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Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

「インプロ実験室」5月終了

2006年05月27日 | インプロについて
nisimurabo0527








参加者はお2人でした。
少ないのは自業自得として(笑)。

しかし、密度の濃いことがいろいろできました。
ありがとうございました。

6月は…、1週間ずらしてふたたび企画ワークショップ
と参りたいと思いますが、予定は今週中に必ずアップします!
こちらへ。




大変申し訳ない

2006年04月29日 | インプロについて
ずいぶん急なご連絡になってしまいしたが、お知らせです。
30日、つまり明日開催を予定しておりました「インプロ実験室」
ですが、私の仕事の都合がどうしてもつかず、残念ながら
中止させていただくことにしました。参加を表明してくださっていた
方には大変申し訳ありませんが、何卒ご容赦下さい。

これで2月に引き続いて中止になってしまいました。
でも、めげません。ぼちぼち、ゆっくりやってきます。
また、ちょくちょくのぞいてください。



その代わりといっては何ですが、稽古が進んでいる「最後の日本人」
の現場にて、こんなウォーミングアップを。

7~8人で、円形になり、まずは1週「拍手まわし」をする。
その後、

1、手を1回叩く→時計回りに次の人へ回る。
2、手を2回叩く→時計回りに、1人飛ばした次の人に回る。
3、どちらかの足で床を踏み鳴らす→それまで進んできた方向が反転する。
4、両方の足で床を踏む→2、と3、の複合。反転して1人とばし。

単純極まりないゲームなんだけど、これがもうひっかかること。
身体が起きていても、まるで感覚が覚めてない時には有効だなと。

★☆

本番まであと3週間です。



イエス!イエスアンド…

2006年03月13日 | インプロについて
恐れず、怯(ひる)まず、弛(たゆ)まず。
そんなことを言ったって、どうしたって人のやり方に
「イエス」なんて言いたくない!なんて時間はやって来る。

そんな時には、まず「何がなんでもイエスって言わなくちゃ」
なんて場所から離れよう。まず。
案外、言葉のイエスに隠れて、弱気の虫が棲み付いていたりする
もんだ。

即興実験学校」が、一番大切にする言葉。

“Give Your Partner a good time”

どうしたらあなたの目の前の誰かを盛り上げることができるだろう?
そんなことを思った。愛知芸術文化センター小ホール。土曜日の夜。
諦めずに続けていれば、きっと何かのプレゼントがある、とは
カッコつけすぎだろうか?



いよいよ2週間後に迫った「油田創庫のエンゲキ棚卸し
大杉谷(三重県)での第1ラウンドを終え、いよいよエンジンに
火入れ完了しました。

まだまだ申し込み受付中!
本当に面白いんですから。本当にためになるんですから。
お待ちします。


今井純「自由になるのは大変なのだ―インプロ・マニュアル」を読む(2

2006年03月09日 | インプロについて
発熱しました。まだ書けてませんが。
キース・ジョンストンが彼のカンパニーやワークショップで
言ってきたことを丁寧に、細かく紹介し、考察を加えるという
点で、もっとも誠実な書かれ方をしている本だと思います。

あと150ページほどです。



そして「油田創庫のエンゲキ棚卸し」申し込み受付中です。
まだまだ余裕で受付中です。若手でなくとも、演劇やったこと
なくとも、オール、OK。









今井純「自由になるのは大変なのだ―インプロ・マニュアル」を読む(1)

2006年03月05日 | インプロについて
かつて、中島みゆきという人が歌った。
「手帳にはいつも始まりと記してある」と。

今まで少しだけ遠回りしたような気がするが、
やっと自分はインプロに正面から向き合えそうだ。
そんな本に出会った。

自由になるのは大変なのだ―インプロ・マニュアル


しばらく彼の本を読んで思ったこと、書きます。

★☆

そして「油田創庫のエンゲキ棚卸し」申し込み受付中です。
まだまだ余裕で受付中です。まだまだ。


明日の「インプロ実験室」は中止いたします

2006年02月24日 | インプロについて
ぎりぎりまで、どうしたものかと思ったのです。

しかし、お問い合わせは頂いていたりもしたんですが、
明日の回(2月25日)は中止させて頂きます。
参加を楽しみにして下さった方、本当に申し訳ありません。

★☆

追いまくられる感覚というのが、「良い切羽詰まり」と
「悪い切羽詰まり」の2つに分けられるとするならば、ちょっと
現在は後者の方と言えます。1ヶ月の間に蓄積すべきもの
が蓄積できなかった以上、ここは無理すべきではないな、とも。

早く最小催行人員を増やすことが出来るようにします。
しばらく、お時間を!


「インプロ実験室」その1終わりました

2006年01月22日 | インプロについて
終わりました。今はほっとしています。とにかく。
写真は撮るヒマがなかったのでありませんが、17名の方に
参加頂きました。ありがとうございました。

また頑張ります。いや、頑張りません。
風邪気味なので、今日はこの辺で。

しかし、そのうちアメーバとかgooとかに
移るかもしれません。大丈夫なんだろうか、このブログ?


年賀状未だ途上なり

2005年12月30日 | インプロについて
何だか、締まらないまま年末を迎えてしまった。
加えて、いざ印刷にかかろうと思ったら、絶妙のタイミングで
インクが切れてこの体たらく、である。

この休み中は、「インプロ実験室」に備えて、
今まで溜まりまくった資料や本を読みまくるつもりでいる。
自分が来年から本格的にファシリテートする立場に行く前に、
曖昧な認識やプランのあやふやなところを潰しておく。
それは、やることの種類を問わず、届ける対象となる人々への
最低の礼儀だと思うからだ。

いよいよあと1日。「次の10年」が間を置かずにやってくる。
じっくり、あせらず、しかし貪欲に。

今年のうちにスープカレーを食しておく。

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立ち止まらず、流れのままに。良い意味で。

2005年12月17日 | インプロについて
japon1215







演出助手として参加していた
西田シャトナー作・演出「ホントに?」が昨日終わりました。
ご来場頂いた方、本当にありがとうございました。

↑の特設サイトに別のウェブログがあり、それを交代で
担当していたため、少しこちらの方が留守にしてしまいましたが、
年の最後に、本当に濃い1週間を過ごさせてもらったと思います。



15日(木曜日)の午後8時の公演後は、今年最後の自分の舞台でも
ありました。「短編シャトナー研」15分の稽古で15分の公演をする。
もう、そのことにおかしさをまるで感じなくなったのは自分の
今年の収穫、かも(笑)。

出来は………、
周りの状況を感じ取れずに、「自分はこれ!」と決めてしまうと
クリエイティブにはなり切れなくなってしまう。やはりそれは、
外へ向けて閉じてしまう感覚が、その時面白いものを拾えすに
場をシラけさせてしまうことになるんだな、と。

良くなかった回の女優たちをちっとも笑えないです。反省。

いろんなことを思いながら、今日はまた1泊2日で京都・大阪・神戸へ。
本当に良い出会いに恵まれた場所と人に再会してこようと思います。

そうそう、今回の会場となった「K・Dハポン」、
本当にフードメニューが美味しいのです。食べ過ぎました。
トマトシチューとごはん(パンも有り)です。

★★

…あれ、公演のスチールの中に、女優が映ったものが、ない…?




ノート/伝えることは教わること

2005年12月11日 | インプロについて
今日は「ホントに?」の稽古最終日。
もうそれが日常の出来事であるかのように、稽古場で
役者の芝居を見守りながら、他の2人の演出助手と仕事を
進める。小道具の追い込み、仕込み図のチェック、普段と勝手の
違う会場の、役者の出はけの管理。他スタッフとの連絡調整、等々。

突然の出来事だった。
「ニシムラ君、ボケと突っ込みについて講義してやって」
仕事の種類としてはまさにど真ん中。でも、改めてと言われると
少々手に余る。そんな真面目に考えたことなんてなかったのだ。

しかし、
最初はあやふやだったイメージが、人に向かって話しだすと、
不思議なくらいに形作られてくる、そんな過程を実体験すること
になった。つまりこういうことだ。「突っ込みというのは、
表出する役者の状態が変わらないまま、相手との関係の位相
(つまり「ステータス」)が変化する、そのことを指摘すること」

そんな小難しい意味付けができるほど、自分の中に突っ込みに
関してのノウハウが落ちているなんて思わなかった。



しかし、同時に痛感したのだ。自分にはまだまだ「教わり方」
が足りないことを。伝える技術を磨くことで他人から得られる、
関係の力学、その一断面をなるべくたくさん集めよう。
心のずっと、奥の方に。

ブルーハーツの「情熱の薔薇」を思い浮かべて、今日は寝る。
さあ、明日から劇場入りである。仕事もあるけど。

《カメラを向けたらこの位のことをして芸人》

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