ひょっこひょっこと歩くじーちゃんの姿が思い出されます。
今日、じーちゃんの左足を切除する手術が行われます。
私たちが「事の流れ」を受け入れられないままの緊急手術です。
ある夜、麻痺をしていない方の足首が紫色。
午前中のちょっとしたアクシデントも重なり、
心臓も弱っているため循環が悪いのかと
湯たんぽで温め、マッサージ。
この対応が4日つづいた後、訪問医の視察。
「・・どこかに血栓が飛んでつまってる」
胃潰瘍が出来てから止めていた血液サラサラ薬(ワァーファリン)を
リスクを覚悟で血栓を溶かす為に投与する事に。
薬を投与して二日後、効き目が無いと言う事で緊急搬送。
搬送された日に二日後の「切断」が決まりました。
・・どの時点まで戻すことが出来れば回避できたのかしょうか。
我が家に起きた、「1週間ちょとの出来事」で
もうすぐ87年間連れ添った左足が切除されます。
・・ごめんね、じーちゃん
「命どぅ宝」です、命は長らえます。
でも、私は少し心が折れそうだし、
父親の足を「切ってください」と言わざる負えない息子
帰ってこれるのは順調にいって1ケ月後です。
退院して今日で1ケ月
「要介護5,意識なし、人を認識出来ず」と云われて退院してきました。
「じーちゃんができる事」
・親戚の顔をみて泣きます。
・パジャマやオムツ交換のとき腰を浮かせたり、柵を握って体を支えます。
・「こっち向いて」と言うと向きます。
・食事や薬の説明をすると吸痰は嫌がりません。
・ラジオを付けて欲しい時はラジオを見つめています。つけると満足そうです。(お気に入りは東海ラジオ)
・眩しいと枕元のスタンドへ手を伸ばしスイッチを消します(・・・)
・辛い吸痰、作業をする私の手首を握りますが払ったり避けりしません。
・息子の言うことは聞きません。
・・・・八つ当たりもココ。
やっとここ2~3日痰が減ってきました。
吸痰がなくなれば、じーちゃんのストレスはだいぶ軽減されます。
脳中枢からくる無呼吸が多く、いつ心筋梗塞を
引き起こすかわかりません。
誤飲性肺炎、風邪、脳梗塞etc
危険はいっぱいですが、一ヶ月無事過ぎた事。
先生、看護師さん、ヘルパーさん、子供たち、親戚、ご近所の方々、お友達。
本当に ありがとうございます