M6とRVP100の夏、の6（終）

怒りの感情が無駄だって事分かってはいる。たとえ怒りの原因が外部にあったとしても、怒るという感情を生じさせているのは紛れもなく自分自身。自分の感情はもちろん、他人の感情やそれぞれがおかれた環境を鑑み感情をコントロールできるのが人間であって、感情のまま突っ走るのは動物と同じである。いや動物だって多少は考えるかもしれない。まぁあらゆる詭弁を使ったとしても怒ったら負け、である。

＊＊＊＊＊

リバーサルフィルムってうまいこと撮ると夏場なら緑色が綺麗に出るんですよね。フジで言うと色が濃く出る順としては「プロビア」→「ベルビア」なんですけど、その昔は「フォルティア」なんていう高彩度＆高コントラストのフィルムが限定で販売されていましたっけね。

デジタルカメラなら撮った後にいろいろいじれるのでしょうけど、フィルムカメラの場合は被写体に合わせてフィルムを選んでいた時代で、当時は不便を感じるよりもどんな写りなんだろう？ってワクワク感がすごかった。確かにフォルティアは色が濃く出る分、撮り方が難しかった記憶がある。

ベルビアにも感度が50と100があります。三脚使ってガチ撮りするなら50でも良いですが、手持ちなど使い勝手を考えると100かなぁ。個人的にはネガよりもリバーサルの方が好きなんですけど、ちょっともう金銭的に実用的なレベルじゃない感じです。次フィルムカメラにリバーサルを入れるのはいつになるんだろう。