aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

あぐり姫が通った古道

2012-04-06 17:20:36 | いなかデザイン
「その昔、あぐり姫が通った道、また三次藩の参勤交代で通ったとされる道が
上田町を通っているから、調査しようと思うんだけど、どう?」

というお誘いにノリノリで乗って、
昨日、歩いてきました。
娘にとっては春休み最後の日。
最近Iターンしてきたファミリーも一緒に歩くことになってランラン。


(写真は、クリックすると大きくなります)



江戸の道だね~と言いながら歩きました。
どこからか、ウグイスの声。

その時代、どんなことを考えながら、ここをかつての人たちは通っていたのだろう。

ふきのとうを摘んだり
鳥の巣が落ちているのを見つけたり
そして、ユキワリイチゲの可愛い花を愛でたり♪
これはミヤマカタバミ♪
ショウジョウバカマも咲いて、春だなあ!!

これは、馬頭観音というらしいです。
この道筋にいくつかあって、今のうちに記録をとっておかないと、年号が風雨にさらされて消えそうです。
他にも、道標があったりして、これまたもうすでに殆ど読めなくなっていました。


山道から里に出てきました。ここは「石原」という集落です。


なかなか素敵な里歩きで、こんなところがあったんだなあとうれしくなりました。
この公会堂も素敵でしょう!!前々から惚れている建物です。
昔の人のデザイン力ってすごいなあ。おしゃれだなあ。
道のくねりかたも、おしゃれで洗練されてる感じがします!!



帰り道、車で上田町の2つの巨木を見て帰りました。
ひとつめは、古椿です。

この椿の木の下には、お坊さんのお墓があります。
その昔、蜂郷という里から上田の里を通って、吉舎町の辻に抜ける街道を歩いて下りてきたお坊さんが、
赤松の木の陰に隠れていた武士にバッサリと切り殺されてしまったのだという伝説が残っているそうです。
この調査で椿の木を見た方は、
「これはすごい!こんな大きな椿の樹は珍しい!400年は経っているよ。」
と言われていました。


続いて、みんなが「この木なんの木」と呼んでいる木に行きました。
これまた、「すごい!!」「巨木を調査している人に教えなさい」と言われました。
たぶん、周囲7メートルはあるのではないか?と。
そして、今、この木はツルに巻きつかれているから、寿命を延ばそうと思ったら手入れしたほうがいいと。
どなたかに早く相談しよう~!と思いました。
この木はエノキかな?と。早急に調べようと思います。



忠海(ただのうみ)から三次へ抜ける街道の全容がわかったら、また知らせてくださるそうです。
ロマンです!もっと知りたくなりました。


お誘いくださりありがとうございました!!

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