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普段色々考えていることの日記です。

平 清盛 第44回「そこからの眺め」

2012年11月24日 | その他(感想)
第44回 2012.11.11放送
「そこからの眺め」

どんどん行きます。

え~、今回はとうとう重盛が亡くなります。
平家の繁栄もとうとう終りが近づきます。

その前にほんわか源氏パートから。
娘が生まれてデレデレの頼朝。
それを見ながら三浦義明と佐々木秀義は北条家の身を案じますが、時政は平家もそろそろやばいかもと言っています。

なんか、全く伊豆を離れた様子が見られなかった時政ですが、一応、ちょっと前に大番所で京へ出向いているんですよね。
そこで得た情報ですよね。その平家やばい情報は。
ちなみに京では若い後妻も得るんですが、その若い後妻が、前回ちらりと出た女性なんですが・・・・・・
うん、もういいや。

私は、三浦義明と佐々木秀義が出てきただけで満足です。
三浦義明の壮絶な死・・・・・・なんて、映らないだろうなぁ。(うん、もう分かっていますよ)

さてさて、そんなこんなで平家ですが。
案の定、重盛が死にそうです。
そして、盛子が死にそうです。
でも、今回は重盛がメインだよね、って思っていたら、意外にも公卿ズの面白顔芸が見れました。
細川茂樹さんも相島一之さんも有薗芳記さんも、いい顔するなぁ。
とはいえ、細川基房がノリノリになるとろくなことが待っていないという布石ではあるのですが。

重盛が亡くなると待っていましたとばかりに追い討ちをかける後白河。
「あいつをつつくには子供に限る」
と、ここで清盛が昔詠んだ無茶苦茶和歌が出てきます。

なるほど~
あのときは、何なんだこの空気が読めないギャグパートは( ̄◇ ̄;)
と開いた口が塞がらなかったが、こういう伏線が・・・

って、思えるか~!!ヽ(`Д´)ノ
だったら、もっと、空気読めよ!!
伏線が上手いという定評の脚本家かもしれないけど、これは朝ドラじゃないんだ。
大河ドラマなんだ。
伏線なんて、どうでもいいんだよ。
いや、どうでもよくないけど。
でも、そういう小手先の技みたいな伏線はどうでもいいんだよ。
それよりもっと、歴史の奔流のような伏線を張ってくれよ。

例えば、毛利元就の
「強弓が引けるようになったか」
みたいなさぁ。
※わからない人は大河ドラマ「毛利元就」を見て。緒形拳演じる尼子経久の男っぷりに惚れ込みますから。

さて、後白河の仕打ちに獣のように吠えた清盛はついに後白河を幽閉します。
ついでに基房を流罪にします。
ひえ~の有薗さん。
顔芸やりすぎです。( ´∀`)

とうとう頂点に、と喜びに打ち震える清盛。
そんな清盛に祇園女御が声をかけます。

「いかがにございますか、そこからの眺めは」

この言葉が、今回のタイトルでもあるのですが、最後アップになった清盛の見つめる先は

「闇」

いやぁ、構成は本当に悪くないんですよ。
最後に向けてなんか加速していってるなぁ、と思います。
それなりに伏線も回収していっているし、不満はいろいろ残るのはもうどうしようもないんですが、それなりに面白くなっていっている気がします。

いかんせん、既に44回というのが・・・

まぁ、しょうがないか。
あと少しのラストスパート。
失速することなく頑張って欲しいです。

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