雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

サービス

2010-08-21 23:48:00 | 雑想
今日いつもの温泉銭湯に行くと券売機に張り紙が。9月1日から営業内容が変更になるようです。要約すると「営業時間が1時間短縮の10時閉店」「月に三度程ある入浴料金割引の日が月二回へ変更」「毎週水曜日のスタンプカード2倍捺印が廃止」「サウナマット無料貸し出しの終了」。

ちょっと前から段階的にサービス内容の変更がありましたけど、今回のは結構思い切った変更かな、と。まぁ、それだけ経営状態が圧迫しているのかもしれませんけど。

僕はたいして何とも思わないのですが、結構ぶーぶー言うお客さんいるかもしれないね、「サービス悪くなったね」と。どうも客商売のお店では「サービスされるのが当たり前」と思ってる人が多いらしい。そもそもサービスというのは、その時の都合によって変化するものであって恒久的に約束された物ではない。

例えば風呂屋であれば湯に浸かって体を洗うのが目的である。毎月決まった日に安くなるとか、スタンプカードとか、無料貸出しのサウナマットとかは、本来の目的以外のものであって、むしろ顧客側が「サービスしてくれてありがとう」という気持ちを持ってしかるべきではないかと。

「サービス」が「当たり前」になると、そのサービスが終了した時には何故か「裏切られた」気持ちになって「行くのやめよう」となる顧客が多い。僕の店なんかは、前店長と前スタッフがイレギュラーなサービスをしていて、僕が一切のイレギュラーなサービスをやめたら「サービスが悪くなったね」とか「最近評判悪いよ」とか散々。普通に戻しただけなのですけど。

最大のサービスとは「その店がその地区に在り続ける事」だと思ってます。閉店ってのは最大の顧客への裏切り。存続させる為には一時的なサービスを変更せざるを得ない時も在る訳で、件の温泉銭湯も頑張って営業して欲しいなぁ、と。

単に安い、とか、(経営状態を考えない見掛だけの)サービスが良いとかで顧客を集めてもね。何も告知せず急に閉店する所だってあるからね。青森の某ガソリンスタンドとか。

*****

でもまぁ、22時閉店はキツいなー。残業=部屋風呂。最悪24時近くに店を出ても銭湯(極楽湯)に入れた八戸時代が懐かしい。


コメント
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