aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

森づくりカフェ(3月)

2012-03-24 07:06:22 | 『ほしはら山のがっこう』
森づくりカフェ(3月)


春が肌でも鼻でも(…)感じられるようになった3月。
ほしはら山のがっこうで
「森づくりカフェ」がありました。

今回は、初めて来てくれた親子が何組かあって、
とってもうれしかったです。

でも、どなたも「初めて」という雰囲気がそうなくて、
森のおかげでか、とても風景や時間になじんで
心地よいなあと感じました。

空間というテーマは面白いです。

あるお母さんと、
自然が受け入れてくれる子どもの心について
少しおしゃべりしました。
自然は寛容で、荒れた心も悲しい心も、疲れた心も嬉しい心も、
はずむ心も暴れたい心も、共感してくれて、受け取ってくれます。

走り回る人と、大声を出す人と、
寝ころんで休む人と、ゆっくりおしゃべりする人と
共存できる場。

受け入れてもらえると、とっても「ほっ」とします。

普段、人工的な場にいるとなおさらです。

人間が作り出したルールに従って、美しく生きる術を身につけることも
もちろんひとつの文化だし、
私自身も例えば、静かなレストランで優雅な時間をおしゃれして過ごすことも好き。
美術館で、ヒールの音を微かに響かせながら、芸術を堪能するのも好き。

だけど、養老猛さんが言われた言葉のように、
「子どもは自然」
本来自然である子どもを育む時に、自然であってよい時間を味わう時間を
子ども時代の少なくとも何割かは与えてあげたいと思います。
そのバランスは、それぞれその子の個性によるのだろうけれど、
わが子に「自然ビタミン不足」を感じたら、
自然を感じる場所へのんびり、時間を小さく区切らずに行くのがいいかな、と思います。

大人もまた、かつて子どもだったのであり、
からだの隅でウズウズしている「子ども」を閉じ込めておくのは、
不健康です。
そんな時は、子どもになれる時間をすごすのが一番!
自然とつながれる時間は、自分の中の子どもを解放できる時間でもあるかもしれません。




さてさて、話が長くなりましたが、
今回も森づくりの時間で、また荒れた森の部分が1区角こもれびをいただきました♪
子どもたちも、自分たちの仕事の成果を実感したね!

そして、燻製も美味しかった。
私はシャケが一番美味しかったな!
ポテトチップスは、いまいちでした。。。
みなさんは、なにが一番美味しかったですか?

またいっしょに森の時間をすごしましょう。

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