庄内2023年帰省、の5

超久しぶりに店頭の接客で在庫のあるカメラを販売する。ここ数年は売りたくても在庫がなかったりするパターンが多くて、時間かけて取り寄せしたり、断られたり。今回は偶然在庫のあったカメラが売れたけど、お客さんの話だとこのカメラの在庫があったのはウチだけだったらしい。結局はね、在庫があれば売れるのよ。何とかならんかね半導体不足は。

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旅館自体は極端に昭和の老舗感は醸し出してはいませんが、随所に歴史を感じられる建物。15室位しかない小さな旅館ですが、通されたお部屋が3階の和室10畳広縁付。あの旅館の窓際にある謎空間って「広縁」って言うのね。あれ僕大好きでね、仕切りの障子を閉めて長細い空間にして本とか読んだり音楽聞くの好き。

で、着いて早々障子を閉めて謎空間を楽しもうと思ったら、格子状の木枠の中に5センチ位のゲジゲジが。思わず障子を閉めてしまいましたよ。殺虫剤とか武器は持っていないので、とりあえず入り口ドアにあった靴ベラにティッシュを巻きつけて臨戦体制。いざ障子を開けてよく見ると既にご存命ではない様子。なるほど閉じ込められた訳か・・・。靴ベラに引っ掛けて窓からポイ。うわー、焦った。

その後夕食まで時間があるので温泉タイム。熱すぎない丁度いい湯加減。内風呂と露天風呂、半掛け流し、琥珀色でちょっと硫黄の香りがするなかなか良さげな温泉。日帰り入浴は700円だそうで、サウナはありませんが効能はありそうでこれならまぁ700円はアリかな。

で、夕食。まー、品数と量が凄い事。もうこの時点でなんかお腹いっぱい。

カンパチ旨。

山形牛と野菜の蒸し焼き。この牛肉が脂身が甘くて激うま。固形燃料のいろり？で鍋じゃなくて蒸篭が乗っかっているの初めて見た。

内陸の芋煮は「牛肉＋醤油」なんですよね。ちなみに庄内は「豚肉＋味噌」。

この後も豆ご飯やお吸い物やらデザートやら出てきて、満腹で撮る気にもなれず目の前にある食材を胃に詰め込むのが精一杯でした。おまけに御義母様、肉が食べられませんでこちらにシフトしてきます。とりあえず完食！もう、限界。宿泊プランに料理の品数は少なくてかなりリーズナブルな価格設定のプランがあったけど、そっちの方が良かったかも。

部屋に戻っても何をする気にもなれず、ただ布団に寝っ転がってTV鑑賞。「それって!?実際どうなの課」でチャンカワイさんとかザ・たっちさんが、満腹で寝っ転がって「消化」させるっていう理由がわかった気がする。今思い返せば、あまり広くはないけど夜の温泉街を歩くんだったなぁ。

続く。

庄内2023年帰省、の4

同じ時期に転勤で新潟に来た店長さんが異動になり、いつの間にか委託店を除いて新潟で一番の古株になってしまった。来てからまだ5年しか経っていないのに。

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さらしなを出て昔の職場へ。面識のあった店長さんが先日交代になったので会っても仕方ないと思い、知っているスタッフが出勤している日を狙った訳ですが。毎回来る度に思うけど、天井高くてキレイな店だよなぁ。それに比べてウチなんて煤けていて暗いイメージ。外光があまり入らない作りになっているせいなんだろうけど、つい比べてしまう。5年ぶりに会う男性スタッフもいたり、前回メンテナンス日で会えなかったスタジオのスタッフも会う事ができた。ホント、いい店に居たよなぁ。

久しぶりにもっとヲタク担当スタッフと馬鹿話したかったのですが、車に相方を待たせているのでお土産渡して早々に退散。で、これから次のミッションへ移行。狩川にある相方の実家に寄ってお義母様をサルベージして東根の温泉に行くのだ。時間的には余裕あるものの、なるべく早く行ってとりあえず温泉に浸かりたいじゃないの。

実家に着いて一休みもせず15時に狩川出発。上越ー庄内間の運転はさすがに堪えたので相方の運転で東根まで。運転していないから車窓からゆっくりと最上川沿いの風景を眺める事ができました。今思い返したら車の中から写真撮っておけば良かったなぁ、と思うのですけど、多分その時は目に焼き付けたかったのかな、すっかり忘れていた。

1時間30分位はかかるイメージだったけど、検索したら1時間もかからないみたい。なるほど、どうやら僕のいた時からバイパスが伸びて走りやすくなっているのね。ドライブ疲れで眠たくなってきたところで道案内で起こされたり、結局眠れませんでした。手前にあったヤマザワで酒とツマミを買って旅館へチェックインしたのが16時30分。なかなかキレイな旅館ですな。

続く。

 

庄内2023年帰省、の3

店の自動ドア。人が来たら開くけどそのまま開けっぱなしになる怪現象が。電源を一度オフーオンにすると閉まる。で、人が来たら開いてそのまま閉まらない。上のセンサーとかエアダスターで吹いたりしても治らないので、修理業者に電話したら「柱の横に付いているセンサーに汚れは無いですか？」。見るとセンサーにでっかい虫がしがみ付いてやがる。こいつか原因は。払いのけて無事修理？完了。いろんなトラップあるな。

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車は鶴岡に入り海岸線越しに鳥海山が見えてきた。山頂付近には雲がかかっているけど、やっぱキレイな山だなぁ。クラゲドリーム館を過ぎて酒田市内へ。懐かしい道なんだけど酒田を離れてちょうど5年、結構道って忘れてるね。さてここからさらしなさんへ行くにはどう通るんだったっけ？

スマホのナビ頼りで車を走らせていたけど、酒田在住時でもそんなに走った事ない道を案内されて、突然さらしなさんが現れて行き過ぎる。車を戻して駐車場を見たら満車。そういえば奥側に駐車場あったっけ？と車を走らせたけど、僕の知っている駐車場が見当たらない。店にもどって確認したら第二駐車場は移転したようで無事駐車完了「麺工房さらしな」さんへ13時着。

この時間でも三組ほど待ち。20分ほど待って着席。さて何を食べましょうかとメニューを拝見。以前は冊子状になっていたけど、A3一枚もののメニューに変わったのね。品数もちょっと少なくなったような感じがしたけど、主要なメニューは健在。以前はワンタンチャーシューメン一択でしたが、今回はせっかく来たので「いいとこ取りラーメン」の大盛りを。

いいとこ取りは二種類のチャーシューとワンタン、メンマ、味玉が載っている、いわゆる全部入り的なやつ。注文して思い出したけど、庄内のラーメンって普通盛りでも他地域の大盛りあるんですよね。履歴を見るとココで一度も大盛りを食べた事がない。あと、ラーメンが出てくるまで時間かかるんだったよな、たしか。さらに20分待って着丼。

スープはオーブンでローストした豚骨や自家焙煎した煮干し、庄内由良産の鯛の焼き干しを使用とのこと。あっさりしていながらもコクのあるスープはこの店でしか味わえないもの。庄内産の「ゆきちから」を使用した自家製麺は全粒粉で味わい深くモチモチ。ワンタンも同じく「ゆきちから」を使用していますが、極薄の皮を使用しているのでふわふわやわらか。レンゲですくっても餡が分離して皮がとろけてゆく。

山形の・・というか、庄内ラーメンのレベルはものすごく高い。見た目インパクトのある背脂ギットギト系も好きなんですけど、こういうシンプルに見せかけて実は奥が深すぎるラーメンの味は、なんか試されている感じがしてラーメン好きにはたまらないものがあります。やっぱり改めて思ったけどね、庄内で大盛りを頼む時は麺量をお店の人に確認してからの方がいいね。途中から美味しさよりも苦行になりました。腹苦しい・・・。

つづく。

庄内2023年帰省、の2

「親父の一番長い日」をTVでフルコーラスやるかぁ。レコードが実家にあるけど12インチシングルなんですよね。単に曲が長かったから12インチになっただけで、その後12インチシングルは洋楽のロングバージョンとかクラブミックスとかDJ御用達のアイテムになる訳だけど。そういえば角松敏生さんの12インチも集めたなぁ。

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今回の帰省にはいくつかのミッションがあって、その一つが「岩牡蠣」を食すこと。庄内の夏といえば岩牡蠣ですよ。ただ時期がちょっと早いかもなーとは思っていて、とりあえず道中にある「道の駅あつみ」に寄ってみる。店頭のノボリには「岩牡蠣」の文字は無くて、以前焼き牡蠣を頂いた野外バザールにも牡蠣は並んでいなくて。道の駅にある食堂のメニュー看板を見ても無さそうだなぁ。ということでシュンとして庄内に車を走らせる訳で。

もう一つのミッションが酒田でラーメンを食べること。帰省の時にはいつも行っているあつみ温泉手前にある「久太」さんは月曜が休日。そこで酒田まで足を伸ばしてラーメンです。問題はどこへ行くか。僕、個人的には「花や」さんに行きたかったのですが月曜休み。ということで「尾浦」さんに決めていたのですが、ちょっと・・・というか、結構コッテリなんですよね。なので相方からNGが。あっさりで味わい深い「味龍」さんは以前の帰省の時に寄ったしなぁ。

相方と話あって練りにねって出した答えが「麺工房さらしな」さん。以前の帰省の時にも寄ったんじゃなかったっけ？と調べてみたら前回寄ったのが2018年2月23日。実に4年以上ぶりの訪問となります。さらしなさんから実家のある庄内町へ行く途中に以前のお店がありまして、お土産も買ってきて寄って行けるので立地的にもちょうどいいところにあります。次回、麺工房さらしなさんのラーメンを。

庄内2023年帰省、の1

6月19日〜21日まで山形県庄内町にあります相方の実家に帰省しておりました。なかなかのハードスケジュールでしたが、おかげさまで事故なく無事に本日帰宅。こうしてパソコンの前でブログを打ち込んでおります。はい。

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6月19日9時に庄内に向けて出発進行。いつもは相方の実家に泊まるのですが、今回は親孝行？という訳ではないですが、帰省初日は僕、相方、相方の御母様の三人で東根にある温泉旅館へ一泊を計画。孝行をしたい時には何とやらですから。5月に父を亡くしてから、存命中の方にはやっぱ会える時に積極的に会っておかねばとしみじみ想う訳で。

出発してまず車の腹ごしらえ。相方がいつも入れているセルフGSでレギュラー157円。今回の旅には関係無いけど、長野だと大体上越の20円位高いんですよね。長野に住んでいる方が買い物ついでに上越で給油するって話はよく聞きます。満タンにした後は今回も高速使って時間短縮。上越ICー瀬波温泉ICは約178キロ、料金は4,230円。特に何のトラブルもなく瀬波温泉ICを降りて一般道へ。

村上から庄内までは山道の国道7号を走るか、風光明媚な海岸沿いの笹川流れを選択できるのですが、天気も良いし迷う事なく笹川流れを選択。走って良し眺めて良しのドライブコースですが、隣県山形の酒田に住んでいた時は近いので年に数回は走ったのですけどね、同じ県内ですが流石に村上までは遠すぎる。途中の道の駅「笹川流れ」で休憩。

海がなまら綺麗。

笹川流れって道がそんなに広く無いので路駐して写真撮るって結構難しいんですよね。なので車を停めて撮影できるポイントも限られていているのですが、こればっかりは走り慣れないと分からないよね。変なところで車を停めて大迷惑な人も見かけた事ありましたけど。

海水浴シーズンでもないし季節的には中途半端なお陰だろうけど、そんなに車の量も多くなくて走りやすく撮りやすい笹川流れでした。続く。