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いじめと自殺問題について

2006-11-12 22:48:21 | 世の中のこと
うーん。
記事にしておいて何ですが、よく分からないのです。

僕の小中学生時代、もう20年くらい前のことですが、そこでの実感がないのです。
僕自身は、いじめをしたこともされたこともありません。
まわりも、知らなかっただけかも知れませんが、なかったように思います。

もちろん、「まわり」というのは僕の目の届く範囲ということです。
いじめ自体は、どこかしらにはあったことでしょう。
けれども当時は、強力な抑止力がありました。
それは「不良」と「怖い先生」です。

「不良」というのは、今はどうか知りませんが、当時は「分かりやすい不良」でした。
『ビーバップハイスクール』の不良です。
ケンカは不良同士、あるは他校同士。
ケンカが強いか、あるいは強がっている者同士しか、相手にしなかったのです。
学校には、不良とそれ以外の2種類しかいません。
たまに弱い者いじめをするような中途半端な存在が出ても、どちらかに飲み込まれてお終い。
いじめをする者が、多数派になりづらかったように思います。
これは中高の話ですが、小学生の時分には、「ガキ大将」のような存在がその位置にいました。

それから「怖い先生」です。
「悪いことをしたら叱られる」、あるいは「殴られる」。
こういった単純なことを教えてくれる存在が、どの学校にも1人や2人はいたものです。

ちょっと話は飛びますが、自殺というとこの台詞を思い出します。
「自殺する勇気があったら生きていけるはず。」
もう20年近く前だと思いますが、ニュースキャスターの幸田シャーミンが言っていたことです。
それからつい最近、石原都知事がこんなことを言っていたようです。
「立ち向かう勇気がなければ、どこへ行ってもいじめられる」
その通りだと思います。
その通りなのですが、既に自殺寸前まで追い詰められている人には、とてもそうは思えないでしょう。

やはり、そうなる前に防いであげないと、どうにもならないと思うのです。
昔ながらの学ランを着た「不良」を10人。
それから、ジャージ姿に竹刀を持たせた「怖い先生」を1人。
彼らを学校に置けば、今のような問題はだいぶなくなると思いますが、ダメですかね?

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