マカバの薔薇 兼六園の龍神

　卒論は古事記の「蛭子」。どうして古事記にこだわりをもつのか不思議でしかたなかった。ネットのない当時の資料は無いに等しく、学友に叱咤されたものでした。
　小学校低学年のときに、満天の夏の夜空に懐中電灯を向け、チカチカ照らし遊んでました。何日かすると変化が起き、夜になると子供部屋の窓はブーンと聞こえる低い響きの音と共に明るく光りだしたり。平屋の屋根には石がパラパラと落ちる音が聞こえだしました。
　帰宅途中の夕方の出来事です。徳光海岸からヘリコプターがよたよたと低空飛行でこちらに向かってきました。めったにない夕方のもやに、ヘリの姿はみえるのですが、もやがヘリの周りだけを囲んでいる変わったものでした。　
　偶然誰も周りにはいず、私の前にそのヘリは止まりました。生まれてはじめて近くで見るヘリがめずらしいのと、もやがかかているヘリが怖く、その場で立ちすくんでいました。ヘリはこちらの出方を伺うようでしたが、また低空飛行でよたよたと徳光海岸方向へ戻っていきました。それからもっとエスカレートした出来事がありました。
　９歳にも満たないのに世界の宗教、文明の起源へ目を向けされてくれたあの出来事が待っていました。神に感謝！ありがとうございます！