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山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

梅、椿、天下峰

2012-04-02 | クライミング
4月1日(日)晴れ時々曇り
豊田・天下峰
メンバー:Hさん・Y口さん・Y崎さん・山猿

 今日から4月、豊田で登るにはもう暑いくらいかと思っていたが、
冬型になり気温は低く、太陽が顔を隠すと寒いくらいで、ちょうど良いコンディションとなった。

 天下峰はお初というY崎さんとY口さん、まずはルート36(5.9)でアップがてら
トップロープでとりついてもらう。
その後もお互いへたれ、へたれと言いながらも、いろいろと頑張って取りついている。
全然へたれなんかじゃないですね。


祝浪人(5.10)


祝浪人上部は楽しいチムニー
僕は、気になったルートや前回来た時に取りついて落とせなかったルートをいくつか取りつくことに。
その結果、魔球(11a)、パントマイム(11c)、北北西(11b)、祝浪人(5.10)を
RPすることができました。
どれも手や足が細かくバランシーで楽しいルートでした。


パントマイム(11c)/climber山猿


北北西(11b)を登るY崎さんと完全防備!季節はずれのビレイヤー、春ですよ~。

帰りは、Y崎さんのちょっとしたトラブルで笑わせていただきました。
ご愛嬌ですね。


瑞浪屏風岩

2012-02-06 | クライミング
2月5日(晴れのち曇り)

 1週間朝もはよから雪かきで鍛えた体で、クライミングへ。
丹南&敦賀組と福井&大野組の2パーティー、総勢8名とにぎやかなクライミングとなった。

アップで取りついたアストロドーム右とエースとねらえで力を使いすぎてしまった。
トップロープでイブ(11c)に取りつくが、上半分は指が全然入らない上、
スタンスも無く、トップロープでもまったく歯が立たなかった。
くやしい~、もっと違うルートを登り込んで1年後再チャレンジだ。

その後、アタックナンバー1をレッドし、トポには掲載されていない10cdくらいのルートをオンサイトして
気持ちよく終了。



Yさん(ロンパールーム)ほぼレッドからレッドに昇格です。


Mさん、その岩もちあがりませんよ。


冬は瑞浪

2012-01-16 | クライミング
1月15日(日)曇り

 今日は、久しぶりの瑞浪でクライミング。
クラック、スラブ、フェイスを楽しんできた。

初めに、クラック「ゆうこ&やよい/10c」OS
次に、スラブ「ダーリンスラブ/10a」OS、
またクラック「アームロックききますか/10a」OS
そしてスラブ「インスピレーション/10a」OS
グレードは高くないけど、どれも違った感じで面白かった。

そして、前々から興味のあった「ノア/12b」かかっていたヌンチャクをおかりして
取りつく。
オンサイトトライ狙うが、二ピン目でスリップフォール。
リソールに出したシューズだからか、ちょっとのり込みがあまい。
結局トップアウトできずに、ノアは終了。
このルートは、シューズと気象条件が非常に重要な気がした。
また次回頑張ろう。

ちょっと休憩後、みんなで「H君のフェイス/12a」に取りつく。
最初は全然だったけど、ホールドとムーブが分かって、3本目でRP。
久々の成果に、ひとまずホッとした。

花崗岩登るならやはりこの時期が一番良いかな。
かじかんで痛いけど。



2012鳳来登り初め

2012-01-10 | クライミング

モルのひまわり畑(11b/c) climber番頭さん 

1月8、9(日、月)
メンバー:番頭さん・Mさん・m本さん・山猿

 最近センターにも登りに行っていない上、冬山へ入るようになって
数キロ体重増。登れるのかと不安ではあったが、思ったより体が動いてくれた。
しかし、彼方へ(12a)がレッドできなかったのはくやしかった。

2日ともパラダイスへ。
ここは、この時期13時頃までは、全面日が射してくれるが、
次第に岩場は影になる上、風通しもよく寒い。
治山水のほうが午後からは日向になり、風も抜けず
暖かいとのこと。
今度行くときは午前と午後で、登る岩場を変えよう。

       

鋸岳第二高点中間ルンゼ~脆すぎる岩に悪戦苦闘~

2012-01-04 | クライミング
1月1日~3日

1月2日(曇りのち雪)

熊の穴沢出合出発。(4:45)
中間ルンゼ入口着。(6:40)

中間ルンゼに入って少し進んだところで氷が出だし、アイゼンを取りつける。
そこからしばらくは、手頃で心地よいナメ滝をいくつか越え、本日好ルートの
予感を感じさせる。が、そうはいかなかった。

      
      細いルンゼが続く

下部から見ると10mもない氷の付いていない滝をm本リードで取りつく。
しかし、ルートはさらに上へ続き、傾斜はそれほどではないが、
逆層、脆い岩でハーケンを打ってもかけるだけ、m本手袋をはずし必死に超えた。
セカンドで取りついたが、はっきり言って効いているプロテクションは下部のカム以外
上部20mは無かった。

その後、氷のついていない大滝が出てくるが、これは左岸稜から捲く。
ルンゼに戻ると、再び上部にうっすらと氷の付いた大滝が現れる。
いったん取りついてみるが、岩が脆すぎて、スタートもほとんどできない。
これまた左岸稜から捲き、しばらく左岸稜を登り詰める。
行く手を岸壁に阻まれたところで、再びルンゼに戻ると悪そうな登りが出てくる。
しかし、ここを越さなければ先へは進めない。
今度は、僕がリードで取りつく。
持つ岩、持つ岩崩れていく。
薄い氷へのスクリューほとんど効いていない。
ハーケンを打っても崩れるか奥まで入っていかない。まともにとれないプロテクション。
更には大きな落石がビレーをしているm本めがけて飛んでく。
そして、20mほど登ったところでチョックストーンで大きく被った核心、
古い残置のスリングがかかっている。アブミを持ってきていないので、
ここはありがたく掴ませてもらいチョックストーンを必死に越えた。
越えた時には、やったーと思うと同時に助かったーと心底思った。

ルートは、細いルンゼが続きそして、左岸稜へと吸収されていく。
藪々の左岸稜を登ると第二高点着。(15:35)

      

      
      一瞬の晴れ間、奥に第二高点が見える

最後は、中ノ川乗越からガレガレの熊の穴沢を下る。
一瞬姿を現した夕焼けに疲れた体と心が癒された。


ガレの続く熊の穴沢


本日のご褒美


テン場着(18:30)

3日、のんびり長い河原歩きで戸台へ。

年末年始、思っていた以上の内容の濃い山行で
今年も良いスタートを切れた。
今年も前向き、パワフル、元気に頑張っていこう!!