あひるやま家の「きょうはここ」

あひるやま家の誰かがその日に行ったところについてなどをなんとな~く…

賭ける魂

2008-07-31 23:59:59 | 
『賭ける魂』(植島啓司 著/講談社現代新書)

昨日のうちに読み終えられませんでしたが、きょう行った四日市競輪場(第2回Kドリームスカップ<FⅡ>[初日])ですぐに完読しました。

この本は、麻雀・競馬・カジノと長年のギャンブル経験から作者(作者の本業は宗教人類学者)が考察した、不確実な現代社会を生き抜くヒントや楽しみ方が記されています。

いきなり、序文から
「毎日100人が自殺している国(日本のこと)など先進国といわれている国々の中には他にひとつも存在しない。」
という、なんとも重たい文章があり、
「一体、どんな内容やねん?」
と思って読み進めていくと、
何のことはない、作者の超ポジティブ思考が脈々と綴られていています。

「ギャンブル大肯定」から繰り出す人生観がメインの内容(一応…)ですが、
中には「勝ち自慢」「負け惜しみ(自慢?)」も記されていました。
あと「運」というものについても、かなりの量をつかって記されています。

大まかに言えば上記なのかな、という感じですが、印象的な部分の幾つかを下記します。

意外に聞こえるかもしれないが、ギャンブルで最も大切なのは「信じる」ということだ。
…しかし、ここが重要なところなのだが、何かを信じても勝てるとは限らないが、何かを信じないで賭ける人間はほぼ百パーセント負けてしまうのである。ギャンブルでは、とにかく何かを信じて突き進むと、自分でも想像外のことがいくらでも起こりうるのだ。
今までそんなことは考えてみたこともなかったのですが、
たしかに勝った時は「何か」を信じて(「何か」とは自分自身のときもあれば賭けの対象(馬など)であったり、出目であったり)買っているもんですが、
「何」も信じずに買っている時は、負けていますね。
「信じる」「信じない」って大きいですわ、何するにしても。

われわれの日常にはおそろしくムダな時間があふれている。特に、睡眠、それから仕事。遊んでいると自覚しているムダな時間のほうが、仕事をしていると錯覚しているムダな時間よりもはるかによい。
ここを読んだとき「姫が好きそうなことやなぁ」と思いましたが、
一日最低6時間は遊ばないと人間らしい生活とは言えないのではなかろうか。そのための奥の手は「眠らない」ことだとぼくは確信しているのだが。
この部分は、私も激しく同意しますね

ギャンブラーにとって、勝つことの次によいことは賭けて負けることであり、一番よくないのはやらないこと、やれないことである
「やらずに正解」「やれずで正解」という賭けを何度も経験している私からすれば、
負けるより損失なしの方がベターな気はするのですが、
「ギャンブラー」という言葉を「人生」という言葉に置き換えると、
メチャクチャ理解も納得も出来ますね。

運は、いくらつかってもただちに減ることはないが、大局的には、ただひたすら一方的に下降していくものなのである。
つまり、運の量は元々100あって、
それをA君は88使いながら再び100まで補給していくのに対し、
B君は15だけしか使えなかったので、
側から見ると「A君の方が運がある」と思われがちですが、
A君もB君も元々の運の量は100がMAX。
そのMAXが歳をおうことに減っていくという意味みたいです。
したがって、10年後A君は運を20使ったがB君は75使ったとすると、
側からは「最近、B君にも運が向いてきたな」ということになりそうですが、
実際には、A君・B君ともに運のMAXが90になっている、というようなことだと思います。

運に量があるという考え方は、たまに聞きます。
私は「運の量」という考え方ではないので、なんとなく違和感があるのですが、
運のMAXが、想像を絶するくらいの量だとしたら、理解できないこともありません。

いずれにしても、この作者の「超ポジティブ」的な考え方は、とても理解できます。
元々、私は「ネガティブなものをポジティブなものに変えていく」という考え方だったのですが、
最近はそれ以上に「ネガティブもポジティブに捕えてみよう」という感じになっています。
だから、私も好きな「ギャンブル」というものを通してみている作者の考え方に、理解できるものがあるのでしょうね。

気楽な1週間

2008-07-30 23:59:59 | その他
今日も心斎橋に行ってきました。

今週は、比較的気楽な1週間なので、最近なかなか読めていなかった本も読み進めています。
なんとか、今日中に1冊読み終えて、その感想をUPしようと思っていたのですが、そこまでには至らず。
でも、明日中には確実に読み終えると思うので、明日にはUP出来ると思います。

今週は、読み進めているものを含めて3冊は読んでしまいたいですね。

やってみました!

2008-07-29 23:59:59 | その他
今日は心斎橋に行ってきました。

昨夜帰宅した後、日付が変わるか変わらないかという時間帯に、gooブログが始めた「ブログ通信簿」なるものをやってみました。
採点時間は僅か15秒くらい。

その結果が今日の画像なんですが…

ま、面白おかしく書こうとは思っていないので、結果はある程度予想通りでしたけどねぇ

驚いたのは「よく話題にしているギャンブル…」云々という通信欄の記述でした。
僅か15秒で「ギャンブル中心」のブログと判定されています。

ま、その通りですが

徳島の○○は…

2008-07-28 23:59:59 | 競輪・オートレース
今日は小松島競輪場(小松島競輪開設58周年記念<GⅢ>阿波おどり杯争覇戦[3日目])に行ってきました。

近畿・東海も暑いですが、徳島も負けてはいません。メチャクチャ暑いです。

10時20分くらいに競輪場着。
普段は閉まっているらしい西スタンド特観席(記念なんで開けたのかな?)で観戦。

クーラーの効きはソコソコ。
かなり老朽化しているメインスタンドの方がクーラーが効いていたと思いますね。

しかし、ここのメインスタンド、ボロさでは、私が今まで行った公営競技場の中でもトップクラス(というかトップ)。
写真ではわかりにくいのですが、本当にボロいです。
地元のファンから「新しくしてくれ」と要望が出ていても不思議ではありません。

ただ個人的には、新しいスタンド=○・古いスタンド=×という概念がないので、なんとも思いませんでした。
昔の情緒を残しているので、逆に○かも知れませんね。

しかし、鳴門競艇場もそうでしたが、徳島県の公営競技場のスタンドはボロばっかり

寒いWINS→暑い焼肉

2008-07-27 23:59:59 | 競馬
今日はWINS難波に行きました。

日中、外はクソ暑いなんてもんじゃない。「揚がる」まではいきません(一昨日の笠松は「揚がる」感じ)が、目玉焼きは焼けそうな感じ。
しかし、WINS難波は涼しい。
それどころか、クーラーがガンガンに効いていて、そのうち「寒い」と思えるくらい。

しかし「涼」を求めてくるファンが多いのか、マズマズの混み具合。
WINSに日曜日の昼間しっかり滞在したことが最近なかったから気付いてないないだけかも知れませんが。

仲間と3時間近く立ちっ放しで馬券を買っていました。

仲間と別れて、今度は姫と合流。
難波の某焼肉店で、食べ放題の焼肉を目一杯食べました。
七輪で焼く焼肉店ということもあって、七輪の周りだけはかなりの暑さですが、店内はクーラーが効いていて(WINS難波ほどではない)程よい涼しさ。
ただし、焼肉自体が熱いので、徐々に身体の中から熱くなってきて、それはそれでエエ感じです。

食後、難波から道頓堀をウロウロ。
今夜は、ここ数日ほどの暑さではなかったのですが、逆に焼肉の熱さが身体から感じて熱い。
でも、外からの暑さと違って、体内から感じる熱さは気持ちがエエもんです。

武士の家計簿

2008-07-26 18:36:26 | 
『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』(磯田道史 著/新潮新書)

この本、もう1週間前には読み終わっていたのですが、感想をUPするタイミングがなかなかありませんでした。

で、内容ですが、
『金沢藩士猪山家文書』という武家文書に遺されていた精巧な「家計簿」から、
金融破綻、地価下落、リストラ、教育問題…など猪山家が直面する問題を明らかにしていくことで、
幕末から明治維新にかけての武士の暮らしを垣間見ていくものです。

時代劇に出てきそうな武士のような生活をおくっていた武士なんて、多分ごく僅か。
殆どは貧乏そのもので、藩から出る給料なんて僅か。
給料の出ない月なんかもあったようで、貧乏そのもの。
生活費を工面する為、奔走する日々だったようです。
出産のときも、お祝いに「鯛」出したいところながら、「鰈」で我慢しているくらい。

明治維新後「士族」になってからのことも詳しく書かれていて、
それは現代の、いや現在の庶民の暮らしの多くに当てはまるところです。

内容も難しくないので、わりと早く読み終えました。

読んでいて今後の自分自身に当てはまりそうな感じを受けたこの本。
読んで正解でした。

その後

2008-07-25 23:59:59 | その他
昨夜、就寝前に心配だったのが「明日、起きたときにいろんなところが痛なっとったらどないしよか」と思ったのですが、起きてみたらなんともなく、痛い箇所や腫れは昨日と一緒。

これは、写真の靴のお陰でしょうね。
私の足を守ってくれました。本当に感謝です

膝を守ってくれたのがズボン。

実は持っていた鞄も無傷。
この鞄と肘を守ってくれたのが、当日買ったコンビニ弁当。
いつもなら持参のエコバッグに入れてもらうんですが、その日に限ってエコバッグに入れてもらわず、コンビニ袋に入れてもらったのが正解。
コンビニの弁当袋にはペットボトルも入れていたため、浅く入っていたペットボトルや弁当がクッションになって、肘と鞄を守ってくれました。

ということで、予定通り笠松競馬場(平成20年度第7回笠松競馬[第5日])に行ってきました。

遅刻しまくりの保険会社だけが、今回の事故の困り者ですわ

昨日で最終回ではありません

2008-07-24 23:59:59 | その他
今朝、車にはねられました…

相手の自動車の右前頭部に背後からいきなりはねられ転倒。
その後右前輪に右足を踏まれていました。

ズボンは破けて使用不可、靴もアウト。
しかし「あっ捻挫したかな」と思った程度で、骨折したり出血したりはしていないな、と自分で判断できたのですが、
相手と周囲が「どうしても病院に行ってください」というので、渋々病院へ直行。

レントゲン検査などの結果、診断は右肘右膝挫傷・右足打撲。全治1週間。
病院では何の措置もなく、薬局で湿布薬だけもらって帰りました。

すでに家族や姫と一部関係者には「はねられました」と連絡を入れて、心配をかけてしまいましたが、
診断結果を伝えると殆どが「そりゃ良かった」という返信をいただいたのですが、
約1名だけ「鉄人あひるやま」みたいなメールをいただきました

そして笠松競馬場(平成20年度第7回笠松競馬[第4日])に行ってきました。

宿に戻って、撮ったのが冒頭の写真。
こんな程度の怪我で済んでよかったですわ。
そうでなければ、場合によっては昨日の『ロードバクシン』でこのブログが終わっていたかもしれませんしね

そして、今回も周りに支えられていることを強く感じた一日でした。
ありがとうございます!

ロードバクシン

2008-07-23 17:58:33 | 競馬
今日も笠松競馬場(平成20年度第7回笠松競馬[第3日])に行ってきました。

10R[揖斐峡特別]、最後の直線はロードバクシンとシルクアヴァロンの叩き合い。
叩き合いを制したのはロードバクシン。
ロードバクシンは、2001年に兵庫県競馬(園田・姫路)史上初のサラブレッド三冠馬となった馬。
引退→引退撤回・道営移籍→笠松移籍など紆余曲折があって、今日の白星は2006年11月の園田・楠賞以来1年9ヶ月ぶり。
9歳になって、流石に厳しくなっているのかなぁという印象でしたが、今日のレースは老齢馬とは思えない内容。

今後も注目の1頭です。

さぁ、どうなる?

2008-07-22 20:19:16 | 野球(阪神タイガース)
笠松競馬場(平成20年度第7回笠松競馬[第2日])から宿に戻って、NHKのBS1で放送している『阪神-巨人』を観ています。

序盤の試合展開では、阪神大敗ムード。
しかし、追いついて、逆転して、今は3点差でリード

なかなか優勝マジックが点灯しません(隠れマジックは少しずつ減っている)が、
この試合、結果はどうなるのでしょうか?
そして優勝マジック点灯は?

しかし、BS1中継の解説は大島康徳さんで、実況は小野塚康之アナウンサー。
小野塚アナが解説したほうがエエんちゃうか


※後刻追記
阪神、勝ちました
優勝マジック点灯