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山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

新緑クライミング

2012-05-21 | クライミング
5月20日(日)
雑穀谷


オランチャロック「不二越/10a」トライ中、女将さん

 本日は、今シーズン初の雑穀谷。
メンバーはoyaziさん・Yさん・番頭さん・女将さん
そして学生気分のまだ抜けきらない社会人一年生のB君。B君とは数年ぶりの再会、うれし、懐かしです。

雑穀谷は、この時期まだ所々残雪があり、涼しいと思いきや
あまり木陰が無く、直射日光ガンガンで暑いです。
しかし、午後過ぎからは、雲もでてきて風が吹くと
上着を着ていないと寒いくらいでした。


A・Bフェンス付近(残雪あり)


松の木フェイス(残雪あり)

さて皆さんの調子はというと。
oyaziさんは、先週で今シーズンの山スキーを終了し、久しぶりの岩場。
登りは見ていなかったが、「新サンセット/10a」をアップがてらのぼり撃沈していた。
でもその後は、「不二越/10a」をそつなくこなしていた。
ちょっと細かいのが、まだ持ち切れないようですね。

Yさんも2月以来の岩場。
アップで「堰堤ルート5.9」。
ちょっと動きが硬いような、久しぶりで緊張気味でしょうか?
その後、「新サンセット」を落とし、「不二越」チャレンジもレッドポイントならず。
でも前回は、トップアウトできなかったけど
今回はできたし、一歩前進ですね。

番頭さんと女将さんは、アップ後みんなと同じように
「新サンセット」&「不二越」を取りついて一撃していた。
女将さん、なんか調子良さげ、GWの備中効果だろうか?
最後に、「バッドマン10a」へ2人して取りついて残念な結果になっていた。
面白そうだったので、僕もトライさせてもらったが、
バランシーで一歩が怖かったです。


「ジョーズ見学/10a・climber 番頭さん」


B君は、あまり岩場へ行ったことがないらしく雑穀数回目。
最近、クライミングはほとんどしていないと言っていたが、
なんのその「新サンセット」を余裕で落としていた。
「不二越」に二回ほどトライしていたが、最後ハングした核心部が
抜けられず、レッドポイントはお預け。
やはり登り込んでいない分、持久力が足りないようです。
でも、さすが!昔連れて行ったアイスで、ボルダームーブをやっていた奴です。
動きは良いです。あんまり頑張られるとすぐ抜かれそう。
適度にがんばれ~。


「不二越/10a・climber B君」


B君ここが抜けられず



僕はというと、「堰堤ルート」と「不二越」にヌンチャクセットでアップ後、
前回、オールナチプロのつもりが、一か所ボルト使ってしまった、「ジョーズ10+」へ。
前回来た時より、全然楽に感じてオールナチプロで行けました。
そのまま続けて「天覧11a」と思ったが、ルートがいまいちわからず、断念。
そして、「ウルトラマン12a」を取りつき3トライ目でRP。
ルートの作られた時より、地面が高くなり、スタート地点が高くなって
若干簡単になったらしい、グレードには少し疑問が残る?
でもルート事態は、なかなかバランシーで面白かった。

なんだかんだとやっていたら、時刻は18時前,
雑穀でこんなに長いこと遊んだのは初めてです。
いやーローカルですが、楽しい場所です。


のんびりお昼寝?Yさん












名張・香落渓

2012-05-14 | クライミング
5月12日(土)曇り

 久しぶりに、僕の好きなエリア名張香落渓へ、Nくんと行ってきた。
初の名張、そして、久しぶりのクラックだと緊張しているNくんと、
久しぶりの名張でのクラックでわくわくしている僕。
どのルートで苦しんでもらおうか・・ではなく、楽しんでもらおうか
前日から考えていた。

第一岸壁へ行く徒渉で、さっそくNくん洗礼を、
川の深さを甘くみていたのだろう、ズボンベタベタです。
第一岸壁は、僕たち含めて3パーティー、土曜日の割には
来てますね。


Nくん、深さを見誤ったようですな。

さっそく準備を整えアップがてら
『これなんですか/10a』へ
ハンドジャムが良く利き、フットジャムの練習にもなる、そして軽くハングしている
核心部が面白いルートだ。
さすがに、Nくんリードでは無理があるのでTPでトライしてもらう。
やはりハング部分で苦労しているが、だんだん分かってきたようで、
なんとか終了点到着。


続けざま、マルチの練習もかねて
サキサカを途中まで登り『花/10a』へ。
ダブルクラックからはじまり、ハンドジャムが気持ちいいくらいに決まってくれる。
クラックが一本になる個所が若干やらしい。
そして、最後クラックがなくなり終了点テラスへトラバースして上がるところが、
力こめてのマントルが緊張、楽しいルートです。
Nくんにはセカンドでギアを回収しながら、上がってきてもらいます。
最初からちょっと苦戦しているよう、どうしてもジャミングを
きめるのではなく、ホールドを探してしまうようですね。
最後のマントル部分は、這い上がりすぎてできずじまい、残念。

2本でかなり疲れてしまっているNくんには、少し休んでもらい
久しぶりに『スネークマン/11a』に取りつく。
30mほどあるルートで、クラックがきれてからのトラバースがなんとも
緊張する高ルートだ。
結果、クラックの細くなった部分で足滑らして、ワンテン。くやしい~。

最後に、10aとは思えないルート『直登』へ。
最初は、ハンドジャムが利くが、後半はフィストをうまいこと
使わないとむずい。途中使ってはいけないテラスの誘惑を振り払い
終了点目指す。
手の小さい女性にはきびしいか?

久しぶりに登った僕も、苦戦、何とかぎりぎりノーテンで抜けられた。
Nくんは最後の1、2メートルが上がれず、ごぼうで何とか上がってきてもらった。
大汗掻いてます、お疲れ様でした。

地上に降り立つと6時すぎていて、他の皆さんは撤収していました。

最後の徒渉では、Nくん来る時の反省から、ズボン脱いでパンツ一丁で
渡ってました。
いやー最後まで楽しませてくれる、名張、また来たいですね。


これなんですか/10a核心部、奮闘中Nくん





芹谷

2012-05-01 | クライミング
4月29日
今シーズン初の芹谷へHさんと行ってきた。
まだ蛭はいないだろうと高をくくっていたが、
やつらはそんなにあまくない。
もう結構な大きさになって僕たちの血を狙ってきていた。

さて、岩場に着くと誰もいない。早かったせいかとも思ったが、
その後も大阪のパーティーが一組だけ、静かな岩場となった。

それにしても、この日は暑かった。
風がない上に次第に日影がなくなり直射日光を浴びての
クライミングはちょっとしんどい。
どうも所によっては30度越えしたらしく、福井市でも30度を越えたようだ。
4時ころから少し風を吹き出し涼しくなってきたので
やる気は出てきたが、指がもう痛い。
ヌンチャクを回収し、宿題をのこして本日は終了。

大阪の方が言っていた、関電のコマーシャルが気になる。



芸術品

2012-04-14 | クライミング
         

福井クライマーの憩いの場、黒岩に昨年からできている蜂の巣を撤去してきた。
スズメバチは、女王蜂以外越冬しないらしいが、それでも岩場にあるのは
ちょっと気味悪い。

足元にはまだ雪が残っていた。
久しぶりに、練習がてらソロイストを使って登ったが、岩が濡れていて、
脆そうな部分もあったので、ちょっと緊張。
それでも、作業は30分ほどで無事終了。

         
もう動くことはないが、ずっと巣にしがみついている蜂が一匹だけいた。
今年は蜂が巣を作らないことを願うばかりです。



比良 北小松の岩場

2012-04-08 | クライミング

琵琶湖を眺めながらの気持ち良いクライミング
4月8日(日)快晴
滋賀県比良
メンバー:ベルグラKさん・Mさん・Yさん・Sさん・山猿

 以前から一度行ってみたかった、比良にある北小松の岩場へ行ってきた。
ルートは、10~15m(4.5ピン)くらいとそれほど長くなく、グレードも5・5~5.11までと
初心者向けの岩場だ。
そしてなんといっても、琵琶湖を眺めながらの、気持ち良いクライミングが
楽しめるのが何よりも良かった。

岩場までは、テントサイトからケルンや赤テープがあるところから入る。
最初は踏み跡がしっかりしているが、途中から急登のガレになる。
途中から赤テープもなくなりわかりにくくなるが、
それでも、まっすぐ登って行けば岩場に出るだろう。

大勢で行くとゆっくり休める場所はあまりない。
僕たちが行った日は、風も吹き、気温が低めだったので、
若干寒い時もあったが、日中を通して心地良かった。
南向きの岩場なので、夏場は暑そうだ。

岩事態、少しかけたり、脆そうなところもあった。
一応ヘルメットを持って行ったほうが良いと思う。

登ったルート
ノーズ(5.8)、スパイスマジック(10c)、スローダンサー(11b)、NEOダンサー(11ab)

空中分解(10c)、空高く(5.9)、エメラルド(10a)、ダーククリスタル(11c)それぞれOS 

若干限定がありそうなルートもあった。


空高く(5.9)/climberKさん


エメラルド(10a)オンサイトYさん


初の外岩とは思えない良い登りしますSさん


空中分解核心部を行くKさん。RP

外岩デビューの、Yさん、Sさん、二人揃って5.10aオンサイト。おめでとう。
Kさん久しぶりの外岩でも、良い登りします。
Mさんここでも宿題を作ってしまいましたね。次回のお楽しみと思ってがんばりましょう。