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~我々は皆少しおかしい(イタリアの慣用句)~

普段色々考えていることの日記です。

『サークル・オブ・マジック①魔法の学校』

2007年12月25日 | 小説・本
サークル・オブ・マジック 1 (小学館ファンタジー文庫)
デブラ・ドイル,ジェイムズ・マクドナルド
小学館

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日記捏造中……(執筆は12月28日)
というわけで、「ハリー・ポッター」の元ネタという謳い文句が書かれた本を手に取ってみました。

「サークル・オブ・マジック① 魔法の学校」 小学館ファンタジー文庫
著:デブラ・ドイル&ジェイムズ・D・マクドナルド
訳:武者圭子

ウォルターが好きだぁ!
いい奴だ、ウォルター。
しかも、かなり格好良いぞ!

おおっと、感想にならねぇ。
かなり、面白いです。
騎士見習の少年ランドルが魔法使いを目指して魔法学校に入学するのですが、
憧れた魔法学校での授業は厳しいもの。
あっという間に落ちこぼれてしまいます。
そしてそんな落ちこぼれ魔法使いに降りかかる過酷すぎる試練。
魔法は使えない。悪魔は来る。魔術師は行方不明。
どうなるランドル?
どうなる魔法学校?
どうなる世界?
息もつがさぬ展開で最後まで読み切ってしまいました。

著者は英文学の研究者だからか、
魔法のあり方や予言のあり方にものすごくこだわっていて、
そういうところが丁寧に説明されていたのが、
もう一つの面白さの秘訣かな、とも思います。

話の雰囲気は「ハリ・ポタ」の元ネタと言うよりは、
もろ「アーサー王伝説」
ということは、あれがこーなって、これがあーなるんだな、
と分かってしまう自分が悲しい……
良い意味で裏切られることを期待します。

でも、あれはあーなるんだろな……


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