aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

山のがっこう 一泊二日

2009-05-21 21:40:04 | 『ほしはら山のがっこう』
このあいだの土日は、一泊の山のがっこうでした。

春雨の時々やさしく降る二日間だったけれど、
お茶摘みが終わるまで、雨は待っていてくれたし、
そして日曜日も、田植えの間は、止んでてくれたし、
お天気がいつも見方してくれる、山のがっこうです♪

写真は、二日目。
森の小道を通って、棚田まで移動している途中の写真です。

大きなフキの葉っぱを見つけて、
子どもが頭に乗せました。
それが、かわいくて!

ある子の思いつきが伝染して、フキの帽子の小人がこんなに。



田植えは、裸足で田んぼに入って、
長いロープを両端二人のおじちゃんが引っ張って、
横一列にみんなで並んで植えていきました。

田んぼに入って、まもなく、かわいい少女が
「ボッチャ~ン!!」ワッハッハ~。
お尻も服も、泥んこになっちゃいました。
でも、ぜんぜん平気そうでした。
お母さんも、ぜんぜん動じてませんでした。

こうでなくっちゃ!

その子のおかげで!?今年の田植えにまた、
すてきなエピソードができました。

幼児から小学生~大人まで、最後まで結構がんばって植えましたよ。


この日は、田んぼに日が差さなかったので、
すごく足が冷たかったけど、
そういう感触とかって、一生忘れないものだよね~。
あの、泥のズズズっとした感触とか、
田んぼに入った後に足を洗った沢水のキーンとした冷たさとか。

ああ、こういう泥の中で、根を張って、お米はできるんだなあとか
想像力をリアルに持てる子どもたちを育てていかなくちゃなあ。

毎回、おおらかに子どもたちを受け止める
町のおじちゃんやおばちゃんたちの姿に、
私は学ばされます。

慣れない手つきで植えられて、
頼りなさそうに震えている、この小さな苗たちも、
「一週間もすりゃ~、ピ~ンと元気になっとるけぇ、大丈夫、大丈夫」
と、田んぼの持ち主、保井さん。

このおじちゃんの、「大丈夫、大丈夫」には、
毎回、心が助けられます。

あ、
また一つ、面白いことを、保井さんから習いましたよ。

「怪我は、治る一方よ。大丈夫大丈夫。」
だそうです。

田んぼの体験の後、帰りついた山のがっこうでは、
薪ストーブの近くで、ほんのりあったまりながら
お茶をしたり、おしゃべりしたり、
工作(カエルの声のする手づくり楽器)をしたりして
過ごしました。

参加者のみなさん、
幸せな時間をありがとうございました~!

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2 コメント

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コロボックル? (TAMU)
2009-05-23 00:26:27
雨でも楽しんじゃうのが良いね。

カエルも出てきた? 

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カエル (aiai)
2009-05-26 17:35:52
TAMUさん

カエル、寒かったからかなあ、
今年はあんまりいなかった気がしますよ~。
TAMUさんは、カエル、触ったことあります?
最近、カエルやオタマジャクシにさわったことない
子どもたちに出会って、
ショックだったりしたんですよ~。

ところで、雨だけど、
雨には、雨の楽しみがあるんだっていうのは、
子どもたちが教えてくれて、
そういうことって、結構あって、
「ああ、そうだった」と思うんだよね。

そういえば、「ぼっちゃ~ん」とお尻を泥に落とした子、
普通の靴で、水溜りにバチャバチャ歩いて楽しんでた。
それを、取り上げるでもなく、
驚くでもない、両親に、
「お~~~~~」って思った私でした。
堂々とあそべるっていうのかなあ・・・
大人の価値観を押し付けないことで
子どもが、堂々と遊んでいい保障をしてあげられる
空間・時間って、面白いです。
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