カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

LANTERN FLOATING

2009-05-26 | 〜2011迄のハワイ生活記録
今週は仕事と飲み会続きの毎日で
気が付けば10日近くもブログを放置していた

反省反省・・・



また今日からは久しぶりにマジメな日常生活を取り戻せそうだ

飲み会は大好きだけど続くと体重がね・・・




それはさておき


今日、アメリカは祝日 メモリアルデー

アラモアナビーチパークで灯籠流しが有る事をTVで見て
何となく参加したくなってやって来た


灯籠に亡くなった人の名前を書いて海へ流す
故郷広島でも毎年行われているけど、参加した事はない


ただ今年の夏は
私にとっても特別なのだ



海辺にはすでに沢山の人と、テントと大きなステージで埋め尽くされていた


ローカルの家族がテントの中でBBQをしている

灯籠流しとBBQを同じ敷地でやってしまう辺りがアメリカ人だな、と思う
まあ、これは地元の人にとってはお祭りのような物だから
別にいいのだろうけど・・・




受付のブースに並ぶと、すぐに自分の番がやってきた
渡されたシートに自分の名前と、おくりたい人の名前を書く

ひとりだけか、と尋ねると
受付のお姉さんは優しい顔で「何人でも」と言った


4人分、名前を書いたので、小さな枠はいっぱいになった

裏がシールになっていて
お姉さんが私の書いた名前シールを、ぺたんと灯籠に貼った

簡単で合理的



私の分以外にも、沢山の人のシールがひとつの灯籠に貼られていく

英語も日本語も中国語も混じっているが
遠くから見るとその連なった文字はひとつのお経のように見えた




たかが三十数年しか生きていないのに
思えば色んな別れがあった


80歳を過ぎて逝った祖父は別として
私は他の彼らがこの世にいない事がまだどこかで信じられない

自分と同じように年を取って
自分と同じように日本から離れたどこかで暮らしているような気がする


時々本気で「元気かしら」などと思う時もある




天国が南に有るのかどうかは分からないが

ハワイの海に流れていく灯籠を見つめていると
私は今、少し彼らに近い場所に来ているのかもしれないと思った



海岸を漂う沢山の灯籠

ひとつひとつに色んな思いが込められている

誰を思う訳でもなく 見ているとなんとなく涙が出た




また会いたいなあ、でももう会えないんだなあ と

いつものように思い返して帰路についた






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