにはドアが、でると向こうには左右にトイレ風呂をはさんで別の部屋がありました。その別の部屋は増築したもので、魔よけなのか新巻鮭がつるされていました。
　魔界の時間と呼ばれる夕方１６時過ぎに家猫が私のひざの上で「シャー！」とうめき声を上げたので、別の猫でも迷い込んだかとドアを除くと、異次元の存在と呼ばれる者が横切って消えていくところでした。この存在も小学校高学年になって知ったのですが、世間では魔物と呼ばれている存在でした。恐ろしくて声も出ませんでした。
　その後、何日後の出来事か忘れましたが、深夜、私と共に寝ていた家猫がまた「シャー！」とうめき声をあげました。目を閉じている私にもその存在の気配がわかりました。ヒタヒタという足跡の小さい影と、バタバタと羽ばたく音を立てたカラスぐらいの存在が私のベッドまで近づいてきました。怖いけどなにがなんだかわからず目を閉じていると。
　とても古い見たこともないナイフが私の心臓を突き刺しました。彼らが刺したのです。その後のことはなにも覚えてはいません。ときたま寝苦しいときには飼い猫は何も言わず、私の胸の上で丸くなって寝てくれていました。なぜなのかわかりませんが、レムリアにこれたのもこの出来事があったおかげだと思っています。神に感謝！ありがとうございます！

さようなら 野良猫の大将

　この猛暑で野良猫の大将は10日に亡くなりました。動物霊園の方が一言。「　人でも猫でもどんな生き物でも、どんなものでも魂が宿っています。自分を大切にしない人間でも、弱い動物にはやさしくしないといけませんよ。たとえあなたが野垂れ死にしたとしても、弱い動物は守ってあげないといけません。本当に自分も大事にしないから、他人も動物も自然も大切に出来なくなっているんです。」と何かに疲れたかのように一方的に話されていました。そう、これはすべては一つなんだというワンネスそのものでした。また子供の頃のいやな私のインナーチャイルドを思い出しました。。神に感謝！ありがとうございます！