2日間にわたって行われた「即興実験学校in名古屋4」、
今回も無事に全日程を終えることができました。
参加者の皆様、本当にありがとうございました。
タイトルは、いつもワークショップに関わる度に
思うことでもあります。やらねば始まらない。
失敗は常につきまとうことならば、ワーイと笑って
しまおう。考えてみれば、それはインプロの精神そのもの
でもあるわけですから。
毎回レポートをあげるあげるといって大したものを
作れていませんが、今回こそは写真も撮りましたので
少しまじめに取り組もうと思っています。
ただ、その前に今週末行われるメガトン・ロマンチッカー
「おはようと、その他の伝言」の準備でいっぱいいっぱい
なので、この公演が終わるまでは何とぞご勘弁を。
そして、皆様のご来場も…。
今週木曜日、いよいよ開幕です。
はい。期限は昨日(10月25日)まででした。
ただ、「今開催すること知った。何とかなりませんか?」
と言われれば、まだ参加していただける余地はあるかと
思いますので、迷っているそこのあなた、是非ご参加を。
先日、Amazonでこんな本を手に入れました。
開催当日までに、簡単なレジュメとともに参加者の皆さん
にご紹介できればと思いますが、時間ないかな…?
Improv Wisdom: Don't Prepare, Just Show Up
ただ、「今開催すること知った。何とかなりませんか?」
と言われれば、まだ参加していただける余地はあるかと
思いますので、迷っているそこのあなた、是非ご参加を。
先日、Amazonでこんな本を手に入れました。
開催当日までに、簡単なレジュメとともに参加者の皆さん
にご紹介できればと思いますが、時間ないかな…?

えー、2日目です。1日目はこちらから。
首相官邸横の東横インを出て、丸ノ内線で西新宿。
前から行ってみたかった「通販生活」の直営店へ、購入を
検討中の本棚を観に。途中「プーク人形劇場」の看板なんかも
見ながら。実は、ショーケースの会場としても割と使われる
そうで。
チラシやら雑多な本の整理に相当効果を発揮するだろう現物を
注文しつつ、いろいろな商品を時間を忘れて見ていたら、
すいません、遅刻しました。実はこれからがメイン。
「即興実験学校」のミーティングに行かねばならなかった
のですが、慌てて地下鉄で練馬ー西武池袋線で池袋と遠回り
コースを取ってしまい、30分ほど遅れて川越街道沿いの
会場へ。
「大師匠」キース・ジョンストンの生涯を追った
ドキュメンタリーを参加者で観た後、自己紹介から始まって、
今後の運営方針とか、やりたいことをそれこそブレスト形式で
進めて行った。種々雑多。その中に浸されて、じっと今後の
むかう方向を想っていた。
その後、コンパクトな会場でそのままそうめんパーティーへと
移行し、終電を乗り過ごした。結局、東京のもう1つの定宿、
F邸へ。板橋と豊島区境の夜。
3日目は「ニセS高原から」とか観に行ったんですが、
これも稿を改めて。
さ、来年、来年。
また、このお知らせをする時期がまいりました。
申し込みフォームと、このサイト自体を少々
手直しした上で、明日(10月1日)から受付を開始
いたします。
少し考えていることがあります。
インプロのスキルは、現に今そうなっているように
社会の様々なシーンで活用されるようになって
います。特にビジネスの世界で、より創造性を高め、
集団内のメンバーのやる気を引き出す効果がある
との評価は、既に定着したといってもあながち
間違いではないでしょう。
そういう流れを否定することはできませんし、
そんなつもりもないのですが、あまり目的意識を
前面に出して、「何かをなし得るためのインプロ」
をやります、広めますというスタンスだけに
寄りかかりたくないなあ、と思っているのです。
そういう方向と、同時代性は共有したい。
それは、それそのもので存在する、
「芸能としてのインプロ」というものなのかも
しれません。もうすこし考えます。
では、自宅から東京の2日目を。
本格的に、秋晴れ。
まだサイトの方は一切いじっていませんが、
取り急ぎ日程が決まりましたのでご報告をば
2005年10月29日(土曜日)午後1時~午後6時
30日(日曜日)午前10時~午後3時
(時間帯は予定)
会場はお馴染みとなりました
「名古屋市演劇練習館(アクテノン)」の小練習室1、です。
ウェブ上からのお申し込みフォームも近日中にご用意
しますので、ふるってお申し込み下さいませ。
★
「インプロをナゴヤに根付かせる!」と力んでも、
半年に1度、ワークショップを開催するだけは広がり方にも
限界がある。その方策を考えています。それにはやはり、
有料の「ショーケース」を開催することだと思うし、
そうやってお客様の目線にさらされることで、必ず広がりは
出来て行くはずです。
やはり自分は役者ですから、何かに奉仕するための
表現ではなく、表現する魂そのものに奉仕する表現を
したいと思うのです。
言ってることがこっ恥ずかしい?
まあ、見ていなさい。
まだウェブ上(D-Companyとか)には残っているが、
一時期、相当ああだ、こうだと理屈をこねて、いかに自分が
観たものに納得がいかなかったのかを書いていたことがある。
昨夜、ある飲み会で同席した連中の1人が、「解釈すること
は安心しようとすることだ」と唸っていた。浪曲ではなく。
確かに。
自信がないから、そこを自分で満たそうとしてしまう。
誰かにはまるで伝わらない形で。たまたま文章の形をとって
いるから、サイトにアップしているから発表された形に
なってはいるが、そこはあくまで一方通行の代物であり、
書かれた通りの意味で誰かに伝わるのは、ほんの偶然の産物
とも言える。
ただし。
そんなこと言うても…というのも間違いなくあって、
何かを解釈することを、自分の意思で止めることもなかなか
に難しい気がするのだ。言葉を話す、文字を書く行為だけで
ない、表現行為の全てが、そこにある解釈を包み持っている。
それこそ偶然に、何だか満タンモードな行いをしてしまう
場合だってあるだろうし。130円/リットルを超えたが。
このウェブログを始めたのは、その間(はざま)に
少しだけ気付いた時だったと思う。
忘れることもしばしば、だが。
一時期、相当ああだ、こうだと理屈をこねて、いかに自分が
観たものに納得がいかなかったのかを書いていたことがある。
昨夜、ある飲み会で同席した連中の1人が、「解釈すること
は安心しようとすることだ」と唸っていた。浪曲ではなく。
確かに。
自信がないから、そこを自分で満たそうとしてしまう。
誰かにはまるで伝わらない形で。たまたま文章の形をとって
いるから、サイトにアップしているから発表された形に
なってはいるが、そこはあくまで一方通行の代物であり、
書かれた通りの意味で誰かに伝わるのは、ほんの偶然の産物
とも言える。
ただし。
そんなこと言うても…というのも間違いなくあって、
何かを解釈することを、自分の意思で止めることもなかなか
に難しい気がするのだ。言葉を話す、文字を書く行為だけで
ない、表現行為の全てが、そこにある解釈を包み持っている。
それこそ偶然に、何だか満タンモードな行いをしてしまう
場合だってあるだろうし。130円/リットルを超えたが。
このウェブログを始めたのは、その間(はざま)に
少しだけ気付いた時だったと思う。
忘れることもしばしば、だが。
先週の土曜日(7月23日)、行ってきた
「インプロ研究大会inOKAYAMA」。午前10時30分から
という開始時間は、名古屋の人間にとってかなり
微妙な時間なのです。もっとも、節約して普通電車を乗り
乗り継いで間に合うか、というレベルでの話。
そういうリスクを今回は回避して、前夜のうちに
高速バスをチョイス。JR四国バスの「オリーブ号」で
高松市に渡り、瀬戸大橋を逆戻りして岡山に乗り込もう
というプラン。
このバス「オリーブ号」、意外なサービスの良さに◎。
おしぼり使い放題、クーラーボックスの中のジュース
飲み放題というのは、今まで乗った夜行バスの中でも、
実はナンバーワンかも。
早朝着いた高松市内をレンタサイクルで一回りして、
ついでにさぬきうどんを食し(本場だけにこれも○)、
普通の観光モードのまま、空が異様に広い岡山駅西口の
「岡山国際交流センター」へ。
★
午前中の2時間はキヌガワユリさんによるワークショップ。
短い時間の中で「ゴールデンルールのみ(本人談)」の
内容とはいえ、60人程度の参加者が一斉に動く、すごい
ダイナミックな感じで進む。
アイコンタクトと「イエスアンド」を基本に置いた
プログラムは、単純なように見えて、実は非常に奥が深い。
向ってくる相手を受け入れることが出来る瞬間、出来ない
瞬間で、自分の心の状態をなるべくダイレクトに感じる
ことができれば、いい調子を保てているということが
できるのでは、と思う。
続いて「リード&フォロー」に似た先導する人、それに
無条件について行く人の歩行訓練。手から相手の意思を受け
取る。これが実によくわかるのだ。体の余計なところに
力や注意が向いていると、面白いように手のひらに、
不安となって現れてくるのだな、と感心。
★★
午後はキヌガワさんのレクチャーに引き続いて、「インプロ
を教育に生かすために」というタイトルでのパネルディス
カッションを聞いた。刺激的な発言多数。メモを引用して
みる。
>インプロによる教育的効果は、まず「日常に戻る」ことに
>求められるのでは?全ての教育活動はプログラム化され、
>「おけいこ事」に演劇教育もまたなってしまっている。生
>徒の周辺に日常起こる問題もまた台本のない日常から起こ
>る以上、対処する方法はインプロをおいて他にない
中高一貫校の、教育相談も受け持つ現役の先生の発言だから
こそ、これは重い言葉と言えると思う。
本当に収穫の多い1日だった。この成果を還元する方法を、
なんとかして考えてみたい。先週話した事業団の人とも、
実は一致したところでもあったので。
ターゲットの1つは学校機関だ。たぶん、間違いない。
「インプロ研究大会inOKAYAMA」。午前10時30分から
という開始時間は、名古屋の人間にとってかなり
微妙な時間なのです。もっとも、節約して普通電車を乗り
乗り継いで間に合うか、というレベルでの話。
そういうリスクを今回は回避して、前夜のうちに
高速バスをチョイス。JR四国バスの「オリーブ号」で
高松市に渡り、瀬戸大橋を逆戻りして岡山に乗り込もう
というプラン。
このバス「オリーブ号」、意外なサービスの良さに◎。
おしぼり使い放題、クーラーボックスの中のジュース
飲み放題というのは、今まで乗った夜行バスの中でも、
実はナンバーワンかも。
早朝着いた高松市内をレンタサイクルで一回りして、
ついでにさぬきうどんを食し(本場だけにこれも○)、
普通の観光モードのまま、空が異様に広い岡山駅西口の
「岡山国際交流センター」へ。
★
午前中の2時間はキヌガワユリさんによるワークショップ。
短い時間の中で「ゴールデンルールのみ(本人談)」の
内容とはいえ、60人程度の参加者が一斉に動く、すごい
ダイナミックな感じで進む。
アイコンタクトと「イエスアンド」を基本に置いた
プログラムは、単純なように見えて、実は非常に奥が深い。
向ってくる相手を受け入れることが出来る瞬間、出来ない
瞬間で、自分の心の状態をなるべくダイレクトに感じる
ことができれば、いい調子を保てているということが
できるのでは、と思う。
続いて「リード&フォロー」に似た先導する人、それに
無条件について行く人の歩行訓練。手から相手の意思を受け
取る。これが実によくわかるのだ。体の余計なところに
力や注意が向いていると、面白いように手のひらに、
不安となって現れてくるのだな、と感心。
★★
午後はキヌガワさんのレクチャーに引き続いて、「インプロ
を教育に生かすために」というタイトルでのパネルディス
カッションを聞いた。刺激的な発言多数。メモを引用して
みる。
>インプロによる教育的効果は、まず「日常に戻る」ことに
>求められるのでは?全ての教育活動はプログラム化され、
>「おけいこ事」に演劇教育もまたなってしまっている。生
>徒の周辺に日常起こる問題もまた台本のない日常から起こ
>る以上、対処する方法はインプロをおいて他にない
中高一貫校の、教育相談も受け持つ現役の先生の発言だから
こそ、これは重い言葉と言えると思う。
本当に収穫の多い1日だった。この成果を還元する方法を、
なんとかして考えてみたい。先週話した事業団の人とも、
実は一致したところでもあったので。
ターゲットの1つは学校機関だ。たぶん、間違いない。
大切なのは、信じることです。突然ですが。
自分がイメージしたものが、本当にリアルなものと
して、いつか目の前に現れると強く想うこと。
そうすれば、明日はたぶん来ると思うのでした。
中日は今年も優勝するのだ、と想うように。
そうだ。そうに違いない。
「インプロ実験室」、11月スタートです!
自分がイメージしたものが、本当にリアルなものと
して、いつか目の前に現れると強く想うこと。
そうすれば、明日はたぶん来ると思うのでした。
中日は今年も優勝するのだ、と想うように。
そうだ。そうに違いない。
「インプロ実験室」、11月スタートです!