あひるやま家の「きょうはここ」

あひるやま家の誰かがその日に行ったところについてなどをなんとな~く…

8月11日の再現、とは行かず

2006-09-13 23:59:59 | 競艇
今日は尼崎競艇場(第7回ダイスポスワンカップ競走[2日目])に行ってきました。

8月11日に居た薀蓄うるさいオッサン、今日も居ました

あのとき「こんなん取れんわ、競艇知っている人ほど取れん」と言われてしまった芝田浩治選手は、あのシリーズ優勝
次節で同じエンジンを引いた植木通彦選手は前検から節イチのパワーで優勝

その結果が物語ったのか、そのオッサンの許に寄ってきた人が少なかったため、今日は薀蓄回数も激減し、当然耳にも殆ど入ってこないんです。

唯一耳に入ってきた薀蓄が、11R[予選特選]の1号艇・大西英一選手の話。
「1(号艇)は東京(の選手)か。東京は、突然なにやるかわからんから要注意やで」みたいなことを言っていました。

どういうわけかその言葉だけがなぜか耳に入ってきた私と私の仲間。2人で見つめあいました。たぶん同じ想いだったのでしょう。「東京の選手がなにやるかわからんって、訳わからん。大体、ここの大西は、イン逃げできるかできんかやろ」と。

大西英一選手は現在50歳。名人戦世代(「競艇名人戦」に出走資格のある満48歳以上)に
なってもA1級をキープ。
初めて出場した去年の戸田名人戦でいきなり優出今年の尼崎名人戦ではドリーム戦に登場(名人戦出場選考基準上位5名と前年度優勝者で構成)。
しかも、一般戦回りが主体ながら腕は確かなベテランで、内より水域からの進入が多い。

そんな選手ですから、1号艇なら当然人気になる筈なんですが、このレースではそうでもなかった。
オッサンが「要注意」と言った理由は人気してなかったからなんでしょうが、その理由が「なにやるかわからん」では誰も納得しませんわね。それが実力上位の大西英一選手に対してやったら尚更です。
たぶん、このオッサンは大西英一選手のことを知らなかったんでしょう(薀蓄の最中で「東京」とか「1(号艇)」とは言っていましたが「大西」とはひとことも言わず)。だから安易に「要注意」と言っていたのでしょう。
結果は5着。「要注意」な結果にもならず「要注意」な動きもしてませんでした

オッサン、「競艇を知っている」んなら大西英一選手くらいは知っておいてね